長浜市議会 > 2018-09-13 >
09月13日-03号

  • "松本長治"(/)
ツイート シェア
  1. 長浜市議会 2018-09-13
    09月13日-03号


    取得元: 長浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    平成30年第3回定例会          平成30年長浜市議会第3回定例会会議録────────────────────────────────────平成30年9月13日(木曜日)────────────────────────────────────議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 各議員個人・一般質問────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 各議員個人・一般質問────────────────────────────────────応 招 議 員 ( 26名 )出 席 議 員 ( 26名 )  1番 宮 本 鉄 也 君            2番 千 田 貞 之 君  3番 鋒 山 紀 子 さん           4番 松 本 長 治 君  5番 多 賀 修 平 君            6番 伊 藤 喜久雄 君  7番 矢 守 昭 男 君            8番 佐 金 利 幸 君  9番 浅 見 信 夫 君            10番 鬼 頭 明 男 君  11番 斉 藤 佳 伸 君            12番 高 山   亨 君  13番 山 崎 正 直 君            14番 中 嶌 康 雄 君  15番 竹 本 直 隆 君            16番 西 邑 定 幸 君  17番 轟   保 幸 君            18番 柴 田 光 男 君  19番 草 野   豊 君            20番 中 川 リョウ 君  21番 藤 井   登 君            22番 吉 田   豊 君  23番 丹 生 隆 明 君            24番 中 川   勇 君  25番 押 谷 與茂嗣 君            26番 西 尾 孝 之 君────────────────────────────────────欠 席 議 員 ( 0名 )────────────────────────────────────事務局出席職員氏名 事務局長 改 田 文 洋 君         次長   岩 崎 公 和 君 副参事  木 田 小百合 さん        主幹   山 田   均 君────────────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名 市長     藤 井 勇 治 君       副市長    大 塚 義 之 君 総務部長 米 澤 辰 雄 君         総合政策部長 古 田 晴 彦 君 市民協働部長 北 川 賀寿男 君       市民生活部長 八 上 弥一郎 君 健康福祉部長 且 本 安 彦 君       産業観光部長 松 居 雅 人 君 都市建設部長 山 田 昌 宏 君       下水道事業部長藤 本 茂 良 君 防災危機管理局長        江 畑 仁 資 君       北部振興局長 栢 割 敏 夫 君 会計管理者  寺 村 治 彦 君       教育長    板 山 英 信 君 教育部長   米 田 幸 子 さん      病院事業管理者野 田 秀 樹 君 長浜病院事務局長               財政課長 内 藤 正 晴 君        藤 居   敏 君 財政課副参事 中 村 哲 夫 君────────────────────────────────────    (午前9時00分 開議) ○議長(松本長治君) 皆さん、おはようございます。 それでは、あらかじめご連絡申しあげましたとおり、会議規則第9条第2項の規定により開議時間を繰り上げ、これより本日の会議を開きます。───────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松本長治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において押谷與茂嗣議員鬼頭明男議員を指名いたします。───────────────────── △日程第2 各議員個人・一般質問 ○議長(松本長治君) 日程第2、これより議員個人による一般質問を行います。 一般質問に入る前に、議員及び当局の皆さんにあらかじめお願いをいたします。 一般質問については、全て質問席からの小項目一問一答方式といたします。回数は3回まで、質問時間は40分以内と決められておりますので、念のため申し添えます。また重複する質問につきましては、既に答弁されている内容を十分勘案いただき、省略または不足する内容のみにとどめていただくなどの調整をお願いするとともに、答弁に当たっても同じ回答を繰り返すことにならないよう簡潔明瞭に発言いただき、議事運営にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。 それでは、発言通告表の順位により順次発言を許します。 まず、宮本鉄也議員、登壇願います。 宮本鉄也議員。〇1番(宮本鉄也 君) (登壇)おはようございます。 まず、今回の台風で被災された方にお見舞い申しあげます。 初当選後の初めての一般質問で、光栄なことにトップバッターを仰せつかり、市民の方々に分かりやすい質問をしたいと思ってます。よろしくお願いします。 議長から発言の許可を頂きましたので、発言通告書に基づき、質問さしていただきます。 まず、西浅井地区、おでかけワゴンについて。 平成30年3月版の長浜市地域公共交通網形成計画によりますと、公共交通の改善・維持は、市民の移動手段を確保し、安心・安全に暮らせる環境の提供につながるとともに、人や物の交流・物流が増し、地域の活力を高めていく上で無くてはならないものです。とあります。ところが現実には、西浅井地区、豪雪地帯にもかかわらず、2WD、要するに後輪駆動、4WDではない車両をおでかけワゴンとして提供されています。その理由を教えていただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 公共交通の確保といたしまして、現在、長浜市内においてはコミュニティバスとして、西浅井地域でおでかけワゴンの運行をさせていただいており、議員ご指摘のように、この専用車両につきましては後輪駆動車を配備をさしていただいてるとこでございます。おでかけワゴンの運行に際し、駆動の方式にかかわらず、降雪時等につきましては全てのタイヤにチェーン装置をするなど、安全運行をお願いしているところでございます。 しかしながら運行業務受託者のほうからは、特に昨年の冬のように厳しい寒さが続き、それによる凍結への心配、あるいは降雪が長く続く時期での運行についての不安のお声をお聞きしているところでもございます。市といたしましては、安全運行の確保に向け、厳しい天候が想定される際等には予備車として登録しております4輪駆動車の運行等も対応さしていただいてるとこでございますし、降雪時の運行・運休の基準づくりなど、これらを含めまして公共交通の確保等、安心安全な運行の確保に、今後とも努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) 来年4月から菅浦線が開通されると思うんですけども、その車両も後輪駆動車と聞いております。始発が朝、菅浦6時前出発ということで、ちょっとした菅浦の道を、ちょっと雪降った中でチェーンを巻いて走るっていうのは大変だなと思います。そんな中でも、そういうふうにしてくださいと、いうことなんですかね。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 議員仰せのとおり、来年4月より路線等の形態も変更さしていただき、また新たにおでかけワゴンの路線としてお願いするところも出てくるわけでございます。今回の予定では、当初は同様の後輪駆動車の配備ということを計画いたしてるとこでございますが、車両自体につきましても、相当の走行距離等も取ってるとこもございますんで、順次更新等も考えていかなければならないというふうな状況でございます。 この点で、以降の更新等につきましては、ただ今頂きましたご意見等参考にさしていただきながら、導入する車両検討をさしていただきたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) 分かりました。よろしくお願いします。 次、2項目目、防災無線の再整備計画について。 小項目1、アナログからデジタルへの切替えについて、西浅井、余呉地区に現在設置されている戸別受信機をどう変更していくのか、お聞きします。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 電波法による無線設備規則が改正されたことから、本市が使用しているアナログ防災行政無線の機器が技術基準に適合しなくなるため、平成34年12月までに、長浜地区などのデジタルシステムを市内全域に拡張整備することとしています。デジタルの防災行政無線を拡張整備する際に、戸別受信機の整備は電波出力や費用などにより困難であるため、屋内への情報伝達手段として、安全安心メール緊急速報メール災害情報共有システム、いわゆるLアラート、緊急告知防災ラジオなどを活用することとしています。 また現在設置されているIP告知システムを区域内における情報端末として利用することは、引き続き可能でございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) この地区は、去年、原発の防災訓練時、原発にもし何かあった場合は屋内退避ということでなっていると思います。 このラッパを使った告知方法では、やっぱり屋内の場合聞こえないということが多々あると思うんですが、この場合、この地区においてはそういう事情を鑑みて、例えばFMラジオでも、各戸別にちゃんと配布するっていうのが筋ではないかなと思うんですが、いかがですか。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 先ほど申しましたように、屋内に、情報伝達システムといたしましては、安心安全メールをはじめ多くの多種多様による情報システムによりお伝えするという活用の予定をいたしております。今、議員仰せの市内、一地域におけます地域の検討につきましては今後進めてまいりますが、現在のところ、この多くの、多種多様なる情報システムにより連絡を伝えてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
    ○議長(松本長治君) 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) 分かりました。 小項目2、住民への告知活動について。 いろいろな形で活動しておられると思いますが、現状において十分に住民の方々が理解されていません。今後の対応についてお聞きします。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 防災行政無線の再整備につきましては、本年6月から7月にかけまして説明会を、自治会向けの各支所単位で7回、全市民向けに2回、開催させていただきました。また、併せて7月にはパブリックコメントを実施させていただき、長浜市防災情報伝達システム基本計画を策定し、再整備の方針を定めたところです。 今後、説明会等で頂きました意見を反映した実施設計に取りかかり、議会への報告をはじめ、屋外拡張スピーカーの設置位置などにつきまして具体的な整備内容を自治会と協議しながら、再整備に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) よろしくお願いします。 小項目3、防災無線の利用方法について。 長浜市防災行政無線局(同報系)運用規程の第6条には、防災無線を使うときは次の事項があった場合使うとなっています。1、地震、火災、台風、風水害等の災害情報に関する事項。2、気象庁が発表する重要な情報。3、住民の生命及び財産にかかわる緊急事項。4、定時試験通報に関する事項。5、市の広報、県及び公共機関からの依頼による広報に関する事項。6、市長が特に必要と認めた事項。とありますが、今年の4月17日、西浅井町塩津浜で起きた火災時、また7月の6日から7日にかけての国道8号線長浜市塩津地先から木之本町大音地先までの通行止め情報に関しては使われなかった理由をお聞きします。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 防災行政無線における放送については、議員仰せのとおり、長浜市防災行政無線局運用規程に基づき運用いたしております。 火災につきましては、市街地等において大規模な延焼火災になる恐れがある場合に放送することを想定しており、塩津浜での火災は湖北地域消防本部市民用メールにて周知させていただいたところです。 また国道8号線の通行止めについては、一部交通に支障をきたすことは認識しておりましたが、運用規程に基づく事項に当てはまらないと考えております。通行止めに関する情報は、滋賀県や市のホームページ、国道の道路情報板により道路利用者への周知をさせていただいておりました。 今後におきましては、こうした事象の情報を迅速かつ的確に収集し、運用規程に即した情報提供をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 宮本鉄也議員。 ◆1番(宮本鉄也君) 実際、市民の方は、今回のこの二つの出来事に対して知らなかったという方が本当にたくさんいらっしゃいましたんで、ぜひ使えるものはできるだけ使っていただいて、情報をちゃんと教えていただくいうことをお願いします。 以上で終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) 次に、高山 亨議員、登壇願います。 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) (登壇)発言通告によりまして、質問、提案をさせていただきたいと思います。 はじめに、私の公約の柱が、当たり前なんですが、市民の声を市政に、あるいは議会にしっかり届けるというものでした。これは当然のことなんですが、市民要求実現のためにしっかり取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ただ、今回の初めての質問なんですが、大変欲張りまして、四つの中身、よく見ると全て結構なお金が、予算が要るものばかりで、昨日の財政あるいは総務のお話によれば、今後精査をしながら健全な財政に向かって規模を縮小していくという話がありました。これはちょっと弱ったなというふうに感じているところですが、負けずにしっかりと説明をしながら、市当局に理解を求めていきたいと思います。 それでは、最初の第1、学校給食施策の充実について、お伺いします。 三つの項目ですが、一つ目、学校給食の地元食材の活用について、お伺いします。 長浜北部学校給食センターが2学期より稼働しました。北部一円の小中学校等に安全で安心できる質の高い学校給食を安定供給できる体制が整ったことには、まずはお祝いを関係者の皆さんに申しあげたいと思います。 私も開所式に参加させていただいて、見学あるいは試食をさせていただきました。思っていたより大変おいしかったのが、失礼ですが率直な感想です。アレルギー対応など、これまで担当されていた職員さんが継続して配置されるなど、今までと同じようにきめ細かい配慮をされているということで、関係の保護者、子どもさんにも安心できることと思います。 ただ、私の基本はやはり自校給食方式、それが理想だと考えておりますので、その立場で、以後の発言をしたいと思います。 給食センターという、大変大きくなりました、その大きくなったメリットの反面、これまでの小規模自校方式とは違い、融通が利かないことが多々出てくることがあろうかと思います。小規模自校方式の良さ、小回りが利く、温かいものがすぐに提供できる、あるいは地元の農産物を利用しやすい、そして子どもと作り手の給食の担当の方々との距離が近く、食育にも反映できるし、声が掛け合え、反応が見える、改善がしやすい、そういう非常に良い点が多々あったと思います。そういう良い面を、こうした大規模センター方式になっても、もう南部では始まっていると思いますが、続けていきますよう、努力、追求をお願いしたいと思います。 そういう立場で当局に質問をします。 特に地元農産物をできるだけ使っていきたいと、これまでも答弁をされているわけですが、地元食材、今までどおり活用されているのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 学校給食の食材につきましては、安心・安全な食材が安定的に供給されることが必要となります。給食センターでは、使用する食材として大量の物資が必要となることから、長浜市学校給食会において見積もり入札を行い、公平公正に納入先を決定しています。 地元食材の活用につきましては、主食の米は長浜市産コシヒカリの一等米を使用しており、副食で使用する野菜として、タマネギ、ジャガイモ、ネギなどの主要な16品目で、今までどおり、できる限り長浜市産を指定して、地元の食材を使用してまいります。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 今までどおりできるだけ使用するという答弁でしたので、そういう方向で、ぜひお願いしたいと思いますが、今までどおりにはいかないというふうにも農業関係の方から聞いております。なかなか大規模な形で大量に食材を仕入れるという、困難なところがあると聞いていますので、今までどおりにはいかないかなというふうにも理解できるんですが、何とか地元の方の手をかなり加えた、思い入れのある食材を学校給食で使っていただけるよう、今後の工夫をお願いしたいと思うんですが、そうした工夫や努力、何か取り組まれておられますか。そういう取り組みがありましたら紹介していただき、なければ、今後こんなふうに取り組むということがあれば、お願いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) センターの規模が大きくなったことで、発注時の数量が多く、入札に参加できないとのご意見もお聞きしております。そうしたことから、給食物資の状況を把握しながら、これまで月2回行っていた入札を、9月からは月3回に増やし、1回当たりの発注数量を分割することで少しでも多くの地元業者の方に入札に参加していただけるよう、工夫をしているところでございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 工夫をしていただけてるということで、少し安心をしましたが、ぜひ、地元の食材の利用率が今と変わらないか、あるいは増えていくような努力を、引き続いてお願いしたいと思います。 地元の農家の方は、子どもの成長につながる、そんなことになればやはり生産意欲も湧くし、安心できる食材を子どもたちも食べられるということにつながると思います。ぜひ努力を引き続いてお願いしたいと思います。 二つ目、小学校給食費の無償化の評価についてに移ります。 小学校給食費の無償化が、昨年2学期より他市町村に先駆けて開始をされました。保護者の皆さんからも大きな歓迎の声が上がり、市としても子育て支援の一環として、全国に誇れる、強くアピールできる中身になっていると感じます。毎年これに2億5,000万という結構な予算が投入されていると聞いていますが、長浜市のここに懸ける思いが伝わってきます。そしてまた、これからも続けていく施策だと聞いております。 市当局にお伺いします。まずは、昨年から始まりました小学校給食費無償化に対する市民、保護者の評価、どんなふうにつかんでおられるか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) この小学校給食費の無料化は、国難と呼ばれる人口減少、それから少子高齢化が進む我が長浜市にとりまして、実は大変大きな決断でございました。 この施策は、決して福祉政策ではございません。地域を元気にして、そして子育て世代から選ばれるまちとなるための子育て支援策でございます。子どもたちは未来を担う大切な宝であります。元気な体づくりの重要な時期である小学生時代の給食費を無料化して、子どもたちの成長を市民全体で見守り育んでいこうと、こういう思いで、平成28年度の2学期から始めたものでございます。全国の10万都市以上では長浜市が初めての施策であります。 これまで、この施策についていろんな場でご意見を伺ってまいりましたが、長浜市は子育て支援策が充実しているので、彦根、米原から引っ越しをされてきたというお話や、家計が助かっているのでぜひ継続してほしいというお声も頂いております。 そして本事業は、市民全体で支えていくという趣旨で取り組んでおりますので、小学生の保護者だけでなく、市民全体の評価を頂くために、昨年度から長浜市満足度調査で確認をいたしているところでございます。 本事業に対する調査結果については、この自由記述欄で反対のご意見を数件頂いておりますが、昨年度同様、今年度も、満足度ポイントが非常に高く、引き続き重点的に取り組む必要がある事業と区分けされ、市民の皆様からは、子育て世代の人だけでなく、高齢者の方からも、総じて高評価を頂いてるものと考えております。 地域全体で子どもたちを育てるという無料化の趣旨を、大人だけでなく、子どもたちにもしっかりと丁寧に伝え、感謝の気持ちを持って、残さず頂いていただくよう、食育も併せて進めてまいりたいと思っております。 これら調査の結果や皆様のご意見を踏まえるとともに、長浜市の宝である子どもたちの健やかな成長のために、引き続き取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 保護者、市民からも大変高い評価を受けていると受け止めていただいてる、そして続けて取り組んでいきたいという決意を、市長自ら語っていただきましたので、大変ありがたいなと思います。 そうであれば、義務教育という点では同じ中学校卒業まで、ぜひ給食費に関しても公費負担、一気に拡充していただけないかと、そんなふうに思います。 県内の他市町の中学校給食の状況ですが、ご存じかと思いますが、いまだ弁当対応の大きな市町があります。大津市、草津市、守山市と。ただこれらの3市も、2年後にはセンター方式に切り替える、守山市だけは自校方式で始めると、今日でしたか、新聞報道にありましたが、そんなふうに変わってきていますが。中学校給食無償化を実現しているのは、残念ながら豊郷町という、近隣の市町ではそこだけのみになっています。逆に言えば12万都市でこれを実現していくということは、更に大きなインパクトを与えるのではないかと考えています。 中学校給食費を公費負担にする意義については小学校と同じだと考えます。これまでも当局が答弁されていましたその中身を紹介しますと、学校給食は、子どもの心身の健全な発達と食に関する正しい理解や適切な判断力を養う上で重要な役割を担っており、経済的な不安なく給食を食べることで、子どもたちの情緒を安定させ、落ち着いた学校生活を送ることができると考えていると、こんなふうに答弁をされています。ぜひ、そういう立場で、小学校だけではなく中学校にも拡大をしていただきたいと。 最近、学校状況を聞きますと、生徒の、子どもの暴力行為が増えてるとか、あるいは学校不適応、情緒不安定な子どもが増えていると聞いております。そういう観点からも、中学校にも、安心できる、そういう給食体制を作ることは非常に学校教育にとってもプラスになると考えます。義務教育に責任を負う市の立場から、早急に中学校給食費の公費負担、無償化の予算化を図っていただきたいと思います。 今年の3月議会でも、竹本議員が質問をされまして、それに市当局が、中学校まで拡充していく考えで検討していきたいと、こう述べられています。ぜひその方向で、検討なんですが、早急に実現の方向でやっていただきたいと、そういうふうに要望しながら、市当局の現時点での、中学校まで無償化を拡充することについての市の見解を求めたいと思います。 ○議長(松本長治君) 高山議員、これ(3)の小項目の質問に移ったっていうことで、よろしいですね。 ◆12番(高山亨君) はい、そうです。 ○議長(松本長治君) 分かりました。 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 全市民を挙げてお支えいただく給食費の無料化につきましては、体が丈夫になり、運動能力が増し始める小学生の健やかな成長のために、また子育て世帯が抱える経済的負担の軽減により、安心して産み育てることができる環境整備のために、小学校給食費の無料化をしっかりと遂行していくことが最重要だと考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) つまり中学校についてはまだ考えていないということでしょうか。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 中学校に対しましては、小学生のような体力づくり支援というよりは、学力向上も含めた教育環境の充実の支援に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 先ほど言いました公費負担の意義、小学校における意義と中学校は全く、成長期に伴って若干違いますが、食に関しては同じではないかと考えます。これまで市のいろんな対応を見ていると、検討したいが、やはり予算、結構なお金がかかる、そういうことでなかなか進まないというふうにも聞いています。ぜひ財政事情、長浜市の財政規模からいうと決してできない予算規模ではないかなと考えています。 ちなみに聞きましたら、中学校まで拡大をすると1億5,000万でしたか、それぐらいの予算が必要と聞きました。今の倍は要らない、でも1億を超える額が必要だと。ですからそれなりに市全体で、これは頑張ってやろうというふうにならないと実現できない中身かと思いますが、昨日も浅見議員が代表質問で財政的な問題を指摘しましたように、決して、大きくなった長浜市でこれだけのことをやるのに全く金がないというわけではないと。必要性を感じるかどうかということかなと思います。 市民からは無駄と思える公共事業、そういう点でいろんな批判の声を聞いています。ぜひ、そういうことに使うんではなくて、福祉や子育て支援、市民サービス向上にぜひ使ってほしいという声を聞きます。特に駅前開発の2本目の橋に約8億円ですか、市からは4.8億円ほど使ったということを聞いています。そういう、単純に比較はできませんが、予算の使い道を、やっぱり市民本位にしっかりと考えていっていただきたいなと。ぜひとも、必要性は感じておられると思いますので、中学校まで学校給食、これを無償化、公的負担の方向で考えていただきますよう、よろしくお願いいたします。 それでは一つ目、終わります。 二つ目、子ども医療費の公費負担について、移ります。これも同じく、給食費と同じように結構なお金がかかりますが、いきます。 一つ目。小中段階まで子ども医療費、これは通院医療費を指します、それを無料化することについてお伺いしたいと思います。 給食費と並んで、もう一つ負担を抑えることができれば子育てが大変安心できるものになるのが、子どもの医療費ではないでしょうか。どれだけ健康に気を付けていても、病気やけがをします。子どもの医療に関して親としては放っておけないので、金があろうがなかろうが受診をしに行きます。結果として、昨今の収入が増えない中で、税金、保険料、諸物価が上がっていく、そういうところから家計が圧迫をされ、病気がちのお子さんを抱える親御さんにとっては大変な負担となっています。 この8月末、請願が出されました。子ども医療費助成制度の拡充を求めるというものです。女性団体からですが、給食費と併せて、この医療費、これを無償化することについて市民の要望があると、しっかりと受け止めていただきたいと思います。 市当局も、その必要性については感じておられるというか、これは何とかしたいなと考えておられるのが県への要望の中にきちんと出ていましたので、これは大変ありがたい話で、前進しているかなと思っております。ただその要望の文章に、こういうことを要望している強い政党要望があってと、何で政党要望っていう表現になるのかなと。これは市民の要望であって、代わって私たちが議会で質問をしたりしていることなので、そこがちょっと残念ではありましたが、今回、請願も出ております。 強い市民要望としてしっかりと受け止めていただいて、県頼みではなくて、県に頼ってもなかなかいつになるか分かりません。また保障範囲もどうなるか分かりません。市として独自に子育て支援策、先ほど言われましたように、長浜市の子どもを長浜市民全体で見守っていこう、支えていこうと。安心・安全な長浜市のキャッチフレーズからいって、子どもの医療費を無料化することについても積極的になっていただく、その意義は十分にあると思います。 現時点での、この子ども医療費、通院医療費の無料化、これに対する当局のお考えを求めたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(八上弥一郎君) お答えをさせていただきます。 長浜市の少子化対策、子育て支援といたしまして、限られた予算の中で、より効果的に成果を出すため、本市では選択と集中によりまして、平成28年4月から多子世帯への保育料の軽減、また同年9月からは小学校の給食費無料化を実施をいたしてるとこでございます。またこれ以上の子ども医療助成制度の拡充につきましては、救急診療を含めました受診全体の増加が見込まれ、医師や看護師などの負担が大きくなり、現在の医療体制に負荷がかかることが想定されます。 したがいまして、現時点では通院の無料化を中学校卒業まで拡充することについては、考えておらない状況でございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 救急医療体制の負荷が非常に大きいというご指摘でした。以前は。 質問の2番目に入っていきます。コンビニ受診が増える、そのことで医療体制が十分でないことから大変になるということで、この問題についてはなかなか難しいと答弁をされてきたように思います。 今は、小児医療だけではなくて、救急体制という形で最近は答弁をされているわけですが、私はコンビニ受診という言い方が出てきたように、無料化になったらすぐに医者にかかる、特にかからなくてもいいのによくやって来る、急に無料化になったら受診が増えるというふうな指摘をされてるように感じるんですが。今、親も子も、暇な子はいないと。わざわざ医者に出掛けて、あそこで何時間も待ち合いをするような、そんな子も親もいないのではないかというのが基本です。やむなく受診をしに行くと。そのときに、高い医療費を何回も負担になるか、あるいは無料になってよかったなと、安心できる形で受けられるかという違いかなと思うんですが。 以前、老人医療費が無料化になったときに、病院が高齢者でいっぱいになったと、サロン状態だと、そういう問題が出てきましたが、それと、この子どもの医療費無料化という状況は全く違うと考えています。 少し前の研究報告なんですが、慶應大学、京都大学の大学院の教授の研究結果で、助成拡大をしたところで入院数は減るというデータを出されました。つまり、事前に、重くならない段階で医者にかかることができて、それで重病にならない。逆にそれを放っておいて入院が増えたというふうなことで比較をされています。私も、医療費を気にせずに気軽に診療ができる、そのことで重い症状にならずに安心して子育てができる、それが一番いいのではないかと考えています。 若干、もちろん診療が、診察が増えるかとは思いますが、お考えのような、救急体制が混乱をするとか負荷が大変だと、そういうことにはならないと考えていますし、逆にそのことが理由でこれを導入できないというのは、その救急体制の不備そのものが大きな問題ではないかと思います。 そこで2番目の質問になりますが、受診が増えるという根拠、つまり救急体制が、大変負荷がかかる、その根拠をお尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(八上弥一郎君) コンビニ受診につきましては、小中学校の子ども医療費の無料化を実施をされました米原市民の方が、長浜赤十字病院におきまして、受診をされた内容を確認をいたしましたところ、平成25年から29年の間で子どもの数は約11%減っているにもかかわらず、平成26年度の無料化以降、平成29年までの患者の数は1.5倍に増加しているというデータがございました。そのことから、無料だから軽症でも休日等を問わず受診する、いわゆるコンビニ受診といわれるものの根拠としているところでございます。 また小児医療の体制不備ということにつきましては、湖北地域において小児科医が少なく確保が難しい状況という答弁のことをおっしゃっていただいてるかと存じますけども、ここ数年、小児科医療機関は、日赤の小児科医の増加もございまして、以前よりは小児科医療体制は改善はしつつございます。今後、引き続きまして医師の確保でございますとか医療体制の充実に向けまして、努力をしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 根拠については分かりました。確かに増えているということだと思います。無料化になって行きやすくなった、その直後の心理的な状況かなというふうにも推測をするんですが、増えていくということは私も感じますが、大幅に医療体制が混乱するようなことになるとは考えていません。増えたとしても、医療体制がしっかりとやられる、そんな状況を早く作っていただきたいというふうに思います。 混乱を招かない医療体制、それを確立していただきながら、子どもらがいつでも安心して受診可能な、そんな長浜市になるよう、ぜひとも。お金は、聞きましたら2億5,000万です。給食費と同じような額が必要だと聞いています。これまた相当な額なので簡単にいかないとは考えていますが、ぜひとも基金を使うなど、将来こんなふうに進めていくという検討をしていただきたいと思います。 次の質問に移ります。 三つ目、しょうがい者福祉の充実に向けた支援策です。 1、これについては、はじめに、ここに書かれている事業名が間違っていました。正確ではありませんでしたので、次のとおりに訂正をお願いします。強度行動しょうがい者通所特別支援事業と。関係部局には事前の問い合わせ等で訂正をさせていただいておりますが、改めてここでお詫びを申しあげます。事業名が正確ではありませんでした。 強度行動しょうがい者ということで、聞き慣れない、私も最近初めて聞いたしょうがい種別なんですが、強度に適応行動しょうがいを見せるしょうがい者ということです。パニック、自傷行為、器物破損、他者への危害、突発的に声を出したり、走り出す、てんかん発作などが頻繁に起こる、著しく処遇困難な方というふうにされています。ですから通所施設において、これは大変だということで国の施策が始まり、今は県の施策になって、県と市の折半補助になっている事業です。このことについて、お伺いしたいと思います。 しょうがい者福祉については、どんなしょうがいがあっても同じ人間としての尊厳が守られる、幸福追求を同じようにできるよう社会全体が取り組んでいくことが、もう皆さんの既に認識になっていると思いますし取り組まれてきていると思います。ただこの施策については、しょうがい基準、期間限定という条件があり、それが厳しいが故に、本来対象となるべきものが事業を受けられない状況にあると聞いています。そういう前提で、この取り組み状況踏まえて、独自の支援策の必要性を、市としては考えておられるかどうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 強度行動しょうがい者の通所特別支援事業につきましては、事業の拡充ということで、県内各市町と併せて実施していただく事業所からの聞き取りに基づきまして、県と市町の会の中で議論を行っておりますが、適切な行動関連項目点数や加算の算定可能期間の年数につきまして、明確な結論が今なお出ていないという状況でございます。 長浜市といたしましては、平成30年度、国の報酬改定で拡充されました生活介護士事業所に対する重度しょうがい者支援加算の事業に対する影響というものも注視しつつ、県内の各市町と同一歩調で強度行動しょうがい者の通所特別支援事業を実施していくというふうに考えております。 ご案内の、市独自のということでございますが、現在、県がメニューで持っています重度しょうがい者包括支援事業の中に、重症心身しょうがい者入浴サービス加算事業がございます。これについては、拡充のご要望が、保護者あるいは事業者さんから強くございます。本市としましては、市単独事業として、この事業についは継続して実施していくということで考えておりますし、また本事業の拡充については、県の拡充への要望を行っているというのが現状でございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) そういう状況だということなんですが、この事業、この強度行動しょうがい者の通所特別支援事業で、対象となって補助を出している人は何人おられますか。あるいは、幾つの事業所がありますか。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 現在の対象者の人数ということでございますが、平成24年度からの制度開始以来、本事業の対象者は、今年度お一人の方が初めて対象になられたという状況でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 関係者に聞きますと、点数的には長浜市で109人該当すると聞いております。ところが3年という限定期間がありまして、それがあるが故に、この事業が始まる以前から通所をされている方には適用されないので、109人いても全く事業の対象にならないと。そのうちの一人が、今、対象になったというふうにお聞きをしましたが、この事業の本来の趣旨からいって大変おかしなことではないかと考えます。 それが故に、他市町では独自措置として、期間限定を取っ払って、点数も改正前、今は15点が10点になったんですかね。その15点の段階でも10点に下げて拡大をしながら補助を出しているということを聞いていますので、ぜひ他市町にならって、長浜市独自で、一度にこの109人を対象にして補助を出すというのは、また大変なことかと思いますので、半分ぐらいとか、あるいは事業所に一人補助を出すとか、いろんな工夫をしながら、拡大、補助を受けられる人が増えるように、ぜひとも検討をお願いしたいと思います。 それでは二つ目の質問にいきたいと思います。しょうがい者の就労確保について。 どんなに重いしょうがいがあっても、普通に仕事ができ、普通に楽しんだり旅行ができる、普通に暮らせるなど、ノーマライゼーションなりインクルージョンの考え方で、しょうがい者福祉が取り組まれています。特に就労支援、これは社会とつながる、生きがいにつながる、そういう支援になっています。現在の就労支援の実情、長浜市の状況をお尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) まず、一般事業所におけますしょうがい者雇用の状況でございますが、法定雇用率がございます。2%ということで、これを達成している滋賀県内の企業の割合ということでは、29年の6月現在の法定雇用率で見ますと、滋賀県の企業さんは約60.7%の企業さんが法定雇用率2%を達成していただいてるということでございます。全国平均は50%ということでございますので、県内の企業さんの達成率は高いというふうに言えます。 またハローワーク長浜での管内での達成率につきましては、約62から63%、これはしょうがいの程度によって違いますけれども、滋賀県あるいは全国の状況と比べ、市内、管内の達成率は非常に高いというのが現状です。 また、しょうがい者の福祉的就労の状況でございますが、この4月現在でございますが、就労移行支援につきましては、32人の方、また就労継続支援につきましては357人の方が利用を頂いておりまして、年々増えてるというのが現状でございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ありがとうございます。 福祉就労については、湖北管内、かなりの事業所があり、多くの方を受け入れているというふうにも聞いていますが、養護学校の生徒さんの保護者や子どもさんに聞きますと、だんだんと定員がいっぱいでなかなかどこに入れるか不安であると、そんな声を聞いています。どうも、たくさんあってもそれを上回るしょうがい者の方が求職、いわゆる福祉就労を求めているというふうに聞いていますので、今後、福祉就労の事業所が増えるような市としての支援を、ぜひお願いしたいと思います。 三つ目の項目に移ります。しょうがい者の就労に係わる課題とその取り組みについて。 今との関わりでもありますが、今後どのように、不安が解消できるような取り組みがしていただけるか、市当局にお伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) しょうがいのある方の雇用者数は、国の法定化もございまして増加傾向にあるというのは事実でございますが、その一方で、国の統計によりますと、就職されて1年後の定着率というんですか、離職率ともいいますが、定着率が約7割から5割ということも調査結果もございます。就労された方の定着支援ということが、まずもって大きな課題でないかなというふうに考えているところです。 その課題に対する取り組みとしましては、就労定着支援事業という事業がございますが、担う事業所さんが、湖北圏域管内には2か所ございますが、これを増やしていくというところの施策、それと市内の福祉サービスの提供事業所さんに対しましても、就労定着支援事業所の開設に向けた依頼あるいは協議を進めさしていただいてるところでございます。 なお特別支援学校の就学中から就労のアセスメントあるいは就業の体験、それと進路の個別懇談を実施しまして、しょうがい者の方が持つ個々の課題を早期発見、早期対応することで、スムーズな就労につなげる取り組みもさしていただいておりまして、卒業後もアフターフォローを行っておるところでございます。 それともう一つは、福祉就労から一般就労への移行ということで、これもステップアップされる方に対しましては、現在、長浜米原の自立支援協議会の中で、いろんな事例の検討会を行っておりますほか、ケース会議あるいは個別面談を進めており、計画相談事業所、また作業所さんと連携強化に努めてるというところでございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ありがとうございました。 幾つかの課題はあるようですが、引き続いて、就労に向けてご支援をお願いしたいと思います。ハローワークが民間のほうでの雇用の責任を負うといわれていますが、しっかりと連携を取っていただいて、求職者に応じた就労場所の確保が不安なくできるようにお願いしたいと思います。 それでは四つ目の中身に移ります。福祉職の人材確保とその支援策について、お伺いしたいと思います。 三つの項目で組み立てましたが、1番目、滋賀県介護・福祉人材センター、湖北介護・福祉人材センターの取り組みと市の連携について、お伺いしたいと思います。 既にさまざまな形で介護の人材を、あるいは福祉の人材を、不足しているその状況を克服しようと努力をされている、それについては聞いております。その連携及びその成果について、お伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 滋賀県介護・福祉人材センターの取り組みということでございます。まず滋賀県介護・福祉人材センターの湖北におきます事務所は、長浜市地福寺町にございます市民交流センターの1階をお借りしまして、そこに開設をいただき、常勤の職員さん置かれてご案内に努めていただいてるというのが、まず現状でございます。 介護・福祉人材センターでは、福祉の仕事を探してる求職者、それと人材を求めてる事業所との橋渡し、あるいは多様な人材層の介護職場への参入促進や就業の支援、それと潜在の有資格者の皆さんの就業の支援、それと新しく介護職員になられる方への定着の支援、それと職業生活あるいは個人の方のキャリアの形成支援といったことで、福祉人材トータルの育成、定着に係る事業を実施するという目的で設置をされているものでございます。 長浜市とこの福祉人材センターとは、年4回になりますが、ハローワーク長浜さん、それと湖北地域の介護サービス事業者の協議会さん、それと長浜米原のしょうがい者自立支援協議会の皆さん、それと米原市と合わせて連携会議というのを開催をさしていただき、情報交換、それと人材確保に向けた取り組みの検討をさしていただいているという状況でございます。 実績・成果でございますが、介護・福祉人材センターの紹介から就職につながった件数としましては、昨年度、この湖北圏域で11人の方が就職につながっております。また今年度も既に3人の方が福祉分野に就職をされており、相談件数も40件頂いているということでございます。それとこの8月に開催いたしました長浜米原福祉の職場説明会を開催さしていただきました。今年度は、昨年の約2倍以上の方、35名の方が会場にお越しをいただきまして、来場者からは、介護や福祉分野の仕事の知識、それと現場の生の声を聞くことができ、参加してよかったとの声を頂いております。これらがまた新たな人材の確保につながることを期待してるところでございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) ありがとうございました。 いろいろな取り組み、連携をされているということで、ありがたいとは思いますが、その成果も一定出ているものの、やっぱり現場では介護者、福祉職の職員が不足をしている、常に募集をかけないと事業が成り立たないというふうに聞いています。今、11名、あるいは相談40件とありましたが、その2倍から4倍が求職者、事業所が求めている求人の数だと聞いておりますので、続けてお願いしたいと思うんですが、介護問題、もう皆さん、身近な問題として考えておられますし、昨日の鋒山議員の質問等にも少子高齢社会の問題が出ています。私は要介護高齢者の、介護を受けなければならない方々がやっぱり増えていくという問題で、それを担う介護人材、そのことをしっかりと市当局も、何とかしなければという危機感を持っていただきたいなというふうに思います。 7年後、団塊世代が全て75歳以上になる平成37年、全国で38万人不足をする、県では3,500人ほど、そして本市では200人を超える介護人材が不足すると統計が出ております。推測が出ております。ここ十数年、介護・福祉の人材確保は正念場ではないかと考えています。ここにおられる皆さんも、あと数年、あるいは10年、20年となれば、介護施設あるいは介護のサービスを受ける側に回る。高齢者の者の2割が、今、要介護高齢者としておられます。自分の身になって、何とか良い介護サービスを長浜市で提供できるような、そんなことを、ぜひ考えていただきたいと思います。 二つ目の質問です。市内の介護職の充足率、介護人材確保の対策について。 今、介護の不足については申しあげましたが、市当局が考えておられる、認識しておられる状況、それから人材確保の対策、先ほどもセンター等の連携とか、ほかの連携もありましたが、それ以外の対策等ありましたら、よろしくお願いいたします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) まず、不足の現状ということでございます。湖北地域の有効求人倍率は、30年の7月末でございますが、全体的に、全産業では1.33という数字が7月末の数字でございますが、介護・福祉関係は4.46というのが7月の状況です。具体的に数字申しますと、有効求人数290名が出てますが、求職者数は65人というような状況でございます。これがずっと恒常化しているというのが現状でございます。このため、本市のみならず滋賀県もでございますが、介護人材の確保は最重要課題という位置付けをさしていただき、さまざまな取り組みを行っております。 本市では、今年度新たに三つの補助事業も開始させていただきました。一つ目は、介護職員を目指す人を応援する福祉・介護新規参入促進の助成、二つ目は、再就職した介護職、経験者を応援する潜在介護人材の再就職支援、三つ目は介護職員を目指す外国人の方を応援する外国人介護職員養成研修修了者支援事業補助金。三つでございます。併せて、中学校等の福祉・介護の出前授業、それと市の広報の特集は、8月1日号で福祉・介護の現場の方々にも出ていただきまして特集記事を組まさしていただきました。併せて事業所向けの研修会、また介護ロボット活用や人材確保等の事業所向けの研修会を実施をしております。 県におきましても、トータル的な福祉意識の醸成とか、多様な人材の参入促進、それと事業所と介護人材のマッチングの強化、人材育成定着促進の四つの柱で、さまざまな取り組みが行われております。基本的には、市、県連携して、この福祉介護人材の確保に努めていくと、そういう取り組みを一層強化していきたいという思いでございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) さまざまな取り組みを確かにやっておられます。それから県の社会福祉協議会も貸付制度で県内、介護人材をできるだけ集めようと努力をされています。 それにもかかわらず、なかなか集まらないのが現状です。一つ、その対策を考えるのに、昨日、新聞に介護職の方の意識調査が出ておりました。労働組合日本クラフトユニオンというところがまとめたものなんですが、介護職員の3割が退社を意識していると。その理由、賃金が低い。これがやはり最多だったと出ています。介護・福祉に人が集まるかどうか。やっぱり賃金、待遇が良くなるかどうか、これにかかっているのではと思います。 仕事の中身に合わない、非常に大変な仕事、専門性が求められる介護の仕事になっています。それに対して大変低い賃金のままになっている。行政や社会の最大のこれからの課題だと私は考えています。国ももちろんそのことを考えて、介護離職ゼロっていうスローガンを出しました。おおっと思ったんですが、実際に確かに待遇が若干上がった、これは大変ありがたいことなんですが、それでも格差はなかなか縮まっていないというのが現状です。国をまず動かすことがもちろん基本なんですが、それを待っていては長浜市の介護が、サービスが成り立たないと私はちょっと感じています。 長浜市の要介護高齢者の介護サービスの担い手が本当にいなくなる、そういう可能性もないことはないと聞いております。ぜひ待遇改善、これを進めていきたいと思います。 最後、三つ目。介護・福祉職の大幅な待遇改善について、市独自の待遇改善の施策、いろいろなことを取り組まれていますが、保育士の待遇改善のような、ああいう取り組みができないかという前提で、この問題について市の見解を求めたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 待遇改善ということでございますが、現在、介護保険、しょうがい福祉サービスにおきましては、介護・福祉人材の処遇改善の加算制度等がたびたび改定され、設けられてるというところで、漸次改善の方向にあるということは間違いないというふうに思います。 来年10月には消費税率の引き上げがされるという前提で、制度拡充も予定をされております。介護人材等の処遇改善につきましては、公費1,000億円程度を投入するという方針も示されているところでございます。本市といたしましては、こうした制度改正が適切に各事業所さんで適用されるというところについて、指導、助言に努めてまいるというところをしっかり取り組んでいきたいというふうに思ってるところです。 以上です。 ○議長(松本長治君) 高山 亨議員。 ◆12番(高山亨君) 国に対してしっかりと引き上げを求めていく、それは一緒に大いにやらしていただきたいと思いますが、先ほども言いましたように、湖北地方というのは、やはり人がなかなか北へ、滋賀県内でも北へ向いて来てもらえる方は非常に少ない。地元の人をどれだけ地元で頑張ってもらえるかという観点でいろんなことを考えないといけないと思っています。そういう意味から、市独自、長浜市独自でいろんな施策をするというのは非常に重みがある、大事ではないかということで、これまでのいろんな施策についても、もっともっと市民サービス向上のために頑張っていただきたいなと思っています。 介護士の待遇改善、雇用と結び付けて、ぜひ長浜市でもっと考えていただけたらという提案なんですが、観光や、それから企業誘致、産業振興、そういうもので雇用を生み出すというふうに努力をされているんですが、そこに福祉サービスの事業所、これもしっかりと雇用対策の中に組み入れてもらえないかと。そういう観点で介護事業所を支援する、そのことがひいては介護人材が集まることにもなる、そういうふうにも考えます。 雇用政策、定住政策、福祉人材確保、解消、一石二鳥や三鳥になる作戦ではないかと思っておりますので、ぜひそういう検討を願いながら、これまで四つの提案をしてきましたが、いずれも億を超える金がかかります。しかし長浜市の財政事情から言って、できないことはないと考えております。ぜひとも市民サービス向上、特に子育て支援、そういう観点、そして高齢者が安心して暮らせるまちは、やっぱり若者世代も将来安心できるかなと、そんなことにもつながります。安心安全長浜市が実現できますよう、これらの施策の検討をぜひお願いしたいと思います。 以上で私の質問を終わります。(拍手) ○議長(松本長治君) それでは、ただ今から、10時25分まで休憩をいたします。    (午前10時11分 休憩)    (午前10時25分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。議員個人による一般質問を続行いたします。 斉藤佳伸議員、登壇願います。 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) (登壇)日本共産党の斉藤でございます。 私、今回7月の市会議員選挙で、市民の皆さんのたくさんの支持を頂きまして議会へ送っていただきましたことは、やはり市民の願い実現のために私は尽くさなければならないかと、このように考えております。どうか、市当局の幹部の皆さん、また市長はいろいろと市民の願い実現のために、どうかご尽力賜りますよう、お願いをいたします。また、今、後先になりましたが、西日本豪雨災害、また北海道の地震、21号の台風の被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申しあげまして、質問をさしていただきます。 市長、不倫問題について、お伺いさしていただきます。 日本共産党に寄せられたアンケート及び市民の声について、お伺いさしていただきます。『週刊新潮』の3月8日号は、人妻を自宅に泊める長浜市長の公的愛人支援の報道記事は、郵送によって市内全戸に配られ、多くの市民の関心事となりました。また7月の市会議員選挙を前に日本共産党に寄せられたアンケートには、市長はあれだけ問題を起こしたんだから、いつまでも居座っているんかと、辞めないのかといったような意見や、市長と市議会のなれ合いが目に余るといった意見や、また、市長は責任を取るべきだなどと、多くの意見が寄せられました。また、市議選中にも多くの市民の声が届き、共産党4議席で市政の転換を、もう共産党しかない、藤井市長の説明責任を求めてください。などと声が寄せられましたが、市長は、この市民の声をどのように受け止められましたか。これを問いたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 平成30年6月議会で竹内議員が全く同じ質問をされておられます。私はその際にも、何ら法律違反、道義違反をしていないと答弁をさしていただきました。したがって斉藤議員には、アンケートに回答された多くの方々に、私の答弁した内容を丁寧にご説明いただいて、ぜひ誤解を解く活動をしていただきたいと。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 私の聞いているのは、今、市長が法的な問題には関わっていないといったようなことを言われておりますが、市長として、このアンケートの内容についてどのように考えておられるかということをお尋ねしてるんですよ。市民の声ですよ。こういったことが書かれている、この声をどのように受け止められているかといったようなことを聞いてるんです、私はね。ちょっと答弁をお願いします。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 重ねて答弁いたします。 そのアンケートについては、私は何ら法律違反、道義違反はしていないと、既に6月議会で竹内議員に答弁してるんでございます。その私の主張を受け入れないで、ということは民主主義ではあり得ない。したがって斉藤議員は、私の答弁を、多くの方から来たんだとおっしゃるわけですから、ぜひとも伝えていただいて誤解のないようにしていただきたい。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 『週刊新潮』の週刊誌の報道が、全国津々浦々に広がりました。そういった中で、この見出しには、人妻を自宅に泊める長浜市長の愛人支援というようなことで、本当に長浜市民の名誉を傷つけたようなことになっております。またこの記事の内容の中には、藤井市長が夜に帰宅すると、時をおかずに部屋をノック、帰るのが決まって早朝というようなことが書かれているわけでございます。 ここまで書かれているのにもかかわらず、何ら私は法的にも道義的にも問題はないと言われているのは、本当に、市民にとって本当に心痛い情けない答弁だと、このように私は思うんであります。しっかりと説明していただきたい、このように考えます。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 私は既に議会で説明を申しあげておりまして、説明責任は果たしております。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 市長がそういって突き放していると、市民を突き放しているといって、私は理解いたしました。こういった中で、本当に市民生活、本当に12万市民のトップである市長がこのような行為を一切認めない、書かれたことに対して何も言わない。情けないことでございます。 こういったようなことを、今後、更に追及をしてまいりたいと考えております。 また3番目、『週刊新潮』に、記事の訂正と謝罪を求めること、及び名誉毀損で。 ○議長(松本長治君) ちょっと斉藤議員、    (2)はどうなりましたか。先ほど、再々問ではなく、2番やったんですか。 ◆11番(斉藤佳伸君) すんません。今、1番と2番、混同したわけでございますが、今、市長の答弁聞いておりますと、1番、2番、変わりない答弁だと思いますので、3番へいきます。 ○議長(松本長治君) 2番はなしということですね。 ◆11番(斉藤佳伸君) なしというか。はい、分かりました。ほな2番、いきます。 『週刊新潮』3月8日号について、『週刊新潮』3月8日の、愛人といわれる女性が市長の宅に泊まったという記事は事実かどうか。これね、今も先ほども、私、週刊誌は読みましたが、そういった中で、女性が泊まったかどうか、これはっきりしていただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) どうも斉藤議員はご存じないようでございますが、地方自治法第132条、これを熟読していただきたい。議会の会議又は委員会において、無礼の言葉を使用し、他人の私生活にわたる言論はしてならないと明記されております。 したがって、ただ今の斉藤議員の質問は地方自治法に明らかに抵触しておりますので、議員としての見識、資質、教養を保つためにも、ただ今の質問の撤回を求めます。更に斉藤議員は、憲法守れ、法律を守れと普段から立派に活動されております。議員に就任されたわけでございますから、法律の順守を強く求めます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、市長がそのようなことを、法律には違反してない。また私の言っていることは本当に市長に対する無礼なことであるといったようなことを言われております。そういった中において、私は、申したのは、週刊新潮社が書いている記事のことを問うてるんですよ。これをはっきりしていただきたいんですよ。私たちはこの記事を読んで、市長はどうしてるんかと、12万市民のトップである人がこのように記事を書かれて、私たちの市長ですよ、そういったようなこと書かれて、それ責任は一切ないといったようなこと言われているのは、ちょっとはき違いされているのではないかと思うんですよ。 しっかりと市長の考えを述べていただきたいと思うんです、私の問いに対して。議長、違いますか。何ら私の問いに対して、市長はたぶらかしておられます。事実かどうかということを聞いているんですよ、私、議長。 ちょっとしっかりと答弁するように求めてくださいよ、議長。 ○議長(松本長治君) 再問でよろしいですね。再問ですね。今の、再問でよろしいですね。再問でよろしいですか。 ◆11番(斉藤佳伸君) 議長に問うてるんですよ。 ○議長(松本長治君) じゃあちょっと待ってください。市長に。ちょっと進行の状況で休憩をいたします。暫時休憩いたします。    (午前10時38分 休憩)    (午前10時38分 再開) ○議長(松本長治君) それでは、休憩前に引き続き、再開いたします。 ◆11番(斉藤佳伸君) 市長、今、述べたようなことをしっかりと答えていただきたいと、このように思います。 週刊誌に書いてることは事実かどうか、いうことを私は聞いてるんですよ。それについてしっかりと述べていただきたい。私のせいにされるのはおかしいと思うんですよ。週刊誌を見て私は判断してるんですよ。このようなことを書いてるが、どうかということを言うてるんですよ。それを、私の、憲法をしっかり守れとかどうたらこうたらて、今、市長が言われましたけど、市長、これに対してしっかりと答弁してくださいよ。週刊誌に書いてるんですよ。これはどうかということを聞いてるんですよ。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) もう既にこの週刊誌の報道について、私の代理人である弁護人を通じまして、新潮社に対しては抗議と謝罪を求めておるところでございます。事実無根である、名誉を毀損しているという抗議をいたしております。 既に経過も説明をいたして、説明責任はいたしております。
    ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 記事の訂正を求める、謝罪を求めるといったようなこと言われておりますが、何ら名誉毀損とかそういったようなことで訴えるとか、そういう行為にはなされていないと、このようなことですよね。水掛け論ではないわな、何遍聞いてもそのような話になってこようかと思いますが、徹底的に追及をしてまいりたいと思います。 3番目。週刊新潮社に記事の訂正、今の話ですね、記事の訂正と謝罪を求めること及び名誉毀損で告訴することについて、市長は長浜市民の代表であるからには、このような不名誉な報道に対して記事の訂正と謝罪を求め、名誉毀損で告訴してけじめをつけることが求められていますと。それをするつもりがあるのか、ないのか、問います。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) ただ今の斉藤議員の質問も、平成30年第2回定例会において、竹内議員の質問と全く同じでございます。竹内議員にお答えしたとおりでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、市長のお話聞いておりますと、引退した竹内さんに報告したとかいったようなこと言われておりますが、実際、私が今、聞いとるんですよね。告訴するつもりがあるのかないのか。なぜできないのか、これをはっきりと言っていただきたい。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 冒頭、議長から同じ質問、同じ回答は繰り返すなというご指導もございましたので。ございますが、あえて申しあげます。竹内議員に答弁したことを重ねて申しあげます。 地方自治法に基づいて設置されている監査委員会というのがございます。これは極めて、監査委員は独立した権限を有しまして、行政運営が公平公正にチェックされているかという機関でございます、委員でございます。その監査委員の皆さんが、報告を頂きまして、私の正当性、そして私の名誉は回復されたというふうに受け止めております。 なお、この監査結果を否定する、あるいは制度及び監査委員を否定するものでございますので、これもお話をしておきます。更に私は弁護士と協議をいたしました。その結果、新潮社を被告として訴訟を起こせば絶対に市長が勝利できるというアドバイスも頂きました。が、同時に、既に監査委員の報告によって違法性がないということが明らかになりましたので、新潮社と訴訟するのではなく、市長としての責任を全うすることが大切であるという弁護士からのアドバイスも頂きました。更に、訴訟を起こして第三者を巻き込んで争いをするということは、私の本意でもございません。これらを踏まえまして、私は新潮社を訴えるか否かについては、現在、静観をいたしております。したがって、しっかりとけじめはついてるのでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、市長は監査委員の結果は十分、監査委員さんは、私をそういう、事実無根だといったようなことが言われているといったようなことで、言われておりますが、実際、やはり公人として、実際長浜市から給料をもらっておられる市長ですよね。市民からものすごい不安の声が上がってるんですよ。先ほどもアンケートの内容を申しましたが、そういったことに対して、何ら一言も答えない。そして何か言うと、監査委員の了解を得ているから問題ないと、このようなことばっかり言われてるんですよ。自分の心、説明責任というものをしっかりするべきだと思うんですよね。このようなことをしなくて、本当に市民が付いてきますか。そしてまた行政の職員、模範になれますか、市長。このようなことでは、一切、この行政、本当にまともに今後進んでいくか、私は不安を残すところでございます。そういった中で、今後しっかり襟を正して、そしてやっていっていただきたいと思います。 最後に、公人である市長、離婚調停中であったとはいえ人妻を自分の部屋に泊めた。公人として許されるか。問題であると。全国では、女性スキャンダルで多くの首長が辞めていると。この問題をプライバシーの問題として放置するのは許せませんと。我々はこの問題の真相究明のために、6月でしたか、73名が原告となり長浜簡易裁判所へ提訴しているのであります。真相が明らかになるまで、徹底的に追及してまいる次第でございます。 次に、農業問題に移らしていただきます。 今、本当に農業、大変な時期にきているわけでございます。そういった中で米価も暴落をし、そして後継者もいない、こういった農業の事情でございます。第1次産業、国土保全、そしてやはりそれが肝心なことでございます。昨日の議員さんの答弁の中で、農地はどうしてるんだと、保全しっかりやってるんかという答弁もございましたが、ますます耕作放棄地が増えてくるのではないかと危惧するわけでございますが。この1番目、長浜の農地8,000ヘクタール、10年後、誰が守っていくんか。どうなるのか。私が認定農業者と懇談する中で、今後10年は農業を続けるが、その後はやめるとの声が圧倒的でありますと。長浜市農業の深刻な事態を直視し、その現状を分析し、どう打開するのか、対策を聞きたいと思います。また長浜市の農業者の実態、2015年度の農業センサス、総数2,270人、59歳以下が610人、60歳から69歳、810人、70歳以上、850人と、後継者がいるのは認定農業者の38%、全農業者の37%。10年後、15年後の長浜市の農地8,000ヘクタールを誰が守るのか、重大問題です。このことについて、当局はどのようにお考えですか。質問いたします。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) まずもって斉藤議員のほうには、多年にわたりまして農業委員としてご活躍をいただきまして、直近には副会長という重責も担われまして、本市の農業振興にご貢献いただいたことをお礼申しあげます。ありがとうございます。 ご質問の内容でございますけれども、この問題につきましては、本市のみならず全国的な課題であるというふうに認識をいたしておりますし、この農業政策を推進するに当たりましては、国の農業政策と不可分なものであるというふうに認識をいたしております。 市の現状といたしましては、平地におきましては米、麦、大豆の土地利用型農業に取り組む大規模農家の支援、それと水田野菜や施設園芸による新規の若手農業者が就農しやすい環境づくりを進めることといたしております。また中山間地域など条件不利地域におきましては、農村まるごと保全向上対策や中山間地域直接支払交付金等を活用し、集落ぐるみの活動あるいは集落営農組織により農地の保全を進めてまいりたいと考えております。 とりわけ、昨日の代表質問でもご説明申しあげましたとおり、今後の農業といたしまして、本市の6次産業化に向けて独自の取り組みをいたしておりまして、小谷城スマートインターチェンジ周辺地域におきまして、本市の基幹産業である農業を軸に据えた、あるいはそれに派生する関連産業も含めたアグリビジネスによる活性化を目指した拠点を整備いたしまして、長浜のアグリビジネスモデルとして、市全域に展開をするということで、持続的な農業振興につなげてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、ご答弁いただきましたが、市の答弁で、本当にこれ再生するんかね。6次産業、またスマートインターのことでアグリビジネスを積極的にやっていくといったようなことを言われておりますが、やはり後継者がいない、これはなぜでしょうか。実際、今、米価が生産費を下回っている中で、この問題になぜ触れないのか。今、米、麦、大豆、また野菜といったようなことは言われておりますが、後継者がいないんですよね。なぜ後継者がいないんか。生活ができないからですよね。皆、都会へ出てしまうからですよね。 この米価の問題について積極的にアピールして、米価問題、対策していただかなければならないかと思うんですよ。生産費に見合わない米価になってるんですよ。このようなことでは絶対に、いくらなんぼええこと言うても、定住しません。そしてまた農業というのは、3K職場で、若者に嫌われております。そういった中で、やはりしっかり米の価格をしっかり保証する。若者がしっかりとそこで仕事して文化的な生活ができるような対策を考える、これが根本だと思うんですが、どのようにお考えですか。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 先ほどもご答弁申しあげましたけれども、この農業施策につきましては、国の政策と不可分な部分がございます。ただ今ご質問にございました米価につきましては、これも長浜市独自の対応は若干難しいものであると考えておりますが、長浜市といたしましては、新規就農対策で市独自の取り組み、あるいは所得向上のために、施設園芸、水田野菜の転換に対して、例えばビニールハウスの支援を拡充するなど、そういうところで努めておるところでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、話を聞いておりますと、米価の問題は長浜市だけでは解決するもんでないというふうなことを言われておりますが、やはり声を大にして国のほうへ言っていただかなければ、これはみんなが黙っていたら市民の願いというのは通じませんわね。そういったようなことで、しっかりとものを言うていただきたいと、このように思いますし、そして以前は食管法というものがございました。食管法、食糧法。またその後、食管法や食糧法がございまして農業は守れましたが、自由化の波が来て潰されまして、そして今現在では市場原理で米価が動いているわけでございます。猫の目行政と変わらないような状況で米価が下落、一方的に下落しておるわけでございます。そういった中で、今後どのように、市としてどのようにしていこうと考えておられるのか。若者にハウスや園芸とか言うても、この中山間地の農地、本当に届かないとこ、かゆいところに手が届かないようなところ、どうするんですか。答弁求めます。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) いわゆる中山間地域など、条件不利地域におきましては、農村まるごと保全向上対策でございますとか、中山間地域におきましては直接支払交付金という制度がございます。こういうもので集落ぐるみの活動や集落営農により農地の保全を支援してまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、集落ぐるみの環境こだわりの、農業保全をやってもらうといったようなこと言われておりましたが、それでは守れないと思うんですよ。細かい白地の農地や、それで中山間地の農地、これ若者がいないと耕作放棄地になってまうんですよ。だんだんとなってきて、B分類から、B分類になったらB分類を積極的にこれ外してしまって、もう農地でないようにしてしまったりしてやっておられるんですよね。実際、農業委員会ではやってましたわね。 そういった中で、やはりしっかりと目配りができる農業やらんことには、これ8,000ヘクタールの農地守れまへんわ。そういうことで、しっかりと今後、考えていただきたいと、このように考えるわけでございます。 次、2番の戸別所得補償について、復活を求めるということについて、お伺いいたします。 米の価格が生産費を上回ったのは、1990年から2015年の間、26年で、わずか8年でありました。あとは赤字続きです。民主党政府が作った戸別所得補償制度は、1反1万5,000円でございました。長浜市に落ちる金が6億円でした。自民党政権になりまして半分に抑えられ、7,500円となり、これも市に落ちる金が3億円と減ってまいりました。 そういった中で、これ、今年の4月から戸別所得補償制度が廃止をされ、米1俵60キロ当たり約850円の値下がりと、米価が下がったのと同じだと、このように考えるわけでございますが。大規模農家ほど打撃が大きいのであります。これについて、どのようにお考えですか。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 戸別所得補償制度については、平成25年度から経営所得安定対策として現在も継承されております。ご質問の趣旨は若干事実誤認がございますので、前回のご質問のときも同様に訂正をお願いしたところでございます。なおご指摘、ご質問の部分につきましては、米の直接支払交付金が廃止されるというもので、所得補償制度が廃止されるというものではございませんので、あらかじめちょっとお断りをしておきます。 なお、ただ今、国において廃止をいたしました米の直接支払交付金の相当部分につきましては、水田の有効活用や農地集積の対策を拡充することで、経営のコストダウン、所得向上を図ることとしております。今、ご質問がございました大規模農家につきましては、国の担い手確保・経営強化支援事業等を活用され、高性能機械を導入することが可能となっており、むしろ経営の安定を図ることができるものと、制度上はなっております。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今のこの戸別所得補償制度の廃止といったようなことで、今、ちょっと言い方が違うというようなことで指摘がありましたが、この補助金が一切なくなったわけでございます。そういった中で、ほかに、水田に野菜を植えろとか、そしてまたそれに見合う収益を上げよといったようなことで、政府のほうから言ってきてると思いますが、実際に米作って飯食えないといったような現状になっとるんですよね。米に対する補助金が今まで下りていたわけでございます。ね。それに対して、どう考えているのか。だんだんと、小さな農家、そして私も農業やって40年ほどになりますが、その中で140反経営しておりますが、この戸別所得補償制度が廃止になりまして、私、90万の収入が減ります。一般企業で言いますと、3か月分の給料が未支払いになるようなことと同じように、私、思うわけでございます。こういった中で、やはりしっかりと戸別所得補償制度復活を求めよと、政府に要請をしていただきたいと、このように考えるわけでございますが、どのように考えておられますか。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 繰り返し申しあげますが、農家の所得補償制度は今も維持されております。直接支払交付金がなくなったということでございます。 ただ今のお話でございますけれども、水田をフル活用するということで、農家の所得を補償しようとするものでございます。更に米に限って申しあげますと、飼料用米ですとかWCS用の稲を生産することにより、経営方針は若干異なりますけれども、水田の活用の直接支払交付金というのが措置をされておりますので、そういったものをご活用なりご検討いただきたいということでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) これは、再々問になるんですか。どやったいな。もう一遍やる。 ○議長(松本長治君) いや、次が再々問です。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今年、私、農業委員会、7月までやらしていただいておりました。農業委員会の総会の中で、戸別所得補償制度の復活を求める決議をいたしまして、私、5月に上京いたしまして、県選出の国会議員にこの請願を提出、決議書を提出したわけでございます。こういった中で、彦根市におきましても、市議会の中で決議されて請願は出されております。そしてこの長浜市においても、やはりしっかりと農家の所得を守れといったようなことで、この直接支払交付金をなくすなといったようなことで、国のほうに直接、ものを申していただきたい、このように思うわけでございます。 今、飼料米とか、いろいろと申されましたが、それはごく一部のことでございまして、小さな農家もやはりちゃんと手厚い補償ができるように、米価が守れるようにしていただきたいと、このように考えるわけでございます。そういった中で、しっかりとこの8,000ヘクタールの農地を守るためには、米価を上げなければ解決できないんですよ。誰もこの8,000ヘクタールの農地を守れないんですよ。赤字続きの農業に誰が就農しますか。 そういったようなことで、十分理解をしていただきまして、しっかりと国のほうに申し出をお願いしたいと思います。 次、括弧3番目にまいります。小規模農家を守ることについてといったようなことで。 担い手に農地集積をした結果、ほ場整備ができていない田、10ヘクタールが一括返還された集落に農業者がいなく、作り手がなく、耕作放棄地になるのではないかと懸念されている集落がありますと。また集落に農業者が二人、集落の農業生産組合を解散する、農地を早く売りたい、自治会活動が停滞、また集落機能の低下、集落のコミュニティも希薄になるなど、懸念されている事態が次々と出ている中、小回りの利く小規模農家を守っていくべきではないかと考えるが、当局はどのように、この3番目の問いに対して、どのようにお考えを持たれているのか、お尋ねいたします。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 本市におきましては、兼業農家を中心とした小規模農家が地域の中心的な担い手として農地農村集落を守ってまいったと認識をしておりますが、これは農家のみならず、地域の伝統産業ですとか、いわゆるちりめん、ビロード等、地域で営まれている小規模な事業者が地域を守ってこられたというふうに認識をいたしております。 しかしながら、時代の推移とともにライフスタイルや価値観、あるいは経済環境が大きく変化をいたしまして、小規模農家のみならず製造業や小売店等サービス業も同様に離農や廃業等、あるいは都市部への人口流出というのが進んでおるのが現状と認識をしております。こうしたことが集落機能の低下につながっておるものと認識もいたしております。 本市といたしましては、農村まるごと保全向上対策、あるいは中山間地域直接支払交付金制度を活用いたしまして、地域ぐるみで農地を守ることによりまして、集落営農や小規模農家が営農しやすい環境づくりを支援しておるところでございまして、むしろ他産業よりも丁寧な対応を行っておると考えておりますけれども、現状におきましては、農業政策だけではこういったものに限界があるものと考えております。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、ご答弁いただきましたが、本当に集落が崩壊していくような状況になってこようかと思います。今、申しましたように、白地と、また青地が混雑したような地域、その中で、もう本当に大型の農家が入っても機械が入らないとか、水路が直してないから作りにくいからもうやめるといったようなことで、110反ほどこの10月に地権者に返すといったようなことを言われておりました。その中で地権者に、農地を直すから4分の1の負担をしてくれないかといったようなことで問われたところ、もうわしは何とかする、ほっとくんやといったような声も出ております。 こういったことについて、今までの自民党農政で、こういったことができてきたわけでございます。これを改めて、やはりしっかりと、大きくするのではなしに、やはり地域を守って集落がしっかり機能するような農業にしていかなければ、この日本は崩壊します。また兵糧攻めで事が起きれば、食料は何一つ入らなくなってまいります。そういった中で第1次産業というものは、しっかりと国また市町で守っていかなければならないかと、このように考えております。 こういった中で、やはり当局はしっかりとそういったことを肝に銘じて、しっかり、上から言われるままに政策をするのではなしに、やはりこのまちに合った農業政策を積極的に取り入れていただいて、そして国にもしっかりと意見を申して、そしてこの第1次産業、農地を守るために全力を尽くしていただきたい、このように考えます。 また4番目に入ります。 農機具リース制度について、お伺いいたします。 農政のほうにちょっと資料はいっていると思いますが、愛知県の豊田市では、市とJAが共同して定年帰農者を育成を図っている。やりたい農家、続けたい農家のために、JAと共同し、低額で使いやすい農機具リース制度を作り、規模の小さい集落営農の支援が必要と思いますが、当局の考え方、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 小規模な農業経営におきまして、短期間しか使用しない高額な農業機械をリースあるいはレンタルするということは、一見有効な選択肢として考えられがちでございますけれども、作付けあるいは収穫など、農作業の特性上、機械の使用ニーズが特定の短期間に集中するということから、結果としてビジネスとしては成り立たず、現状では普及がしていないというのが現状でございます。本市も、同様の理由から導入は難しいものと考えております。 なお、本年3月に改定をいたしました農業活性化プランの中におきましては、ご質問にございました定年帰農者についての、担い手としての支援のプランも盛り込まさせていただいたところでございますので、ご紹介をさせていただきます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今、豊田市の例を挙げてリース制度の件を申しあげましたが、やはり全国見ていただいても、多々いろいろされているところがあろうかと思いますので、積極的に調査をしていただいて、本当に使い勝手のいいような、そしてまた農業をしたいと、また最後、老後の一つの人生のつえとなる、農業は本当に生き物を育てるためにやっているわけでございまして、老後のつえになりますので、やっぱり命の大切さということで励みが出て、老人が生き生きとしていこうかと思います。そういったところについては、積極的にご支援していただきたいと思います。 また集落営農、小規模農家がだんだんと経営がやっていけないといったようなことで、集落営農に、より一層のご支援を賜りたいと、このように考えます。 時間もありませんので、次にいきます。 5番目、台風21号による農業被害、これについてどのように把握されているのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 先の台風21号の本市の農業被害につきましては、9月7日11時現在で、湖北農業農村振興事務所が関係機関から被害調査を取りまとめております。その結果によりますと、主にビニールハウスに被害がございまして、市内各地で125棟の被害が確認をされております。 また農作物被害につきましては、キャベツやブドウなどに、強風による被害や浸水被害が合わせて約4ヘクタール確認をされております。そのほか、JA等との意見交換のほうによりまして、直接、台風被害ではない可能性もございますが、雨の被害、天候不順によりまして若干の作況不良が見込まれるというようなことを伺っております。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) ありがとうございます。 21号の台風でハウスが本当に甚大な被害を被ったといったようなことで、私も現場を見てまいりましたら本当にひどい壊れ方がしていまして、何とか支援をしてかなければならないかなと、このように考えるわけでございますが、去年の21号台風、去年も21号が来たらしいです。その中でハウスが倒壊して、そして資本を注入して、そして再生をしたといったような農家もおられます。それがまた21号台風で倒壊してしまったといったようなことで、本当にもう生産意欲を失っている農家がありますといったようなところが見受けられますので、やはりしっかりと再建のために、いろんな手立てを取っていただきたいなと。調査をしていただいて、手立てを取っていただきたいなと、このように考えております。 融資に対しては、無利子で融資を受けられるような手当てとか、いろいろ工夫があろうかと思いますので、そういったことをお願いしたいと思います。 また木之本、余呉町のほうにおきましては、獣害対策におきまして防護柵、それが強風によりまして樹木が倒れて、そしてその下敷きになってしまったといったようなことで、その樹木の撤去が大変だといったようなことで、それをしっかりと市の応援でしていただいて、やっぱり獣害の柵を積極的に直していただいて、獣の被害に遭わないように、農家の人に喜んでもらえるような施策を取っていただきたいと思いますが、どうお考えですか。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 先の台風被害等につきましては、建物被害というような部分につきましては、まずは各農家さんにおきまして農業共済制度などの保証制度ができておりますので、そちらで対応していただくということがまず第一かと考えております。 更に国あるいは県の支援施策が検討されているやにも伺っておりますので、市もそういったものには対応をしてまいりたいと考えております。 更に、今、お話のございましたビニールハウスでございます。被害が集中をいたしておりますが、長浜市といたしましては、先ほど来申しあげておりますように、水田野菜、園芸作物の生産拡大というものに力を入れておりまして、ビニールハウスの設置の補助制度を拡充してきたというような政策の方向性がございます。これは被害対策ということではなくて、こういった作物を奨励してまいるというような政策でございますので、その政策の実現ができるような方向で、対応を整理してまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) どうか、被害に遭われた農家に対しては、手厚い手当てをしていただきたい。そして今、議長、ちょっと、今、獣害被害についてまだ申されていませんので、獣害の倒木について。 ○議長(松本長治君) 斉藤議員、これ、ちょっと、暫時休憩いたします。    (午前11時20分 休憩)    (午前11時21分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今の防護柵の被害、それはしっかりとまた見ていただいて、対策をお願いしたいと思います。 次に防災情報伝達システム、デジタル化について、質問いたします。 デジタル化によって十分伝達ができるのか、問いたいと思います。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 防災情報伝達システムのデジタル化につきましては、現状の長浜地区などのデジタルシステムを全域に拡張することを基本として、整備計画を策定させていただいたところです。 屋外拡声スピーカーの整備に当たっては伝搬調査を実施し、市内全域に情報伝達ができることを確認しつつ進めてまいります。また屋内への情報伝達として、長浜市から配信する安全安心メール、国から配信されるJアラート、非常時にテレビやラジオを通じて避難情報等を流すLアラート、屋外拡声スピーカーから流れた内容を電話で再放送が聞けるテレフォンサービス、スマホなどの携帯端末に情報を伝える防災アプリ、県域ラジオ放送事業者による防災情報を配信する自動起動型緊急告知防災ラジオなど、さまざま、多種多様な手段で市民の方々に情報伝達できるよう、基本計画に従い整備を進めてまいります。 以上です。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 屋外スピーカーの件について問います。 本当にこれで、風雨やそういったときに、障害なく伝わるんですか。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 屋外スピーカーにつきましては、風等の配慮もいたしまして調査をいたし、方向等を変えさせていただいて、聞けないというときにはまた調査をさしていただいて変えさしていただいております。それを屋内と連動させているということでございますので、屋外につきましては、そういう形で進めさしていただいとるところでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 屋内の伝達方法で防災ラジオといったようなことが書かれておりますが、これについて、これは希望者に有料で、どういう具合に配布されますか。 ○議長(松本長治君) 斉藤議員、ただ今の再問に対する再々問になりますので、内容は、今、屋外スピーカーについて聞かれてますので、この再々問は、それはちょっと。最後です。どうぞ。 ◆11番(斉藤佳伸君) 防災ラジオにつきましては、やはり希望者に積極的に無償で配布していただくよう、お願いしたいと思います。 2番目、戸別受信機の廃止に伴う自治会の放送設備の確保についてといったようなことで、先日も、防災担当の課に行ってまいりまして、戸別受信機をどこが使っているんかといったようなことでお尋ねいたしましたら、びわ、虎姫、高月といったようなことで、コミュニティ放送、各集落に放送されているといったようなことでございます。これを戸別受信機が廃止されることによって、集落の放送ができなくなるといったようなことが出てきますので、それをしっかりと確保というか、その手当てをしっかりしていただきたいと思いますが、どうですか。 ○議長(松本長治君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) 今回の防災行政無線のデジタル化により、戸別受信機が使えなくなり、二次利用としてのコミュニティ放送ができなくなることから、事前の説明会などにおいて、代わりとなる放送設備の導入支援のご要望をお聞きしております。 自治会のコミュニティ放送設備につきましては、自治会活動支援の一環として、自治総合センターのコミュニティ助成制度を活用して屋外スピーカー整備への財政支援を行っておりますが、戸別受信機の放送設備は対象となりません。また戸別受信機による放送設備の導入は、各戸に設置する分、全体のコストが高額になり、自治会員の負担が大きくなります。今日ではより安価な情報通信技術が発達しており、これらの活用も含め、自治会活動の支援を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) 今の戸別受信機の廃止に伴う各集落の放送設備ですが、やはりこのびわにおきましても防災無線が導入されたときに、そっちに移り変わってもよろしいよといったようなことで移り変わったわけでございます。そういったことから、無償で、しっかりと手当てしていただくよう、検討を願いたいと思います。 次にまいります。 デマンドタクシーについて、長浜市のデマンドタクシーの更なる改善を求めてまいります。 長浜市地域公共交通会議では、デマンドタクシーの利用向上を図るために、従来の停留所継続を基本に、地域内診療所を中心に停留所を増設、地域外に新たに停留所を設置、10月より実施される。先の市議会選挙中に、この問題について市民の皆さんにお話をし、朗報と喜んでいただいております。高齢者の皆さん、デマンドタクシーに対する関心の高いことを知ったところでございます。 一方、びわ、浅井地区におきましては、利用者の多くが高齢者であることから、拠点病院である市立長浜病院、長浜日赤病院の地域外停留所の要望をという声が多く聞かれておりますので、高齢者にとって乗り換えが想像以上に困難で、デマンドを諦める人も多くいると聞いています。公共交通の事実上取り上げているびわ地域など、デマンドタクシーは高齢者にとって大切な交通手段で命綱です。 このような状況を踏まえて、当局はどのようにお考えでありますか。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 本市のデマンドタクシーは、木之本地区を除きまして、従来の路線バスの利用状況から特に経営面において運行の維持が困難となった路線を対象として、バスの代替交通としてデマンドタクシー制度に転換しているものでございます。 この運行区域は、従来の路線バスの運行区域を基本に運輸局から認可を受けております。市の地域公共交通会議の議論の中でも、基幹交通となる路線バスを利用いただくことが基本であり、デマンドタクシーの区域設定については、路線バスの利用者の減少とならないように、あるいはタクシー事業の圧迫につながることのないように求められているところでございます。 このような理由から、乗り換えのないデマンドタクシーによりどこへでも行けるという運行については、困難な状況でございます。しかしながら議員仰せのとおり、利用者の多くが高齢者であり、今後もその傾向は高まると考えておりますので、地域内の停留所の増設など、利用者満足度を高める取り組みにつきましては、今後とも進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 斉藤佳伸議員。 ◆11番(斉藤佳伸君) すんません。今、高齢者の利用が多いわけでございます。どこの施設行ってもバリアフリーとかそういったようなことが、手当てがされております。 このびわや浅井の地域において、デマンドタクシーを利用して、そしてびわ支所に行って、そしてまた乗り換えて目的地へ行くといったようなことで、本当に乗り換えが不自由になっているわけでございます。そういった中で、積極的にそういった意見を取り入れていただきまして、デマンドが活用できるような方向をしっかり進めていただきたいなと思います。 ついこの間も、9月11日に高齢者の方から手紙が来ました。本当にこういったことに対して、免許証を取り上げてしまって交通の便が不自由だといったようなことで、デマンドをよろしくお願いしますといったような訴えも出ておりますので、当局が。 ○議長(松本長治君) 時間は終了いたしました。 ◆11番(斉藤佳伸君) よろしくお願いをいたします。 以上です。(拍手) ○議長(松本長治君) 次に、押谷與茂嗣議員、登壇願います。 押谷與茂嗣議員。 ◆25番(押谷與茂嗣君) (登壇)それでは質問に入らさしていただきます。 その前に、私、1年間、質問から遠ざかっておりました。大変、この1年間でいろんな課題がありましたが、今回はその課題も、当局に聞きに行けば処理できることは当局にお伺いをして処理をさしてもらい、この長浜市政になくてはならない基本方針のことに絞り込んで質問をさしていただきたいと思いますので、副市長、よろしくお願いをいたしたいと思います。 まず今回、大変、西日本の豪雨に始まり、北海道の地震に終わるといいますか、長浜市もご多分に漏れず、台風20、21号で大変被害を受けられました。受けられた皆さん方にお見舞いを申しあげるところでございます。 それでは質問に入らさしていただきます。 職員力の向上に向けた取り組みについて、お伺いをいたしたいと思います。 1点目。職員力向上に向けた基本方針は、既にご案内されてるとおり副市長もご存じだと思いますが、この中で、この基本方針について副市長がどのように考えておられるか。一つ、職員一人一人を信じ、また職員に任せた仕事は問題が伴うことは連帯で責任を負う。またその後いろいろ問題が発生した中で、市長の自ら判断があると思いますが、職員と共に考えて処理されていくという具合に考えておられるんでしょうか。まず第1点目、よろしくお願いいたします。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 1年ぶりのご質問で、非常に緊張感を持って答弁をさせていただきたいというふうに思います。 職員力向上の基本方針は何かということでございますが、長浜市職員に求められる力は、今後5年後あるいは10年後の未来に、市民が長浜で暮らす幸せを実感できるような長浜市を経営する力を身に付けることだというふうに思っております。 そのためには、まず職員一人一人が市職員としての自覚と誇り、そして長浜市のために役に立ちたい、市民のために役に立ちたいという意識を持ち、自ら職員力を高めていく努力を続けることが大変重要であるというふうに考えております。自ら率先して行動できる職員力、そしてそれらを結集して発揮できる組織力によりまして、一丸となって長浜市の未来のために挑戦し続けながら、市民力、地域力との相乗効果を生み出せる職員を目指す姿として、職員力向上に日々取り組んでいるところでございます。 ご指摘がありましたように、職員一人一人の能力を高めるとともに、これを集結した組織力を高めながら、日々研さんしているところでございます。 ○議長(松本長治君) 押谷與茂嗣議員。 ◆25番(押谷與茂嗣君) 職員を信じて、判断力とかいうのがそれぞれ職員には分からないときもたくさんあると思うんですね。やっぱり共に、副市長が共々、相談に乗っていただいて、共に考えて、やっぱ職員を信じていただいて、やってることに、わしは責任持つんやと。このことは何回も、1年前のことにも遡りますけども、やってみて、やらしてみて、褒めてやらねば人は動かんという言葉が、何回も言うて副市長の頭に残ってると思いますが、そういう、やっぱスタンスというのが大事やと思うんですけど、その点どうでしょうか。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 私が若かりし頃、上司でありました係長あるいは課長から受けた言葉が、今でも鮮明に覚えております。好きなことをしてみろと。市民のために好きなことをしてみろ。責任は私が取るというのが、課長の言葉でございました。 今、押谷先生がご指摘のとおりであろうというふうに思います。まず若い職員には、自由な発想の下で、好きなこと、自分がこうあるべきだというところを信じて一歩を踏み出す力、そんな力を後押しをしてまいりたいというふうに思います。 結果がどうあれ、恐れずに挑戦をし続けるというのが、総合計画あるいは市長の方針でもございます。責任は当然市長あるいは副市長、そして幹部の者が取る。その前提で若い力がみなぎるような組織にしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 押谷與茂嗣議員。 ◆25番(押谷與茂嗣君) 今の職員を見ていると、自分に対して余裕といいますか、そういうのがないと思うんですよね。そしてまた副市長がそういう具合に思っておられて、いろいろやってみてって言いながらでも、何かもうひとつ、何か言われたら困るなと、どうしたらええやろなという戸惑いがあると思うんですね。やっぱほこで、今、強いメッセージを職員に与えていただくということが一番大事やと思うんですね。 この職員一人一人、いろんな個性があるんで、なかなか、こんだけたくさんの職員を束ねるということになると大変やと思うんですわ。そうなると、その職員一人一人の特徴を生かしながら、それに合ったポジション、ポジションを見いだすのが上司といいますか、副市長を先頭として幹部の皆さん方の仕事でないやろかと。それによって、職員力が上がることによって市民力も上がり、議会もなかなか、どうなってんだって言われたらほれまでなんですけども、議会力も上がってくんでないかという具合に考えてるんですよ。 そういう中で、副市長の言われる言葉が、言葉だけ踊ったって、実際に浸透してないということが随所随所に見られるような気がするんですけれども、その点、副市長、どう思われますか。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 私が若かりし頃のときとは比べて、非常に、今の若い職員はおとなしいなという印象が正直なところでございます。もう少し自由に、自分に自信を持って、仕事に真正面から向き合っていただきたいなというふうに思っております。この議会を通しまして、今の言葉、全職員が聞いていただくことを期待をしてるところでございます。 そして管理職には、私は常々申しあげておるんですが、責め心のない厳しさと、それからなれ合いでない優しさを持って職員の指導に当たってほしいというふうに思っております。一人一人の職員のスキルがアップすることは、すなわち組織力が上がることにつながり、長浜市が一歩、いいふうになっていくということを信じまして、今後とも若い職員と一緒になって汗をかいてまいりたというふうに考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 押谷與茂嗣議員。 ◆25番(押谷與茂嗣君) ご期待をしております。 第2点目。この職員力向上に向けた取り組みは、どのように考えておられますか。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 職員力向上に向けまして、主体的な学びによる自己研さん、あるいは研修を通じまして、必要な知識や技術の取得を進めておりますが、基本的にはOJT、オン・ザ・ジョブ・トレーニングですね。つまり日々の業務の中で適切な指導を行い人材を育成していくということが、職員力を高めるために必要なことだというふうに考えております。 職員力は所属長を中心に高めていく必要があるために、特に所属長に対しましては、業務進捗管理上の報告あるいは決裁そして面談等、あらゆる機会を通じまして、職員力向上について指導を行っていくことをお願いをしてるところでございます。指導に当たっては、一樹百穫の心で進め、職員力を高める取り組みを進めてまいりたいというふうに考えておりますので、議員の先生方も、職員と接する中でお気付きの点がございましたら、ご指摘いただければ幸いに存じます。 ○議長(松本長治君) 押谷與茂嗣議員。 ◆25番(押谷與茂嗣君) なかなか難しい言葉を、こっちが言う前に言うていただいて、ありがとうございます。 職員を見てますと、仕事の、今の余裕と自信のなさ、ほしてから第2点目には組織的に議論の熟度のなさ、そしてルール、ルールいうて一点張りののりしろのなさ。ほしてから今の言うてる職員間のネットワークのなさ。ほしてから住民との対話のコミュニケーションのなさと。この五つのなさというのが見受けられるんですよ。副市長はもう当然そのことは把握しておられると思いますけども、やっぱ職員力を高めてもらうことによって、長浜市へやっぱ住みたいという人もだんだん出てくると思うし、あ、魅力のまちやなという具合に思えると思うんですね。我々議員も、質問も、やっぱ突っ込んだ質問をせな、これはあかんやろなという具体に思うてる議員さん、たくさんおられる思いますわ、今回のこと含めて。 そういうことを考えた中で、やっぱ一番のキーポイントは、職員力を上げていただくことによって、市民の皆さんも、職員あんな頑張ってんやから我々も頑張らなあかんやないかという具合に喚起の、カンフル剤といいますか、そういう一石になるんでないかという具合に考えるんですけど、副市長の考えをよろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 五つのなさ、ご指摘ありがとうございます。今まさに若い職員にとりましては、これから20年、30年として市政に関わっていく立場でございます。自信のなさというご指摘もありましたが、やはり経験が自信につながってくるだろうというふうに思いますし、長浜市の職員としてのプライドは、日々の仕事の中で培われていくものだというふうに思っております。 五つのなさ、肝に銘じまして、私自身、空回りする場面もあろうかと思いますが、職員一人一人の対話の中でも指導もしていきたいというふうに思っておりますし、私自身も日々研さんをしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(松本長治君) 押谷與茂嗣議員。 ◆25番(押谷與茂嗣君) このことも前に言うたと思うんですけども、逆らわない、笑っていても従わないというような部下を持つと大変なんですね。そういうことはないと思いますけども、今、言われたことをそれなりに副市長は、もう頭脳明晰、一言うたら十悟っていただけるんで、ひとつその点も含めて、更なる長浜市発展のために頑張っていただくことをお願いをいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) 次に、千田貞之議員、登壇願います。 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) (登壇)それでは、始めたいと思います。 まずはじめに、私も先月、7月におきまして、長浜市議会議員選挙におきまして当選をさせていただきました。市民の皆さんの代弁者として一生懸命励みたいと思いますので、市長をはじめ、副市長並びに各執行部の方々にも、どうかよろしくお願い申しあげます。 また、更に先ほど来、申しあげられておりますけれども、8月の23日の台風20号に始まりまして、9月の4日の21号、また更に北海道の胆振の東部地震ということで、いろいろと被災されました方、たくさんおられます。本当に心からお見舞いを申しあげたいと思います。 さて、議長のお許しを得ましたので、通告に従いまして質問をさせていただきたいと思います。なにぶん初めてのことですので、今回の質問の多くは、いろいろ話をするより百聞は一見にしかずと思い、実は最初に質問する駐輪場の問題であるとか、また更に賤ケ岳については、本当に現場重視という思いで、実は先日、現場の駐輪場もそれぞれ見て回りましたし、また更に賤ケ岳も台風以後どうなってるんかなということで、山頂まで登って現場も検証してきました。 そんな中で、通告をするのを忘れておりましたので、いろいろな写真も数々撮っておりました。本当に百聞は一見にしかずで、見ていただくのが一番いいのかなと思っておりましたが、今回なかなか言葉では十分言い表せるかどうか心配ではございますけど、取りあえず始めさせていただきたいと思います。 まず大項目1番目、各々JRの駅、駐輪場の放置自転車について、撤去並びに今後の対応策を問うということで、質問をさせていただきたいと思います。 ご存じのように、長浜市内にはJR北陸線の田村駅をはじめとして、湖西線の永原駅まで九つの駅がございます。その駅は訪れられる人々の玄関口でもあり、またそのまちの顔でもあると思います。誰にとっても快適な空間、その玄関口におきまして、駐輪場の現状は目に余るものがございます。放置自転車の存在です。これらの状況を見ますと、ここ1年や2年でこのような状態になったとは考えられないような駐輪場もございます。 いつまでこのような状況で放置をされているのか、お答えを頂きたい。またなぜ今まで放置されていたのかを問いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 現在、長浜市内のJR駅に設置されております駐輪場は、長浜駅以外は、市の条例に基づく市営駐輪場として管理さしていただいております。 長浜駅は民間にて管理されておりますが、市営の田村駅東駐輪場のみ指定管理者施設として管理者が常駐しており、放置自転車はほとんどない状況でございます。それ以外の駅前の駐輪場所は、鉄道利用者の利便向上のために供用しておりますが、無人管理となっていますことから、ご質問のとおり放置されたと思われる自転車が少なからず各駐輪場所にあり、利用者の皆さんへの不便、あるいは美観を損なう原因となっております。 この長浜市営駐輪場条例では、駐輪場内における放置自転車に関しましての処分規定がございません。また、同じように長浜市自転車等放置の防止に関する条例でも、自転車の駐輪場等は除くというふうな規定をされておりまして、現状では駐輪場所等の放置自転車を一方的に処分するということができないこととなっております。 現状として、駐輪場所のスペースに支障をきたす場合には、一部の駐輪場所では自転車の移動あるいは集積によりまして駐輪スペースを確保することを行っておりますが、今後における適正な管理に向け、対応が必要であると考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) 放置自転車を処分する条例がないうんぬんと言われましたけれども、私がちょっとネットで条例を見ますところによりますと、長浜市自転車等放置の防止に関する条例の中での施行規則の中に、実は読んでおりますとなかなか難しい文言ばかりなんですけども、移動することができると。で、一時保管をすることができると。で、その後に2か月間利用者が特定できないものについては6か月間保管する。この間、返還請求のない自転車等は市において処分しますという文言が書かれてるんですけども、この点については、どういうふうな理解をすればいいんでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長
    都市建設部長(山田昌宏君) ただ今の議員仰せの条項につきましては、確かに自転車の放置防止に関する条例施行規則の中にうたわれておりますが、これについては自転車の放置禁止区域内における行為でございまして、先ほどお話をさしていただきましたが、条例等の中ではこの辺についての詳しい規定がされていないという状況でございます。 ○議長(松本長治君) 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) いわゆる駐輪場の中であっても、乗る意思のないもの、またその他もろもろ、乗れるような状態でない自転車にあっては放置自転車としてみなしてもいいのではないんですか。その点について、ちょっとお願います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 確かに、現在としては関係する規定等がないという状況の中で動かさしていただいてるという状況でございます。しかしながら、特に木ノ本駅の駐輪場においては台数等も相当重なっているというふうなこともございますし、あるいは長期間におけるというふうな状況もございますので、今後これらについての対応策につきましては、規定等の改正も含めながら検討してまいり、対処、処置してまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) 木之本の駅の駐輪場は、ロープが張って、ここの現場ですよということで、面積の約4分の1ぐらいを占拠してるというような状況ですし、あれを見たときには、やはり、普通、一般のもんでも、え、と思うことがあると思います。 また更にほかの駅においても、駐輪場においても、バイクも放置してあると。ナンバーの付いてないものであったり、ナンバーも付いてて、そのまま乗っておられるのかおられないのか分からないような、そういうものもありますし、本当に、やっぱり美観を損ねるという意味で、駅は、先ほども言いましたように、まちの玄関口でもありますし、やっぱりその点についても一度、何台あるのかっていう部分を考えれば相当数ありますし、またそれを処分するのには大変な時間も労力も要しますんで、とにかく早急に、少しでも手を付けていただいて、そのようにいろいろな対応を、ただ条例がない、そういうだけでほったらかしておくっていうのは、市民感情としても正直ちょっと余りあるものがあるのんかなということを思いますので、今後ともよろしく対応をお願いしたいと思います。 答えはどうなりますか。それは再々問か。 ○議長(松本長治君) 再々問終わりました。 ◆2番(千田貞之君) はい。そのように、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、続きまして2項目目の、北部地域総合体育館建設に伴いまして、解体される予定のプールの代替施設建設計画を問いたいと思います。 平成36年、2024年の第79回国民体育大会が滋賀県で行われることによりまして、柔道会場となるということで、北部地域総合体育館建設が先日起工式を挙行されましたところでございます。本当におめでとうございます。 そして、その工事に伴いまして、併設されておりましたプールの解体がされることになりました。代替プールの建設計画の詳細はどのようになってるのか、お尋ねをしたいと思います。よろしく。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 代替プールの建設に関しましては、平成29年3月にご承認いただいた北部地域総合体育館整備基本計画において、場所を改め、学校プールの設置を検討することとされております。 今般解体されるプールは、今年度まで木之本地区の3小中学校が水泳授業に利用してきたところであり、解体後も支障なく子どもたちが授業を受けられるよう、木之本小学校の校地内に代替プールを整備する計画とし、昨年度、建設のための実施設計を行いました。 併せて建設に要する費用の財政支援が受けられるよう、国や県に対し繰り返し訴えをしてきており、去る8月20日にも県教育委員会に再度の要望を行ったところでございます。 今後におきましても水泳授業の環境がしっかり整えられるよう、市長に直接、関係省庁を訪問いただくなど、あらゆる機会を通して強く働き掛けを継続し、国庫補助の採択が得られ次第、工事着手の手続きに入る予定でございます。 ○議長(松本長治君) 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) いろいろと努力をされているということは今ほど伺いましたけれども、来年の夏には間に合うんですか。その点、どうなんですか。 ○議長(松本長治君) 教育部長。 ◎教育部長(米田幸子さん) 今回の代替プールに限らず、教育施設の整備に当たっては、義務教育の観点から国の財政支援を前提としております。国の事業採択を得られるまでの間は既設の学校プールを共同利用することになりますが、あくまで暫定的な措置であり、早期の整備は必要不可欠であると考えております。 今年度、第1回目、4月の採択が見送られましたので、粘り強く、現在働き掛けをしているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) 北部地域総合体育館を建設されるに当たって、そのプールの施設移動という部分については、当初から計画されていたことではなかったのか。すなわち体育館の増設、新築に関しても、プールを潰さなくてもほかの場所、グラウンドでして、またプールはそのまま残しておくっていうことはできなかったのか。そのまでの経緯は私も分かりませんけれども、ただ体育館の補助金が出たからそれを先に先行してやってという部分で、プールは後回しやと。本当にできるのかできないのか。それこそ、先ほど来、昨日もずっと長浜市の財政状況を鑑みたときに、本当に、国、県頼みで、地元の財政が伴わないのにもかかわらず、そういうふうに決まってもない、決められてないことに対して、今、これをやっとかなきゃならないという後先が、本当に見切り発車でいいのかという部分があると思いますんで、今後においても、本当に来年の夏はすぐ来ますし、それまでに、いろいろな各方面に一生懸命努力はされていると伺いますけれども、本当にニワトリが先か卵が先かでないですけども、見込みもないのにっていうか、今、現状でなかなか見通しも立たない中でいろいろな事業をしていくっていうことは、ちょっとあまりにも計画的にずさんではないかなというように私は思いますので、ある程度きちんとした、正確な、本当に計画の中でのそういう事実確認もしていただきながら、事業に励んでいただきたいと思いますので、その点、子どもたちの環境整備という部分では、本当に、今年無理やったから周辺の学校のプールを使いましょうという安易な、安直な考えで物事を進められては、現場の多分、人たちも、また子どもたちのPTAとか親に対しても、どっちかいうと失礼な話ではないかなというようなことも思いますので、その点につきましても、十分検討しながら誠意ある回答を、住民の方々、また子どもたちを持つ親にも、誠心誠意答弁していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、賤ケ岳リフトの運行休止状態の現状並びに今後の再開の見通しについて、お尋ねをしたいと思います。 冒頭にも言いましたけれども、現場重視という思いで、台風の後、7日に、登山道1.5キロの道のりを1時間半余りかけて登ってきました。なかなか、途中の倒木であったりとか木々の散乱で、行く手を阻まれましてなかなか進めず、また道に迷いそうにもなりまして、何とかたどり着いたという状況でございます。その途中におきましては、たまたま後の委員の出ますけれども、トイレの問題で市役所の方々とも3人ほど途中で会いましたし、その中で、私自身も一人で登ってて若干心強い面もありまして、本当にその点は助かったかなという思いでおります。 またその現場におきましても、その悲惨さは想像していた以上に、大きな大木が倒れていまして、またリフトにも大きく影響しておりました。リフトに影響しておりましたのは登り口辺りの樹木で、一番入り口でありますので、リフトの架線は切れておらず、倒れかかっていたっていうのが状況でありました。しかし頂上まで登りますと、その景色につきましては最高の眺めで、この滋賀県において長浜市の最高の絶景が、今シーズン最低の結果になろうとしています。 今春以来運行休止状態にありました賤ケ岳リフトの再開はあるのか。3月定例会には地元よりの議会への請願並びに市への要望書など出されていると聞いています。また6月の定例会、前回の定例会でも二人の先輩議員が一般質問もされております。その折には、夏ごろには工事が行われるように答弁をされていますが、その後の進捗を伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 6月定例会以降の状況について、お答えをさせていただきます。 当該賤ケ岳リフトにつきましては、事業者と地元におきまして、当初夏休みシーズンに向けまして再開を予定されておりましたが、のり面崩落の復旧対応に時間を要したということで、その後、秋の紅葉シーズンに向け再開を調整されておったと伺っておりますが、今ほどご質問にもございましたとおり、台風21号の影響によりまして、リフトのケーブル上や登山道で広範囲にわたり倒木が発生しております。また、山頂付近の東屋でございますとか、小屋の屋根も吹き飛んでおるということで、新たな被害が発生いたしましたことから、リフトの再開には更に時間を要するものではないかと危惧をいたしております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) 本当に想像以上の被害っていいますか、が起こっておりますし、またそれを撤去するのにはそれ相応の費用もかかりますし、また、いわゆる登山道においては、市が管理してるのかと思いますけれども、リフトについては事業者の方々にも協力を願いながら、とにかく再開に向けて、来年度に向けて、もう今シーズンは本当に棒に振ってしまったというような形になっておりますので、その点についても一生懸命努力をしていただきたいと思います。 前回の6月の定例におきまして、中嶌康雄議員が質問されておる中で、本当に、市は16年と17年、両年度にリフト事業への支援として計840万円が協会を通じ関係会社に補助していただいたっていうことの中嶌康雄議員からの質問もございますけれども、ちょうど観光協会がらみで言いますと、奥びわ湖観光協会が今年の春に長浜観光協会に合併されて、また、どうしても北部地域での観光誘客っていう部分での減少がかなりあると聞いております。その一因が賤ケ岳リフトにもあるということも伺っておりますし、また昨年はちょうど地元商店街共々に、事業者と一緒になってスタンプラリーであるとか、割引券の配布であるとか、いろいろな共同作業をやったことにおいて観光客も若干増えていた。また木ノ本駅のおかんにおいても、売上が増収をしていたというふうなこともありました。しかしながら今年の春以降は、全くそのことがありませんので、本当に地元の住民も、また我々地元の商業関係者も、いろいろ危惧してるということは否めない状況ではあります。 そんな中で、できる限り観光行政とも絡めながら、賤ケ岳リフトの再興といいますか復興に向けてといいますか、賤ケ岳の景観を重視する中で、そういう部分にも積極的に市として関わっていただければなと思いますが、その辺での予算措置とかそういうのが将来に向けてあるのかないのか、若干お聞かせお願いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) ただ今、再問にございましたとおり、賤ケ岳につきましては北部地域の貴重な観光資源という認識がございます。そのため、一定の支援を観光協会等を通じまして行ってまいりました。 こういったものを利活用する方策ということで、リフトということでございます。が、残念ながら事業者と地元の調整という部分が多くございます。60年弱にわたる歴史がございます。過去においては非常に収益の高いもので、事業者も地元も非常に潤ったというような話も聞いております。現状は、若干営業活動等が滞っておって収益性が低いということもあり、なかなか事業者側も積極的な対応が頂けないというようなところもございますけれども、地元の観光振興ということも含めまして、議員各位なり地元の方に特段のご配慮を頂きたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) 続きまして、小項目の、山頂にありますエコトイレ、バイオマストイレでございますけれども、このトイレにつきましても、過去に県費っていいますか、県の予算でエコトイレを設置していただきました。当時、県の資料を見ますと、事業費2,380万円を投じて建設されたとありますけれども、現在も使われていない、もちろん春以降使われていないというような現状も聞きますが、このまま放置していてもよいのでしょうか。その点についてお伺いします。 ○議長(松本長治君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(八上弥一郎君) お答えを申しあげます。 賤ケ岳山頂にございますバイオトイレにつきましては、平成22年に、自然公園であります賤ケ岳園地のトイレといたしまして滋賀県のほうで設置をしていただき、その後、旧木之本町が管理を受けられ、現在長浜市として管理をいたしております。これまでたくさんの観光客の皆様にご利用を頂いてるかというふうに思っております。 このバイオトイレにつきましては、微生物処理の発酵によってし尿等を処理し、雨水をリサイクル水として循環させることで、水道、くみ取りを必要としないトイレでございますけども、設備の稼働には電力を必要といたします。しかしながら、電力は現在、賤ケ岳リフトを経由をいたしているため、リフトの運休によりまして電力が確保できず、現在トイレは閉鎖状況にございます。 また、施設は設置から8年を経過をいたしておるということで、施設の老朽化でございましたり、トイレの洋式化といったことも課題になっておりますので、誰もが利用しやすく観光客などへのおもてなしの充実を図るために、県に、施設を早期に改修をしていただきますように要望もいたしてるところでございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) 先日も登りました折に、福祉生活課でしたっけ、の職員さんと一緒になりましたのも、実はこのエコトイレの、あれは西側になるんか、のちょうど扉が壊れておりまして、それが台風の被害で壊れたという通報があって、それを受けて修理に伺っていたところでした。僕も彼らより先に到着しましたんで、その事前の写真も撮りましたし、また作業も手伝いましたし、その部分で、やっぱり賤ケ岳リフトから電源をもらってたという、その分、それに対する費用は支払ってたというようなことも聞いておりますけれども。この春からリフトが動いてない状況であれば、独自に電気を引いて、もちろんですけど電柱もあるんですから、その部分でやっぱり登山客のためにもトイレの開放をされていたほうがよかったんではないかなというようなところも思いますので、その辺につきましても、今後検討をしていただきたいかなと思います。もう答えは結構ですけども、そういう部分でお願いしたいと思います。 何しろちょうど山頂の看板にもあるんですけども、湖北随一ということで、随一の景勝地ということで、やっぱり長浜市、滋賀県においても、昔の近江八景ならず、琵琶湖八景ということで、賤ヶ岳の大観というようなこともうたわれておりますし、本当にこの賤ケ岳をほったらかしといていいのかなという部分におきましては、長浜市も、自然の大切なそういう財産ですので、観光の財産として利用していただきたいなという思いで、次の質問に移ります。 先ほど来、皆さんもいろいろおっしゃっておりますけども、4番目、大項目、台風21号の被害状況と市の施設による一般家屋に対する加害状況などを問うということで、今回の、本当に非常に強い台風の影響は、局地的に大変甚大な被害をもたらしました。各地の神社仏閣の倒木などによる被害も相当数あると思われますが、被害状況の詳細をお答えいただきたい。また長浜市の保有する施設が一般家屋にも被害をもたらしているというような現状があります。今後の長浜市としての対応も、併せてお答え願います。よろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 今回の台風21号で、市の施設の一部が飛散により一般家屋に影響を与えたことは承知しております。市といたしましては、現状調査を行い、市の施設が被害を与えたことを確認できた場合は、個別事象に基づき、法律に従い速やかに対応してまいります。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) 今回の本当に台風被害は、先に言いました台風20号の被害もありながら、更にまた21号で大打撃を被ったというようなところもありますし、本当に局地的なといいますか、何か風の筋があるのか分からないですけども、そういう部分で大変なことが起きているというのが現状じゃないかと思います。その中で、十分な対応を考えるということでございますけれども、まあいいです。 次の小項目の、台風による停電地域の復旧と今後、関西電力との協議についてということで、お尋ねをしたいと思います。 今回の台風によりまして、停電時、たまたまその当日は湖北広域の議会がございまして、それに私も行ってまして、家からいろいろな連絡も入ってみたいなんですけども、帰る道中も大変な被害状況がありました。そんな中で、その帰る道中で、都市計画部長からも、木之本の施設にも被害がありますよということで、北部地域振興局に、その後行きました。 そんな中で、我々の地域は電気がついてるにもかかわらず隣の地域はついてなかったとかいうようなこともありましたし、またその問い合わせたところ、全く通じず、市民からの対応ができなかった。そのときに北振へ行きましても、本当に住民からの電話が殺到してまして、それに対応されている職員さんがもう大変な目に遭われてたというようなこともありましたし、また見えるところからでも、窓から被災状況も確認できるというようなところで、本当に大変な状況でございました。 その後、私も関西電力、知り合いもおりますのでいろいろ聞いておりましたら、関西電力の言いますのには、2013年の台風18号でしたか、そのとき京都で福知山でいろいろな災害があったときに台風のシステムを作ったと。その当時で最大で100万軒ぐらいの停電を予期して、そのシステムを作りましたというような話も伺いました。そんな中で、今回の、本当に災害はその倍以上の、200万軒以上の停電地域を招いた。聞いておりますと、その後ですけども、防災管理局にも、実はお目にかかったという話も聞きました。そういうような状況の中で、今後、北振にいましても、住民との対応でパニック状態でしたし、ましてや北部振興局が停電状態がずっと、もう自家発電で夜9時過ぎまでやられてたと。そんな状況考えましたときに、このままでいいのかと。といいますのは、やっぱり電気というのは、もう本当に今なくてはならない、市民の生活のライフラインでもありますし、そんな中で電力事情の今の現状をどういうふうに把握していったらいいのかという部分で考えますと、関西電力とのホットライン的なものをやっぱ常時持ってなあかんのとちゃいまっかというような話も実はさしていただきました。 その辺についても、市当局はどのような見解をお持ちなのか、若干、質問したいと思います。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 今回の台風21号の影響によりまして発生した停電、滋賀県内では約16万9,000軒あったと関西電力は発表いたしております。この長浜市内にも広範囲にわたり停電が発生をいたしました。復旧には長時間要するということとなり、多くの市民の方の生活に大変な影響を与えたのでございます。また復旧時間までの時間が見通せないということから、長浜市役所にも多くの方から問い合わせを頂き、心配のお声を頂きました。今回の停電につきまして、私も発生当日、直ちに直接関西電力の取締役と連絡を取りまして、全力の復旧を強くお願いをいたしました。 電気は毎日の暮らしそのものでございまして、生活の要でございます。今までに経験したことのない規模の停電に対する反省を踏まえまして、二度とこういうことが起こらないよう原因を究明して、迅速な復旧対策を整えることを関西電力に要請をいたしました。 それと併せまして、万が一の場合には市民生活に迷惑を掛からないように、市民の皆様にきめ細やかな情報を提供していくために、市も関西電力に全面的に協力をして連携を強化していきたいというふうに思っております。 ○議長(松本長治君) 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) 関西電力の方も言われますけれども、本当に停電はしないもんやという部分で私たち市民も常日頃思っております。その中で、今回は台風被害で倒木による例えば電柱の倒壊、倒木によって電線が切れる、電柱の倒壊によっても電気が切れてしまうというようなことがあったようにも聞いております。 ある市民の方から言われましたのは、8月に台風20号があって、かなりな被害も出ていたにもかかわらず、21号のとき、ほな市はどういう対策を取ってたんやと。言うたら天気予報によっても今回の台風は非常に強い風ですよというようなことがうたわれていたにもかかわらず、ただじっと待っていたのか。その点だけ、災害対策本部なり立ち上げて、今後の、今回の21号に対しての、そういう風に対しては分かるものではありませんけれども、不可抗力の部分が大きいですけれども、そういう災害対策本部的なものを事前に立ち上げて、どういうふうな災害が起こればどういうふうな行動を取るというようなとこら辺までは、取られていたのかだけ、最後にお聞かせ願います。よろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 千田議員、申し訳ございません、質問の趣旨内容と再問、ちょっと外れますので、ご理解いただきたいと思います。 千田貞之議員。 ◆2番(千田貞之君) 災害時の対応策っていうものを問うっていう部分は思ってたんですけども、本当に甚大な災害っていうのは今後も起こり得る。今までと違って何でもが本当に、この災害が常態化しているっていうのがこの最近ではないかと思いますので、私も、そういうことにつきましても一生懸命頑張りたいと思いますので、今回におきましては質問をこれで閉じたいと思います。 どうかよろしくお願いします。ありがとうございました。これで終わります。もし答弁あれば。 ○議長(松本長治君) いや、終わってちょっと自席に。 ◆2番(千田貞之君) はい。帰る。ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) それでは、ただ今から、13時20分まで休憩をいたします。    (午前12時22分 休憩)    (午後1時20分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。議員個人による一般質問を続行いたします。 草野 豊議員、登壇願います。 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) (登壇)皆さん、こんんにちは。 今回の災害等によりまして被災されました皆様方には、心よりお見舞い、お悔やみを申しあげまして、私の一般質問に入らさせていただきたいと思います。 それでは通告に従いまして、るる、質問をさせていただきます。 まず大項目1でございますが、空き家等の対策について、お聞きをいたします。 このことにつきましては、私ども改革ながはまにおきまして、平成26年11月4日に、市長に対し、長浜市空家等の適正な管理に関する条例制定の提言をいたしております。その後、長浜市空家等に関する条例、条例施行規則が平成28年10月1日から施行をされております。その間、数名の議員が空き家等の対策を質問されており、私もその一人であります。当然この条例等を踏まえて、助言、指導をされておられると考えます。空き家等を放置することによる生活環境の現状は言うまでもございません。そこで私の過去の質問内容等を踏まえて、以下についてお聞かせを願いたいと思います。 小項目1点目でございます。特定空家について。 特定空家として指定するには、幾つかの定義があると思います。例えば放置すれば倒壊等の危険、衛生上有害、景観を損なうなど、放置することにより生活環境の保全を図れない、不適切な状態にあることだと思います。条例施行後、把握された空き家、特定空家は何軒と捉えられておられるのか、また特定空家と指定された件数の中で指導、助言をされ、撤去された件数をお聞かせ願います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) お答え申しあげます。 条例の施行後、市民の皆様をはじめ、空き家を所有されておられる方から、約、年間200件近くの相談を受けている現状がございます。その中で適切に管理されていないと市に相談のありました空き家は、現時点で89件に上っております。 これらにつきましては、条例で定めております空家等対策推進会議の中で、専門家の皆さん方のご意見を踏まえながら、現在、56件を特定空家等として認定をいたしております。この56件の特定空家の所有者に対して市が助言あるいは指導を行ったことによりまして、既に解体撤去など自主的対応をいただいておりますのが17件で、これらについては解決に至っていると承知しております。現在、差し引き39件につきましては、私ども、特定空家として取扱いをいたしているところでございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。 39件のまだ未解決の部分があるということでございますんで、鋭意努力をしていただくということで、次の質問にも関連してきますんで、次に移らさせていただきます。 小項目2点目でございますが、放置される特定空家について。 指導、助言されても、放置されている空き家等について、行政代執行を視野に入れるなど、どのような見解を持っておられるのか、お聞かせ願います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 先ほど申しあげました特定空家につきましては、まず助言、指導という形で対応をさせていただいております。この指導、助言を行い、対応いただけない場合は勧告という扱いになります。現在、期限を過ぎても勧告に従わない方に対し、空家特措法に基づきまして、命令に係る事前通知を行っているものが6件ございます。今後、命令に移行してまいることとなります。更に、命令にも従われない場合につきましては、条例21条に基づき、緊急安全措置を視野に入れているところでございます。 しかしながら空き家自体は個人の財産でありますことから、市が代執行をする前に所有者自身で対応いただきますように、引き続き根気よく所有者に対しての働き掛けを行ってまいりたいと考えてるとこでございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 先ほどの質問で39件、今、事前通告を6件してるということをお聞きしておりますが、残る33件、この辺についても適正な処理をお願いをいたしたい。 それと、皆様方もご存じのはずですが、9月のこの長浜市の広報で、この空き家についての特集がなされております。この広報についても、どういう特集をするのかということで、市民の方々からのご要望もお聞きになっておられます。使用されてます写真を見させてもらいましても、非常に無残な状況にございます。当然、写真に使用されてるということは、単に周りに家がないところというような考えはできないなという思いをいたしております。 そういった中にありまして、この写真にまで取り上げておられる家屋に対してのそういう指導、どの辺までされておられるのか、お聞かせを願いたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 議員仰せのとおり、今回広報にて特集におきまして空き家対策についての特集記事を組まさしていただいてるところでございます。写真を利用さしていただきましたおうちにつきましては、現在のところ勧告等の対応をさしていただいてるとこでございます。勧告の後、事前命令あるいは命令という、順次進んでいくことになるかと思います。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。 行政代執行、それをやはり視野に入れていただかなければ、この特定空家というものは減っていかないというような思いをしますので、今後とも努力をしていただきますよう、お願いを申しあげます。 小項目3点目でございますが、所有者不明空き家についてお聞きをします。 近年、所有者不明空き家が増えつつあると、マスコミ等で報じられております。所有者が亡くなられた、相続放棄、居所不明等のケースが考えられます。少なくとも特定空家に指定されている家屋等の情報等は把握しておかなければならないと考えております。本来、所有者不明の財産は最終的に国庫に帰属しますが、国の動向等を踏まえて、市の考え方をお聞かせ願います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 議員仰せのとおり、空き家問題におきまして一番事務的に苦慮いたしておりますのは、やはりその責任者、相続者という問題でございます。所有者不明の空き家につきましては、現在、司法書士などの専門家に対し調査を依頼するなどして、所有者の特定作業に取り組んでいるとこでございます。 しかしながら、調査を尽くした結果、相続人全員が相続を放棄をされてるなど、所有者不存在となる場合が現実としてございます。このような場合、所有者不明の空き家は最終的に国に帰属することになると思われますが、こうした負の財産につきまして、国への帰属という点は現実的には厳しいと聞いているとこでございます。 そこで本市では、今年度から財産管理人制度を活用し、責任の所在を明確にする中で、財産管理人において空き家を処分していただくなどの、新しい方策を取り入れております。このようなことで、解決に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。 私どもの住まいするところも、こういうような特定空家に近いような家も何軒かございますんで、よろしくお願いいたしたいと思います。 それでは小項目4点目でございますが、空き家対策等の空き家の解体等の補助について、お聞かせを願います。 この過疎の進んでいる地域、多雪地帯では人口の流出により、残った家屋等を維持する必要性が希薄化し、盆暮れの一時的利用にとどまり、管理が困難化しております。長浜市では、自らが居住し空き家を改修する場合においては一部補助がございますが、解体等に対しての補助制度の考え方をお聞かせ願います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 特定空家等、やむを得ず解体せざるを得ない空き家につきましては、補助制度に限らず、解体を誘導するような制度づくりなども考えているところでございます。 ただ、空き家につきましては、特定空家だけでなく、いわゆる良好な状態の空き家というものもあるわけでございまして、やはり空き家というものは最終的には個人財産の中でございますんで、ほかの自治体の先進実例等を踏まえながら、引き続き検討してまいりたいと考えております。 併せて利活用可能な空き家につきましては、こちらのほうの支援策として、定住住宅改修促進あるいは空き家流通・活用促進等の制度を持っておりますので、これらにて、健全なる空き家につきましての利活用を促進してまいりたいと考えております。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。 先ほどからお願いしてますように、勧告をしても応じてもらえない、そういったところ、特にこの広報を読まさしていただいてますと、空き家の特集記事の中で、空き家はあくまで個人財産であり行政や自治会の対応にも限界があると、それだけで終わるのかということなんですわ。行政やとかそういうところがすんのに限界がある、自治会が限界があるといって、そのまま放置されるのか。やはり広報に書いてますのは、もう一歩踏み込んだことを考えていただかなければ、到底これが、これから過疎が進んでいく中で余計に進んでしまうという思いをするわけですわ。 その対応、今後検討していくというような回答を頂いたんですが、どういうふうな状況で、もう少し詳しくお願いをいたしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) やはり空き家というものには、先ほど申しましたが特定空家として非常に周囲に対し悪影響を及ぼす懸念のあるものというものが一つ、もう一つは、良好で、まだ活用が可能な空き家というものがあるかと思います。確かに行政代執行とかいう形の取り組みも県内でも先例はございますが、これにつきましても、その行為を起こすまでの時間的なあるいは事務的な処理等含めますと、今回私どもが執行さしていただきます財産管理人制度などによって、そういう処分を進めればどうかと、代執行よりもこういう形がよいのではないかということで、今年度、提案さしていただいてるとこでございます。 やはりこの問題は非常に難しいわけでして、こちらとしても、一番にありますのは、やはり個人財産という問題がどうしてもあります。先例等いきますと、やはり自治会あるいは地域でその空き家の跡地等を使うというふうなことを含めた形での撤去の仕方、あるいは防災上、そういうふうな利用での、跡地利用を絡めた形の制度化などという例もございますんで、それらの形で、やはり幅広く、そののみならず、それ以降の活用、あるいはそれに関わる地域の皆さんの動き、そういうものを支援できたりする形が取れないかと検討したいと考えてるとこでございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。 今の、先ほどもお聞きしてたんですが、国の動向を踏まえてというのは、空き家に対して市が管理をしていく、そういったことが動きの中でないんかということをお聞きをしてたんですが、今の個人財産うんぬんということをおっしゃってますんで、またその辺もいろいろと、今後空き家についての、市としての管理下に置く部分、その辺もまた分かれば検討して、より良き方向付けを見いだしていただきたいと思います。 それでは小項目5点目でございますが、役目を終えた公共施設の管理について。 旧市民会館につきましては、平成27年6月の一般質問に対する回答で、平成24年8月に建物解体付き売却という方針が決定されている。また、フェンス、機械警備、除草作業を実施しているとのことでございました。旧教職員住宅も、機械警備等と同じような回答を頂いております。 このような対応で問題がないと、現時点でお考えなのか、お聞かせを願います。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) 長浜市公共施設等総合管理計画におきましては、公共建築物の基本方針としまして、施設を廃した場合の対応を定めております。この中では、有効活用までに時間がかかる場合は資産の適切な保全に努めるというふうに定めております。これに基づきまして、旧市民会館や旧教職員住宅につきましては、今ほどありましたとおり、フェンスの設置や定期的な除草、剪定を行い、防犯や周辺の生活環境への影響に配慮した資産の適切な保全に努めているところでございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。 私がお聞きしてるのは、そういうことで問題がないんかということなんです。今、市民会館の跡地については、駐車場等で利用されてますんで、ある程度の整備といいますか、そういった部分はあるとは思うんですが、例えば教職員会館、どういうふうにお考えなのか。その辺も含めて、これでいいんだというのか、それとももう少し踏み込んだことをやるんだというようなことが、お聞かせ願えるのか、お聞きをしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) これら資産につきましては、有効活用については、今、いろいろと検討しているところでございますが、この資産の適切な保全という点におきましては万全を期しているところでございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 私は適切な管理をしているというような思いはいたしておりませんので、この質問をさしていただいてます。 これは小項目6点目のほうへも関連してきますので、そちらのほうで、もう一度お聞かせを願います。 小項目の6点目でございますが、旧市民会館跡地利活用について、お聞かせを願います。 平成27年9月の一般質問で、湖北地域消防本部建て替えの場所について、地域要望を受け、旧市民会館跡地ではどうでしょうか。建物をそのままで土地が売却できるのでしょうか。旧市民会館に付随する中央公園の廃止手続きを怠っているように思えてなりません。申しあげましたが、民間からの問合せも複数頂いております。したがいまして、旧市民会館跡地に対し、湖北地域消防本部庁舎の建替用地としての活用は考えていない。そういったつれない回答でございました。 しかし、いまだにそのままになっていますが、複数の問合せがどうなったのか、問合せに対する詳しいご説明と、現状のままでよいとお考えなのか、方向転換する必要性はないのか、詳しくお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) この土地につきましては、国道8号沿線、また市街地拡大の原動力としてその大きな役割を果たしてきました。数ある市有財産の中でも市街地に位置し、かつ広大な面積を誇る、非常に資産価値の高い貴重な財産でございます。魅力ある利活用に向けまして、平成25年度に民間活力を生かす解体条件付き売却方針を示し、また平成29年6月には跡地活用について、基本的な考え方をまとめております。 この基本的な考え方、もう一度ご説明さしていただきますと、1点目は、跡地活用は長浜市都市計画マスタープランとの整合を図るものとし、周辺地域との調和に配慮しつつ、民間資本による柔軟な発想の下、新たなにぎわいや都市的魅力の創出につながる商業サービス等の用途を期待するというものでございます。 また2点目は、事業者の選定は旧市民会館用地を対象とした上で、価格競争だけでなく、事業主体の適格性や事業内容等の提案も含めて判断する手法を検討するというものでございます。 3点目は、事業者の募集条件等は、不動産取引の実情や市場性を把握して決定するというもの。 また4点目は、事業者の募集時期は、長浜中央公園の都市計画の決定のめどを確認し、決定するというものでございます。 これらの方針に基づきまして、地元の方々や、また興味を示していただいている事業者に説明申しあげまして、跡地利用、活用への理解を求めてまいりました。 なお、事業者からは、今日まで、複数の事業者の方にこの土地に興味を示していただいておりますけども、ご質問の問い合わせに対する詳細な内容の説明ということでございますが、これにつきましては、事業者の営業上の内部情報に当たるため、差し控えさせていただきたいと思います。 また地元自治会におきましても、こうしたさまざまな意見がある旧市民会館の跡地活用について、専門的に検討する懇話会を設置いただけることとなりました。この10月にも第1回目の会合を持っていただけることになりました。この懇話会のメンバーには、自治会の役員の方、有識者の方、近隣住民の方など多様な方がおられますので、この会合におきまして、市としましても、市の方針としまして解体条件付き売却や、先ほどの基本的な考え方をしっかりと説明させていただくとともに、また地元の方々の思いやご意見を丁寧に受け止めて、跡地活用に理解を頂けるよう、引き続き努めていきたいと思っております。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 今ほどいろいろ、るる説明を頂いたんですが、私は、この複数の回答があるいうことで、前回は言っておられるわけですわ。それの、今、どうなってるんかいうことも、これは話はできませんということは、少しおかしいのでないかなという思いをさしてもらいます。 そういった動きの中で、実はこうこうこうやったとかいうのは、何もその会社の名前を言えとか誰やとかいうような状況でないんで、複数いうことは2件以上あるいうことですんで、少なくともその辺の答弁。 それと、市有財産で8号線沿いで価値がある、これは皆さん方、当然のことだという思いをされておられます。しかしながら、解体をするときに、地下に廃棄物があるとか、そういうとこまでは私は申しあげませんけれども、あそこの市民会館は、少なくともアスベスト等が使われてるという思いをいたしております。 そういった中で、今、答弁を頂いた中で、その解体費用と土地の売却といいますか、そういった整合性ですね、どういうふうな考え方の中で、価値観があるんだという思いをしておられるのか。そういった点、解体でどれぐらいかかって売却ではどのくらいかかるんだという試算はしておられると思います。その辺をお聞かせ願えれば非常にありがたいと思っております。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) まず問合せのある事業者のことなんですが、件数としましては5件ほど頂いておりますし、またリサーチも、調査も行われているということでございます。中身につきましては、いずれもが商業系ということのお問い合わせでございます。 ただし、先ほども申しあげましたとおり、これは各事業者の営業上の進出計画に関わるものでございますし、またその熟度もそれぞれ分からない部分もございます。事業者の了解が取れてない段階での説明は差し控えさせていただきたいと思います。 なお、具体的にこうした民間活力の導入といいますか、それがいよいよ決まってくる場合には、先ほど四つの方針の中で、事業者は価格だけでなくて、その適格性とか内容も含めて判断していくというふうに申しあげましたので、その段階では、地元を含めて、しっかりとお知らせすることが必要になってくるかと思っております。 それともう1点、解体費用と売却の絡みの考え方なんですけども、確かにこの市民会館の閉鎖から10年がたちまして、またこの方針を示して5年がたっていると。そのまま、今、建物が残ってるわけなんですが、その解体に当たりましてはやはり相当の費用がかかるというふうに試算しておりまして、予算化はなかなか厳しいだろうというふうに、これまできているところでございます。 そうした中、やはりあそこの土地は貴重な資産ということで、民間の方々にも関心を示していただいておりますので、その民間の活力を生かして、有効活用と解体をセットで進められないかということで、その方針の下で進めているところでございますので、一刻も早くそうした方向で進めていきたいと思っておりますし、丁寧に、地元の方にもご説明申しあげていきたいと思っております。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。 市民会館に付随する中央公園の廃止、これは中川 勇議員が質問すると思いますんで、今ほど部長がおっしゃっているのは、これができたら早急にこれをやるとかいうような話を今ちょっとされたんですけど、大体、思っておられる時期、もうほの時期がいつ頃ということを、自分に言いきかしていかないと、これ、いつまででも延びると思うんですわ。その辺の思いを、ちょっとお聞かせ願えませんか。再々問です。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) 市といたしましては、先ほど申しあげましたとおり、25年に解体条件付き売却の方針を示して、また29年の6月にその具体的な四つの考え方をお示ししましたので、できるだけ早い段階でというふうには思っております。 ただこれにつきましては、長年この事業に協力いただいた地元の方々のご理解が必要だと思っておりますので、その理解を早く得るべく、これからも努めていきたいと思っております。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。 それでは小項目7点目にいきます。 役目を終えた公共施設の撤去について、お聞かせを願います。 旧市民会館、旧職員住宅、旧びわ町庁舎、旧虎姫町庁舎、旧余呉町庁舎、改良住宅、今後予想される診療所等、施設ごとの詳しいご説明をお願いをいたします。 空き家等の対策を講じなければならない長浜市として、今までの目先の回答ではなく、市民に対し納得のいく説明と、いつ撤去されるのか、明確な回答を併せてお願いをいたします。旧市民会館につきましては今ほどるるお聞かせを願いましたので、時期等についてはまだ未定というような状況ですんで、あとの施設について、よろしくお願い申しあげます。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) お尋ねの施設につきましては、各所管がそれぞれありますけども、一応、私のほうからまとめて、まずご回答さしていただきます。 まず旧市民会館につきましては今ほど申しあげましたとおりでございまして、市の予定といたしましては、売却後に購入者により解体されるだろうと。その解体の時期につきましては、その跡地活用の中で明確になってくるかというふうに思っておるところでございます。 また旧教職員住宅につきましては、現在民間での活用を検討している資産といたしまして、今、市のホームページでも掲載しております。提案を受け付けてる段階でございますので、今のところまだ具体的な提案は頂いておりませんが、具体的な有効活用の提案が固まってきましたら、その解体について検討していこうというふうに思っております。 また旧びわ支所庁舎と旧虎姫支所の庁舎につきましては、建物内に防災行政無線の設備が稼働しているため、新たな防災行政無線の整備が完了しまして、既存の設備が不要となる2021年4月以降に、解体を行う予定でございます。またその解体までには、跡地活用についての方針も決めていきたいと思っております。 また旧余呉支所庁舎につきましては、現在、余呉まちづくりセンターの整備事業ということで一部を活用いたしますけれども、残る本館等につきましては解体を行います。その解体時期につきましては、旧びわ支所とか旧虎姫支所と同じように、防災無線の関係がございますので、2021年4月以降を予定しております。 また空き家となりました改良住宅につきましては、新たな公営住宅として活用していくということで今、進めておりまして、2017年度から入居者募集を行い、現在10戸募集した結果、9戸の入居が決まってきております。引き続き、これにつきましては、有効活用できるものは空き家募集といいますか、新たな公営住宅として活用していきたいと考えております。 また西浅井地区の診療所につきましては、持続可能な医療体制を確保するために、拠点化診療所としまして西浅井支所に設置します。2019年4月の開業でございます。その中で、塩津診療所につきましては、隣接する医師住宅を引き続き利用するため、単独では解体を行わずに、医師住宅の用途を廃した後に一体で解体を行う予定です。 永原診療所につきましては、平成6年建築であり、貸付け等により有効活用を図っていきたいと思っております。 このように空き家対策を推進していく中で、公共施設につきましても適正に管理していく必要がございますので、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づきまして、公共施設の解体、または有効活用を進めていきたいと思っております。 また解体に伴う費用、大変多くなると思っておりまして、財政に与える影響は決して小さいものではないというふうに認識しております。そのための財源の確保とか費用負担の平準化に努めながら、優先順位を決めながら、計画的に解体は進めていこうと考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。 新しい施設がどんどん建っていって、こういう古い庁舎等が残っていくというのは、非常に何か無残な状態で、新しいものを望んでいくというような状況で、非常に苦しい思いがします。今、いろいろと答弁を頂いたんですが、解体するには費用がかさむ、これは当然ですけれども、やはり利用がなくなった時点で、その辺をきちっとしていくのが財政だと思っております。 財源確保、今ほど言われて、この時期的な部分も全く示されなかったんですが、例えばこれをいつまでにとかいう計画を、議会に対して提示していただくというようなことはできませんか。その辺をお聞かせ願います。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) この解体の時期につきましては、今ほど、ある支所庁舎等についてはご説明申しあげたとおりですし、それ以外のものについても、一定の説明はさしていただいたと思っております。 ただ利活用が、提案を受けている旧職員住宅等につきましてはこれからとなりますので、こういったものにつきまして、一定の利活用の方向性とか、それに伴う解体の時期のめどがついた段階では、しっかりと議会のほうにもご説明申しあげたいと思います。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) 再々問ですけれども。今の、旧のびわ町庁舎とか虎姫庁舎、余呉庁舎とか言うておられるのが、防災関係の施設があるんだ、ならそれをきちっと早くにしておけば潰せるわけですわ。そういうような計画を立てていただかないと、これまた質問させていただかんならんような状況になるんと違いますんかね。その辺を、やっぱりきちっとしていただきたいなと思います。 再々問、よろしくお願いします。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) この旧支所庁舎関係につきましては、現在、防災無線の整備を進めてるということでございますので、計画的に進めているところでございます。したがいまして、この現在使っている防災無線の設備がもう不要になった段階、それが先ほど申しあげましたけども2021年4月以降となりますので、その段階から、順次、解体をしていきたいと思っております。計画的にさせていただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。 それでは大項目2点目に入らさせていただきます。 健康都市宣言について、お聞かせを願います。 ちょうど1年前の一般質問で、自然環境に恵まれた長浜市、結いの心が育む長浜市、医療、福祉、スポーツ等の連携をもとに、ぜひ健康都市宣言をしてはどうでしょうかとお聞きをいたしました。そのことで、健康な心と体や幸せ感といった広義の健康を実感いただけるまちづくりを進めるための市の姿勢を表明するためにも、健康なまちづくり都市宣言はインパクトもあって効果的な方策と考えるとの前向きな回答を頂いております。また宣言への機運を醸成し、取り組みを進めたいとのことでもございました。 長浜市は、全国に特化して、京都大学との提携による0次予防コホート事業を展開し、11年が経過をいたしております。京都大学との間では医師への寄付講座の開設ができ、3名の医師の招へいにより、ながはまリウマチコホート事業が成就もいたしました。そのようなことを踏まえて、1点でございますが、今後の取り組みについてお聞かせを願います。今までの取り組み、機運の醸成、宣言の時期などについて、お聞かせください。
    ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 私も、日頃から日本一の健康都市長浜を唱えまして、健康な人づくりとか地域づくりを通じて、あらゆる世代の人が健康で生き生きと生活できるまちづくり、これを目指しております。 しかし日々の暮らしの中で、健康について改めて考えることも少なく、病気になって初めてその大切さに気付かれる方もあろうかと思います。今、人生100年時代と言われ始めました。健康で長生きでき、生涯現役と言える人生は大変望ましいことでございます。そうした願いを実現していくのは、この行政のみならず市民の力や、そして地域の力が最も重要であるというふうに考えております。 そうしたとき、我が長浜市を振り返りますと、この国宝の菅浦文書あるいは観音文化、又は曳山祭などからも推察できますように、住民自治が芽生えて、発展して、脈々と自治の精神に根付く地であります。 また昨年の9月議会で答弁いたしましたとおり、市内には熱心に活動いただいている市民ボランティアの皆様がおられ、市民の皆さんが自発的にまちの将来を思い、更にお互いに気遣う奉仕の心や人情の厚い風土でございます。 健康都市宣言は、こういうした市の歴史や文化、あるいは生活風土の上に、人生100年時代にあって健康で輝けるまち長浜を目指す市民の願いを象徴するものであるというふうに考えております。そして、健康寿命の延伸を通じた生涯現役の社会づくりや地域コミュニティの強化など、みんなで取り組む行動につなげていきたいという思いを持っております。 来年度は1市6町が合併して10周年を迎える年でもあります。こうした節目の年に、市民共通の願いである健康寿命の延伸を通じて、観光や教育やスポーツや福祉、地域づくりを進める長浜市の都市宣言につなげられるようにしてまいりたいというふうに考えております。 現在の取り組み状況につきましては、健康福祉部長から、ご報告申しあげます。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) それでは取り組みの進捗状況について、ご説明いたします。 本年度入りまして、3月と5月に、健康づくり推進協議会におきまして都市宣言の実施に向けました意見交換を行いまして、各団体の委員の皆様より、都市宣言に対してご理解を得ることができました。 健康づくりは、先ほど市長の答弁ございましたように、個人だけの努力、あるいは行政だけの取り組みでは難しいこともあります。さまざまな団体、企業、学校、いろんなところが一丸となって、より一層取り組んでいけるよう、働き掛けを行っております。また本年度は健康増進計画の改定の時期でもございます。現在アンケートを行い、その評価を行っております。取りまとめた情報を市民の皆様に発信する準備をしております。こうしたことも機運の醸成につながるというふうに考えております。 市長からの答弁にもございましたように、健康都市宣言の実効性という観点から、健康増進計画の改定を通じました機運の醸成と、健康寿命の延伸を柱とした健康施策を検討してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございます。今ほど市長のほうから、心強いご回答を頂きました。 ただちょっと再問させていただきたいんですが、今、これを質問さしていただいたいうのは、もう11月から予算化をされていくと思います。そういった中で、イベント等も計画もしていかなければならない。そういったことで、どういうふうに、時期的な部分、どの辺でやられるのか。 それと、誠に申し訳ないんですが、こういったことをするためには、やはり職員が、プレッシャーをかけてでも臨んでいただかなければ、これは成り立っていかないという思いをしております。健康福祉部が主体となって、そういった、自分にプレッシャーをかけるんだというような思いで臨んでいただいているのか、その辺をお聞かせ願えればと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 時期につきましては、平成31年度というところでございます。具体的な時期については、今後詰めていきたいというふうに考えております。 また健康都市宣言の宣言につきましては、今の、先ほど申しましたように、健康増進計画を今年度末までに、3月末までに改定というスケジュールで進んでおります。宣言の性格とか、どういうような形での手法ということもございますが、まず中身をどういう形で持っていくかというところを、しっかり進めておるところでございまして、この宣言に向けたところを進めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございました。 それでは大項目3のしょうがい者雇用について、お聞かせを願います。 これは、昨日の浅見議員のほうからるる聞いておられますんで、私はほとんどがダブってるような状況でもございますんで、一部、そこの合いを縫ってといいますか、その辺をお聞かせ願えたらと思います。 しょうがい者雇用について。 このことは昭和35年に身体障害者雇用促進法として制定され、昭和51年に法的義務が発生しております。平成10年には、身体しょうがい者に加えて知的しょうがい者の雇用が義務化され、今年からは雇うべきしょうがい者の範囲に躁うつ病や統合失調症などの精神しょうがい者が加わったことでございます。また募集、配置、昇進、賃金などにおけるしょうがい者の差別が全面禁止とされております。 この法制定に関わってきた中央省庁が、しょうがい者の雇用割合を水増しした問題が報道機関で大きく取り上げられ、数合わせをすればよいという問題が明らかになったと指摘され、非常に嘆かわしいことと言わざるを得ません。 そこで、次の質問をさせていただきます。 小項目1点目、雇用率についてですが、先の浅見議員の中で、市長、教育長部局合わせて2.52%と、国の示す2.5%を超えているんだということでございました。それぞれ私が質問しようとしてました部分は、各部局、市長部局、教育長部局、病院管理者部局等の率をお願いしたいということですので、その辺が、よろしくお願い申しあげます。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) この雇用率につきましては、昨日の浅見議員への代表質問でお答えしましたが、今、ご質問の各部局ごとの数字でございます。 まず市長部局につきましては、雇用率が3.34%で20人となります。教育委員会部局が、雇用率1.49%で実人数が4人となります。ただし市の場合は、これは合算して報告することができるとなっておりますので、昨日、報告さしていただきましたとおり、合わせて2.52%の24人という形の報告をさせていただいておりまして、法定雇用率は達成してるというふうになっているところでございます。 また別途の報告をしております長浜市病院事業につきましても、雇用率が2.64%で実人数14人、これも法定雇用率等を達成している状況でございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございました。 雇用率について、こういうような国が示しております2.5%をクリアしてるということですんで、少し安堵させていただきました。 それでは小項目2点目でございますが、調査基準についてお聞かせを願います。これは原則として障害者手帳を基に算出をされてると思うわけでございますが、この身体、知的しょうがい、この方々については当然手帳等で確認はできるんですが、この平成30年度から出てまいりました精神しょうがい者の関係ですね。この方、今、いろいろと職員の方々の中にも休んでおられるとか、いろいろそういった部分があるわけですけれども、この精神しょうがい者の方のカウントについて、どういうふうな見解を持っておられるか、お聞かせを願います。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) 市におきましては、従前から国の示すガイドラインに沿って算定を行っております。具体的な算定基準といたしましては、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を保有する者で、正規職員ではなく、1年以上雇用見込みのある、週20時間以上勤務する臨時職員も含めた職員を対象としております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) この精神障害者福祉手帳は、取らなければそういう認定はしないということで、よろしゅうございますね。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) 現在はその運用で進めていくつもりでございます。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) それでは小項目3点目の調査報告について、お聞かせを願います。 毎年6月に報告して問題がなかったということで、昨日お聞きをしたわけでございますが、国のほうが緊急でのこの調査を10月に実施するということが報道されております。今回の国の調査基準いいますか、それと毎年6月に実施されてる基準、そういった大きな違いがあるのかないのか、お聞かせを願いたいと思います。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) 毎年6月に国のほうへ報告しております。またこの報告に当たりまして、市のほうにおきましては、算定する対象者につきましては、採用時又は障害者手帳の交付を受けた際に本人から手帳の確認をしておりますし、また毎年の状況につきましても、所得税の申告内容で一部把握することができますので、それで把握、確認をしております。 今般、国におけるしょうがい者雇用の水増し問題が発生したことを受けまして、改めまして今年度及び過去の報告内容を全て確認しまして、何ら問題もなく、全ての対象者の方の手帳保有も確認できましたので、本市においては不適切な算定はございません。 したがいまして、厚生労働省より依頼のありました再点検調査につきましては、本市では問題がなかったということを既に報告しております。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございました。 最後の質問、小項目4点目でございますが、今後の対応について。 これは、このように大きく報じられていることに対する市の思い、その辺ですね。今後の対応について、問題はなかったということですんで、今後の対応ということでなしに、市としてこういう問題が起きたことに対する考えをお聞かせ願えればと思います。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) 今般の国等のこうした不適切な算定につきましては、しょうがい者の方とか関係者の皆様の立場からすれば、本当に、制度を守るべき行政が信頼を裏切り大変心を傷つけられたというふうに思っております。 したがいまして、本市といたしましては、今後も引き続き適切な取扱いに努めるとともに、一層積極的にしょうがい者の採用を推進しまして、本市のしょうがい者雇用状況の更なる向上を図りたいというふうに考えております。これからも一事業所としてはもちろんでございますが、しょうがい者雇用を推進する立場にある機関といたしましても、その責任を果たしていきたいというふうに考えております。 ○議長(松本長治君) 草野 豊議員。 ◆19番(草野豊君) ありがとうございました。 これで私の質問を終わらせていただきます。(拍手) ○議長(松本長治君) 次に、中嶌康雄議員、登壇願います。 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) (登壇)それでは議長のお許しを頂きましたので、市民に付託を受けた議員の一人として、しっかり質問をさしていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 大きく1点目、医療連携と医療課題につきまして、以下3点の項目に対しまして、ご質問さしていただきたいと思います。 1点目。市立病院と日赤病院の医療連携についてお尋ね申しあげます。 舞鶴市は人口10万ほどの地方都市にもかかわらず、同じような医療機能を有する四つの公的総合病院、急性期病院があります。いわば急性期医療の過剰供給地域となっています。長期的な経営の視点を確立しづらい経営構造を持っている公立病院は、とりわけこうしたリスクの要因が潜在的に大きくなる危険性をはらんでおります。舞鶴市の地域医療提供体系において、同じようなリスクを抱えながら、舞鶴市民病院が地域医療の崩壊に至るような医療確保の大きな困難に直面されておられました。しかしながら公的4病院が連携して、あたかも一つの総合病院として機能するような機能分化と連携の進んだ医療提供体系の構築を地域全体で目指された陰には、地域の医療関係者や行政担当者が参画した検討組織を設置したことが大きな成功の鍵だったと思います。 本市も、高度急性期機能を柱として連携を図ろうとされていますが、現在、どこまで急性期の患者に対して医療密度が特に高い医療を提供することが可能となるのか、本市の病院経営についても大変努力いただいているとお聞きしておりますが、今後どのように協議を進展させ、湖北圏域の医療体系を確立されようとされているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) まず、中嶌議員がこの全国の医療連携の事例についていろいろ研究をされて取り組んでいただいてますことに、心から敬意を表したいと思います。大変ご苦労様でございます。 これまでから、市立長浜病院と長浜赤十字病院、この両病院におかれましては、相互に連携協力して、湖北地域の高度急性期そして急性期医療をしっかり提供いただいておりまして、両病院の医師や、あるいは医療スタッフの皆さんの、本当に日夜奮闘していただいている、このことに大変頭の下がる思いをいたしております。 全国的に地域医療の確保が大きな課題となってまいりました。医師不足の荒波、これはこの湖北地方にも大きな影響を及ぼしておりまして、医療の拡充につきましては、私のこの市長選挙の公約の一つにも挙げさせていただきました。引き続いて大学や病院に出向くなど、精力的に地域の医師確保、このことに全力を挙げていきたいと思っております。 両病院は、医療を取り巻くこの環境が変化していく中、将来にわたって地域医療を維持発展させていくということが必要であるということの認識を既に一つにしていただいております。私も両病院の一体的連携を進めるに当たりまして、議員のおっしゃるとおり、地域の関係者等が参画した検討組織を立ち上げまして、検討していくということが重要であるというふうに思っております。去る8月に市立長浜病院、長浜赤十字病院、両院長と長浜市病院事業管理者、更に湖北医師会長、長浜保健所長に参加いただきまして、両病院の一体的な連携を進める取り組みのスタートとなります、この湖北地域の高度急性期・急性期医療を考える研究会、これを立ち上げていただきました。 両病院とも500床を超える総合病院同士の一体的連携っていうのは、実は全国に事例がございません。極めて画期的でございまして、これからの両病院の取り組みには困難も予想されると思いますが、市民の期待も大きゅうございます。私もまた行政の立場で大変期待を寄せております。したがって医師をはじめとして両病院の運営に携わるスタッフは2,000人を超えておりまして、大企業並みでございます。市民の皆さんはもちろんのことでございますが、病院経営に携わる全ての方に、安心していただけるような取り組みをしていくことが大事でございます。 持続可能な医療確保のために、医師を派遣いただく大学医局、この理解と協力は必要不可欠であります。長浜市病院事業、そして長浜市病院事業野田事業管理者と、常々と打ち合わせをさせていただいております。 今後、両病院の連携協力体制を市民の皆様に発信していくために、この研究会をオープンなものとするといたしました。年内に研究の結果を取りまとめていただきます。その後、市議会、そして市民、そして有権者の方々に参加いただいて、一体的な連携の具体的な内容を検討するため、段階的にステップアップをした協議を進めていただきたいというふうに考えております。 最終的には、市民の皆様の理解と協力を得て確立をさせていただきたいと思っております。全国に誇れる取り組みとなるよう、両病院を行政も全力で支援をしてまいります。また長浜市立湖北病院におきましても、滋賀県のへき地医療の拠点病院として、地域に根差した医療を提供いただいておりまして、必要な支援を行っていきたいと考えております。市立長浜病院、長浜赤十字病院、そして長浜市立湖北病院を含めた湖北圏域の医療体制を整えるということが、市長としての私の使命であるというふうに考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 市長、大変ありがとうございます。 私もこの、舞鶴市の一つの例を挙げたのは、非常に舞鶴市が苦難の、共にこの4病院を、しっかりとした構築をもって医療体制を整えてこられたという大きな事例が全国的に知られてます。 今、市長からお話がございました高度急性期機能を柱とするその研究会、これも多分日本では初めての取り組みやと思います。これが全国に広がり、我々の医療体系がますます大きな一つの例として情報発信をしていただけたらと、大いに期待をしております。できるだけ我々議会にも情報発信を提供いただいて、それぞれのいろんな協議会、大変難しい、山坂はあると思いますが、お知らせいただければ、我々もやはり共に、この病院をしっかり医療体制として構築してまいりたいと思っておりますので、どうか大きな情報発信をお願いしたいというふうに思います。 続きまして2点目。解決すべき医療に関する課題について、ご質問さしていただきます。 医療の確保のためには、医師確保の仕組みの再構築や魅力ある環境づくりによる医師の確保が必要であり、例えば地域専門医療講座等の開設や、更なる奨学金制度の拡充や、救急医療の専門医の養成と代替職員の確保が考えられます。またITを活用した診療連携システムの構築や、ふるさと長浜医師ネットワークの設置など、高度医療研究学会への参加を保証、救急医療等の対策として遠隔ロボットの手術システムの研究などが考えられますが、今後どのように医療に関する課題に対して解決されようとしているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(野田秀樹君) お答えします。医療に関する諸課題を解決していく上で最重要となるのは、医師確保に向けた取り組みでございます。 近年の医師は、都市部を中心として、より多くの患者さんの治療に関われる病院にということで人が集まる現状がございます。こうした状況に対しまして、長浜、湖北の両病院は、地域特有の魅力を備えた病院づくりを推進し、地域の診療拠点としての取り組みを更に推進していかなければ医師確保はなし得ないと考えています。 議員仰せの奨学金制度やITを活用した相互連携による診療システムの活用推進など、全国の先進事例に基づいた取り組みに加え、私が考える魅力ある病院づくりに向けた思いを2点挙げさせていただきたいと思います。 まず1点目は、高度急性期から慢性期まで、地域で完結できる医療を提供できる地域完結型医療の推進でございます。他の医療機関や健康福祉との連携強化、機能分担を軸に、地域医療ケアシステムを推進していくことにより、政策医療である5疾病・5事業を中心に、脳や心疾患、がん診療などに対する高度急性期医療や救急医療など、地域で必要性の高い医療を安定して提供できる診療体制を構築していくべきだと考えています。 2点目は、滋賀県全域あるいは医療圏を超えた患者さんに対して、高度先進医療や予防医療など角度のある医療を提供できる病院づくりでございます。一例としまして、市と京都大学が連携して進めている0次予防コホート事業の経験は、病気を治す医療から病気にならない医療を実施していくための大きなステップであり、長浜市病院事業は関係機関との連携により、遺伝子ゲノム情報を活用した先進医療の拠点化を進めるべきだと考えております。 更に、寄付講座を設定し、京都大学のリウマチセンターから専門医の派遣を受け、地域の専門診療を支援いただくことで、長浜病院リウマチセンターを設置しましたが、これは県内唯一のセンターとなりました。今後は専門領域の医療の推進により、県内の核となる専門診療の拠点化に向けた取り組みを推進していきたいと考えております。 今後とも市立長浜病院と長浜赤十字病院の一体的連携も見据えながら、しっかりと魅力ある病院づくりに努めたいと思っております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 管理者、ありがとうございます。 今、この2点、管理者が挙げてくださった地域完結型という、いろんな医療、魅力ある医療を実施することで、たくさんの先生方が長浜病院に一回来てみたいというふうな雰囲気に取っていただければ非常にありがたいなというふうに思っておりますし、また昨日発表されたがんの治療部門では、非常に長浜病院、高い治療率を持ってらっしゃったということ、発表がありまして、私も安堵しているところでございます。大津よりも勝ったというところが非常によかったんですけれども、非常にうれしく思ってデータを見ておりました。 今後とも魅力ある病院づくりに尽くしていただきたいということでの、今回この質問をさしていただきました。魅力ある病院に整えていければ、必ずお医者さんは我々のところに来ていただけるというふうに信じておりますので、今後とも、非常に難しい問題がたくさんあると思いますが、難しいほど山に登ってみたいというところがあると思いますので、どうか、我々も努力してまいりたいと思いますので、引き続き努力をお願い申しあげたいというふうに思っております。 3点目、移らしていただきます。 病院事業の民間に委ねる事業の可能性について、お尋ねいたします。 民間に委ねるものは民間に移行してはどうかと考えますが、例えば高齢化の一途をたどり続ける現代にあって、民間医療機関と連携し、安心安全な輸送を確立することが必要と考えますが、今後の経営改善を含め、例えば輸送委託等の、民間に委ねるものは民間に委ねる業務運営も検討してはどうかと考えますが、当局の見解をお尋ねします。 ○議長(松本長治君) 長浜病院事務局長。 ◎長浜病院事務局長(藤居敏君) 当院の職員が医師の指示によりまして入院患者さんを他の医療機関へ搬送する件数は、年間50件程度ございます。湖北地域消防本部から譲り受けました高規格救急自動車に専任の運転手と患者さんの容態を把握するための医師または看護師が同乗するなど、安心安全な搬送に心掛けているところでございます。しかしながら運転手の病欠等の際の対応に課題が残っておりますために、リスク対応といたしまして、委託していくっていうことについても検討する必要があるというふうに考えております。 一方、患者さんの申し出によります搬送につきまして、できるだけ民間の搬送業者の利用を進めているといったところもございます。その利用も徐々に増えてきているといったところでございます。 今後につきましては、今よりも搬送件数が増えたり、専用の自動車や専任の運転手の確保が困難な状況になるような場合には、委託や他の医療機関との連携を検討していく必要があると考えております。 また当院では、経営改善を目的といたしまして、今後業務の委託化を一層進めていくという必要があるというふうに考えております。他の医療機関と連携した業務改善も検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ありがとうございます。 本来でいけば新車を買って業務をしていただきたいなと思うところですが、なかなか新車が買えないということで、湖北広域の古といったら申し訳ないんですが、払い下げを使っていただいてるような現状も知っております。民間に委ねるものはできるだけ民間に委ねて、ほかのところに投資すべきことは投資していただくという考えの下、今後も経営改善に一歩でも進んでいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申しあげます。 次、2点目、事前防災行動計画について、お尋ね申しあげたいと思います。 国土交通省は、今年の4月24日、大規模水害が国内外で増えていることとして、国の機関と流域自治体の防災行動を、台風などが上陸以前から時間ごとに定められたタイムラインを導入すると発表しました。国、地方公共団体、企業、民間、住民等が連携してタイムラインを策定することにより、災害時に連携した対応を行うことができます。 タイムラインとは、災害時の発生を前提に、防災関係機関が連携して災害時に発生する状況を改めて予想し共有した上で、いつ誰が何をするのかに着目して、防災行動とその実施主体を時系列で整理した計画で、事前防災行動計画ともいいます。 例えば台風の予防で、5日後に自分のまちに台風が上陸すると予想される場合、5日前に自治体は態勢を取り始め、4日前には台風の情報を住民に周知します。3日前には水門などの防災施設を点検し、2日前には大雨警報が出たら住民に避難の準備を呼び掛けるとともに避難所を開設します。そして当日になって土砂災害情報が出たり、いつ川が氾濫してもおかしくない氾濫危険情報が出たら、緊急勧告を発表し、台風の上陸時間には公共の交通機関を停止させ、消防団や警察も安全を確保するため待機するというように、対策を実施する機関と担当者をあらかじめ決めておくものですが、タイムライン導入による効果として、災害時、実務担当者は先を見越した早め早めの行動ができます。また災害関係機関の責任の明確化、災害行動の抜け、漏れ、落ちの防止が図られ、災害対応の振り返り、検証、改善を容易に行うことができます。 タイムライン、事前行動計画を、本市も更に効果的に活用すべきと考えますが、本市の見解をお聞きします。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 本市におきましては、昨年8月末に大規模水害対応のタイムラインを作成し、台風の発生段階から市に最接近する時間を予想し、土のうや資機材の準備、市民メールの発信や自治会長への周知、関係機関への協力依頼など、災害対応の実施時期や対策を決め、災害対応を行っているところです。作成以来、数度の運用を行い、事前準備、人員体制など、改善を行ってまいりました。 議員の仰せのとおり、タイムラインを活用し、今後も防災体制の充実に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) このタイムラインがなぜ大事なのかっていうことは、伝達の内容を市民に知らせるという方法です。今回の21号の台風の中で、一番市民が知りたい情報は何やったかいうところにございます。 台風が去って、次に訪れるものは何かといいますと、まず罹災証明を発行していただくこと、次にそのごみをどういうふうに処理すること。これは最終的には災害が起こった結果がどういうふうに市民に知らせるかです。これを一体化して情報を発信することが大事なんですが、長浜市のホームページを見ますと、それぞればらばらに機能しております。これが、連携を取れてないという証拠です。タイムラインというのは、いつ誰がどこで何をしたらいいかという事前情報です。その事前情報を一体化させることで、市民への安心度合いが伝わってまいります。 私もこの関係をここで質問する前に、今回のホームページを実質持っている広報課にもお願いにまいっております。こういうふうに新しくホームページを機能させないと全く機能しないと。そこで今度は職員が何を感じるかです。 金曜日に災害が、台風が去ったら、次に当然土曜日、日曜日は、市民の皆さんはお掃除をするわけです。当然、罹災証明を取りに来るのは土曜日になります。そしたら短時間でもいいので市役所を開けて罹災証明を発行する。そして連携してそれぞれのごみを処理さしていただくというような順序が大事やと思います。 こうした情報を常にタイムラインで上げていくことによって、予備的に、市民は何をしたらいいのか、何を行動したらいいのか、市役所は今、何をしているのか、自分の側を見ていったときに、あ、ここにはちゃんと井堰があったけども閉まっているのかというような市民の情報も、逆に言ったら、安全対策としてできてないことは市民から市役所に情報を伝達していただくことができます。 私は、今回この事前防災行動計画のタイムラインというのを取り上げた一つの理由として、常日頃からホームページにこういった状況をきちっと市民に公開できているかというところにあると思います。こうした公開をすることで、市民はしっかりとした対策が練れます。ホームページだけではなくて、今は緊急速報メールやいろんな情報発信のツールができてまいっております。今回、教育委員会ではフェイスブックを新たに情報発信能力として取り上げております。防災計画にしても防災無線だけではなくて、こういったメールや情報発信を常日頃から行うことで、市民は安心した行動を取れることができます。 今回、こうした内容をしっかり構築していただくことができるのかというような、私は意思で、今回質問させていただいております。もう一度この辺の見解をお示ししていただきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 防災危機管理局長。 ◎防災危機管理局長(江畑仁資君) 先ほどお答えさしていただきましたタイムラインの流れにつきましては、特に事前準備というのを重要視して、ただ今までは作ってまいりました。 議員仰せのとおり、台風が去った後、その後につきましてもいろいろな情報を管理をしながら、市民の皆さんへの情報伝達を、重要だということも議員の仰せのとおりだと思います。 改めまして、タイムラインの事前準備から事後の対処までを考えて、検証してまいりたいと考えます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ありがとうございます。 災害の対応として、ここにも、先ほど述べましたように、振り返り、いわゆる検証、改善というのが常日頃からできるかというところに、防災に強いまちづくりができると思います。どうか、ひとつその点を含めて改善をしていただきたいと思いますので、よろしくお願い申しあげまして、次の3点目に続かしていただきます。 教育で選ばれるまちについて、お尋ねいたします。 本市の教育を大きく変えてみませんか。産官学民と連携した、将来を見据えた先進的な教育の推進地として戸田市が教育で選ばれるまちとして21世紀型のスキルの育成を目指した新しい学びの創造を目指し、民間教育機関と戸田市が包括連携を締結し、さまざまな新しい学びの共同研究を実施しており、その成果が評価されております。 その一例として、社会が急激に変化する中で、子どもたちにとって基礎的な知識や技能に加え想像力やコミュニケーション能力、ICT活用能力など、21世紀型スキルの育成が必要とされております。戸田市教育委員会では、子どもたちの21世紀型スキルや確かな学力など、資質、能力を育成するために、次期学習指導要綱の柱となるアクティブラーニングなどを取り入れた新しい学びについて先行研究をしておられます。 本市も、新たに子ども未来基金の設置を本定例議会に提案いただいておりますが、子どもたちが希望を持ち、思いやり、未来を託すための、最後までやり抜く教育や、英語能力の大幅な向上、全国に先駆けたICT環境の整備、いじめに負けない力の育成など、教育で選ばれるまちとなるよう、教職員の専門知識の向上や教育環境を一定の行程を示し整備すべきと考えますが、当局の見解をお聞きします。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) 本市におきましては、この十数年間、他市に先駆け、少人数教育や小学校の英語教育、特別支援教育等におきまして、先進的な取り組みに力を入れてまいりました。 しかしこれまで行ってきたこのような取り組み、事業を検証し、幅広い視点やこれまでなかった新しい発想を取り入れるといった本市の大きな教育改革が必要な時期にきていると認識しております。学力向上も含め、子どもたちが将来の輝かしい未来を切り開くことのできる教育を展開するため、教育委員会や学校だけでなく、ご指摘のように民間活力の導入、またさまざまな、いろいろな角度からのご意見を、今後、具体的な施策に体系的に反映さしていきたいと考えておるところでございます。 一例を挙げますと、本年7月、本市では英語課教員研修会を実施しましたが、従来ですと、講師は県教委等の指導担当の先生方にお願いしたり大学の教育学部等の先生をお願いすることが多いんでございますが、民間の人材派遣会社から専門の講師をお招きして実施しましたところ、参加いただいた先生方に非常に好評であったと報告を受けております。 このように産官学民が連携した新しい教育施策を、私たちも積極的に導入してまいりたいと考えております。夢や魅力にあふれた、子育てしてみたいまち長浜を目指して、一つ一つ取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 教育長、ありがとうございます。 今までの教育に対して決して否定するわけではないんですが、一つ一歩前へっていったところで、民間活力を導入したらどうかっていうところの提案です。 一つを捉まえてみますと、例えばICT教育にしてみたら、それぞれの簡単なところですが、今回中学校の運動会がそれぞれ開催されました。まだ開催していないところもあります。それぞれのホームページを見ますと、全く機能していない中学校、お隣の大きな中学校も全然機能しておりませんが、しっかり機能できているところ、いろいろあると思います。ここは先生方の能力というのは決して悪いことはないと思うんですが、先生方の今、学習を教えるだけで目いっぱいだというふうに思ってます。ここで一番捉えることが大事なことは、こうした基金を利用して、民間活力を使って、例えば一人のコーディネーターがICTの環境を良くしていこうということでやっていただくことができるんであれば、そういった、お雇いを頂いた方々がそれぞれの中学校を1日ずつ回っていただくことで非常に能力が変わってまいると思いますし、先生方の本来のご負担が減って、また子どもたちもそれを見て学習能力が上がってくる。そうした環境の中で、新たな学習能力として、ICTの先端な機能を持ったそれぞれの、今度はハード面を与えることができるというふうに思います。 こうした産官学を少しずつ取り入れることで、私は、決して現在の教育が悪いということはございませんが、もう一つ上を目指した教育も必要ではないかというふうに考えておりますので、この点も一つ鑑みながら検討いただけるとありがたいと思いますので、ご答弁いただければありがたいと思います。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) ただ今ご指摘の点でございますが、確かにICT教育、一般的にはタブレットを導入するだの、そういう機器の面ばかり強調されますが、その機器ももちろん必要なんでございますが、問題はそれを指導する教員の指導技術、能力、これが非常に問われます。 他方、32年から完全実施されます小学校の学習指導要領で必修化されますプログラミング教育というものがございます。これは簡単に申しますと、コンピューターを使ってロボットを操作する、これがプログラミング教育ですよ、そういう技術を子どもたちに学ばせるんですよ、ではございません。プログラミング教育というのは、今後、子どもたちが生きていくために、どんな職業に就こうが、生きてくために必要な論理的思考をそのプログラミングを通じて子どもたちに学ばせようというのが趣旨でございます。 確かにご指摘のとおり、このような指導経験がある教員というのは長浜市内でも本当にごく一部かなというふうに考えておるところでございます。具体的に申しあげますと、例えば市内の大学とそういった意味で連携はできないか。中嶌議員からアドバイスを頂いてますように、民間の例えばボランティアで堪能な方もたくさんおられるわけで、そういう方を各学校で掘り起こして、学校の先生が逆に教えていただくというようなことも必要なんでないかというような点も含めまして、完全実施までまだ少し時間がございますので、私どももちょっと懸命に取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、またご指導等よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 教育長、ありがとうございます。 これからたくさんの予算が必要となってまいると思います。こうした大きな予算をきちっと教育環境にまた投じていただきたいと、市長、思っておりますので、こうしたところにも配慮を頂けることが、我々の今後長浜市が選ばれるまち、また住んで良かったまちに変わってまいると思います。まだまだいろんな財政面でこういった教育部分のご支援を頂かんならんものはたくさんあると思いますので、こうしたところも予算のほうをみていただければ、非常にありがたいなというところでございます。 そうした中で、今回基金を作っていただいたっていうことは非常にありがたいことですが、一歩一歩、子どもたちの環境を良くするためのまた費用も、それぞれ十分捻出していただきたいなと思いまして、次の質問をさしていただきたいと思います。 四つ目、いじめ対策についてでございます。 いじめ防止対策法に基づき、各学校がいじめ防止基本方針に従って取り組んでいただいておりますが、対応は進んでいるのでしょうか。 大津市等では、コミュニケーションの手段として音声通話により双方向アプリを活用して、中学生から、友達関係やいじめなど困りごとに関する相談受付を実施しており、一定の効果を上げておられます。現代の子どもたちがSNSを日常的に利用しているという実態を受けて、こうしたアプリを利用し、一定の運用方針を定め、スクールカウンセラー等により、総合解決策を図ることで相談しやすい環境づくりを進め、いじめ対策を更に強化してはと考えますが、当局の見解をお聞かせください。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) いじめを訴える機会として、各学校で行っておりますアンケート等で十分だとは決して考えておりません。 ただ今ご指摘のありました大津市のライン等を使った取り組み、こういったものに関しましても、市教委としまして十分検証し、その結果についても、今後、研究をしていきたいと考えておるところでございます。 潜在化するいじめにどう対処していくべきか、どういう方法を取り入れていくべきかについて十分な検討を加える、そしていじめが起こってから対応するんではなくて、いじめ防止でございますので未然に防ぐという観点からの検討が必要だと認識しておるところでございます。いじめが起こってしまってからではなくて、前段階でどうやったらそういうことが起こらないのか、そういう指導や、または環境づくり等に十分力を尽くし、教員のいじめ対応のほか、カウンセリング能力、また互いに他を思いやることができる集団づくりといった教員の資質の向上ももちろん必要でございます。このような対策を総合的に実施することで、子どもたちが安心して学校生活が送れるものと考えておるところでございます。 他の市町の取り組み、または他府県等の取り組みも十分研究し、ただ今ご指摘があったように、相談しやすい環境、窓口、これを長浜市としてどのように設置していくか、考えていくべきか、十分、今後また検討をし、具体的なものを作り上げていきたいと考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 私は、このたくさんのいじめ問題を抱えている家族や、そして学校に行けない子どもたちのために、どうしてあげたら一番いいのかなっていうふうにいつも思っております。 現状の、現場での学校運営協議会の体制や職員能力というのには、私はもう限界があるんではないかと。ましてや学校運営協議会も、もう変えるべきだと。どうやってあげたら子どもたちの本来の心が開かれるのかなというふうなことを常日頃考えると、今回大津市がこの取り組みを基本として大きく体制を変えようとされている一つの事例は、私は、一つは参考になるんではないかと。 子どもたちの心を開けられるにはどうしたらいいのか、大人が訪問するよりも、本来いつでも子どもたちの見守りができる、そうした双方向を持って、そうしたカウンセラーを雇うことで、日常、お家におられてもカウンセリングできる、あ、今日、今、この子から来てるんだなと、お家でお仕事されててもそういったことが対応できるというような体制作りを、少し取り組みを入れることで、カウンセラーの方々の体制も変えられるし、自分の仕事をしながらでも子どもたちの気持ちに寄り添えるというふうになって、その子どもたちの少しずつ窓が開けていただくことができるんであれば、学校へ向かう能力、またその中学校で行けなくても、また次のステップのステージで勉強や学びが変えられるというふうに思いますので、どうか、こうした取り組みを一つの一例として、長浜市も大きく教育環境の体制をもう変えてあげてほしいなと。学校の現場ではもう対応しきれない事情がたくさん、多くなってるんじゃないかなと、私は思っておりますので、この点、もう一歩進んで、教育長のご答弁を頂ければ非常にありがたいなと思います。 ○議長(松本長治君) 教育長。 ◎教育長(板山英信君) ただ今、ご指摘の点でございますが、確かにこれだけ通信機器又はICTの技術が進歩してきますと、私どもが従来学校の現場で子どもたちに対応してた状況とは、本当にある意味では大変便利な世の中になってきてるなということは認識しておるところでございます。 カウンセリング等につきましても、例えば民間の方で学校外の子どもの姿を知っている方もたくさんおられるわけです。例えば土曜日の、土曜学び座でご指導いただいてる方、又はスポーツ少年団等で、子どもたちの学校外での姿を見ておられる方もおられると思います。そういう力をやはりお借りして、社会で子どもを育てるとよく言いますけれども、長浜市の子どもを長浜市全体でやはり見守っていくんだというような視点から考えていくことが教育委員会には求められてると思いますので、ぜひその点につきましては具体化の方向性を持ちながら、今後早急にまた検討をしていき、子どもたちのためになるような方法を見つけ出していきたいと考えておるところでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ありがとうございます。 私たち周りの住んでいる人々、又はコミュニケーションを持って子どもたちに接していかなけりゃならないと思いますが、何とか子どもたちの心を開げてあげられる一つのツールとして、いろんなものを試してみるということも大事かと思います。どうか、子どもが窓を開けてくれるように、何とか一歩でも進んでいけるように我々も頑張りたいと思いますので、ひとつ環境も良くしていただきたいと思いますんで、どうぞよろしくお願い申しあげたいと思います。 次に移らしていただきます。 五つ目、(仮称)神田スマートインターの設置について、お尋ね申しあげます。 平成28年度からまちづくり勉強会を開始いたしまして、平成29年9月には地方創生セミナーを開設し、南長浜地区を更に活性化するためには、神田、西黒田、六荘の連結が不可欠とし、私たちのまちがこんなふうになったらいいなと、南長浜地域のまちづくり構想、ゆめ未来五つ星ドリームプロジェクトとして、一つ、鉄道交通の活性化、二つ目、道路交通の活性化、三つ目、医療・福祉の発展、四つ目、農業6次産業化、五つ目、企業誘致、情報インキュベーションの推進へと地元構想を掲げ、将来を見据えた先人の力によって設置された神田パーキングを、新たにスマートインターチェンジ立地へと動き出しました。 その地元の思いを乗せて、先日、長浜市長さんにその熱き思いの要望書を提出させていただき、地元代表の皆さんからは、市長さんからは素晴らしい前向きのお言葉を頂けたと喜んでおられました。 そこで、6月定例会の回答を含め、3点の内容について、お聞きしたいと思います。 1点目。今後の推進体制についてお尋ねします。行政、商工会議所や経済界や専門委員、地元連合自治会等の皆さんによる推進体制と今後のスケジュール等について、お聞きしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 議員仰せのように、去る8月22日付で、地元関係自治会様との連名で、(仮称)神田スマートインターチェンジの早期実現に向けた要望書を地域としての構想も含めた形で提出をいただいたところでございます。今後の事業推進に向けましては、今後いろいろと協議や推進に向けてご協力をいただきたいと存じるところでございます。 その点では、一層地域の機運を高めていただきますとともに、協力体制を地域として強化をいただきたいという点が1点ございます。 また議員のご提案ございましたように、地域を含め幅広い多様な関係者との間での推進体制作りの取り組みが必要かと存じますので、引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いするところでございます。 なお、今後のスケジュールという点でございます。これにつきましては、私どもの市の動きのみならず、国あるいは関係機関との動きが関係するわけでございますが、今、考えておりますところでは、市は、スマートインターチェンジ設置の効果、必要性等を調査し検討するための可能性検討調査をさせていただくこととなります。これを受けまして、中日本道路高速をはじめとする関係機関との協議等を含めておりますと、約2年程度の時間を要すると見込んでいるとこでございます。 これ以降、国が行います準備段階調査や整備計画の決定、あるいは連結許可の手続きを経まして、事業実施となるというふうなスケジュールを見込んでいるところでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ありがとうございました。 できるだけスムーズなスケジュール等の運営をしていただいて、しっかり地元も支えていきながら前へ進んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申しあげまして、次の2点目、開発手法について、お尋ね申しあげます。 地域産業型、大型開発型地区計画制度の充実などを図り、商業や企業を誘致しやすい整備手法の充実について、当局の見解や方針をお尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 都市計画の観点から申しあげますと、市街化調整区域では、地区計画の運用基準を設けまして、都市計画マスタープランにおける都市整備の方針に基づき、地区計画を活用することにより良好な市街化形成を可能としているところでございます。 今回の神田パーキング周辺は、都市計画マスタープランにおけます南長浜地域圏における土地利用の方針の一つといたしまして、農地保全制度との調整を前提とし、自己用住宅建築の規制緩和策や地域の特性に応じたまちづくりを誘導するため、地区計画制度等の活用を位置付けているところでございます。 本市のこの制度の運用基準を定めております中で、大型規模開発型地区計画制度は、一段の広範囲な土地において秩序ある開発を進めるものでございます。現在のマスタープランにおける南長浜地域の都市計画の方針には、今回ご提出いただいた要望の(仮称)神田スマートインターチェンジの設置等について想定していないわけでございます。なお大部分が農用地域を設定されておりますことから、適用できる区域については、今後いろいろと研究等が必要であるかと思います。 また近江八幡市が定める地域産業振興型のような地区計画制度は都市のスプロール化を防ぐことを目的とする市街化調整区域の在り方に沿わないため、現在のところ導入は計画しておりません。 ただ、先ほど申しあげましたが、スマートインターチェンジの実現に向けましては、相当の時間が要するわけでございまして、これからのインターチェンジを中心としたまちづくりの検討は、地域の皆さんと共に進めていく必要があると考えているところでございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 私、この質問の趣旨が、もう少しきちっと書けばよかったなというような反省があるわけですけども。ここに少し触れておきたいのは、6月定例会の回答を含め、というふうに、私、書かさしてもらったんです。ここでお気付きいただけるものかなというふうに思ってたんですが、残念ながら、もう少し、私がきちっと書かなかったので非常に悪いなというふうに思っておりますが。 私は地域産業型の地区計画制度、大規模開発型地区計画制度、これ、今、部長がおっしゃったように、近江八幡市はこの手法を持っております。私は6月議会でもお願いを申しあげましたように、畑を耕すにはくわが必要です。鎌ではありません。まず、くわを持ってしっかり土を耕すってことが大事です。そうした道具を持つことが大事ではないかという質問を、6月議会にさしていただいております。 こうした地区計画制度の道具を整備しておくことっていうことは、いついかなる場所でもこれを使えるということになります。大きく捉まえますと、南長浜全域にこうした手法を取り入れながら大きく事業展開を図ることができます。 都市計画法でいけば、先ほど部長がおっしゃったんですけれども、ここは非線引きではございません、線引き区域でございます。したがって、こうした手法を持たないと何ら開発ができないというふうになります。私は、全てをスマートインターにぶつけているわけではなくて、こうした南長浜の大きな拠点を持つためには、私はこういった道具を持つべきだというふうな提案をさしていただいてることを、もう少し丁寧に書けばよかったなと思いますけれども。 私は素晴らしい職員さん力が備わってきたというふうに、今日、某議員のご質問からもございましたように、全ての答弁については素晴らしく連携を持って職員力を持ってご答弁いただいてるというふうに私は思っておりまして、こういった点につきましても、商工並びに都市建設部が連携を持ってご答弁していただけてるものかなというふうに思っておりましたが、私がちょっとミスをしまして、もう少し丁寧に質問の内容を書けばよかったなというふうに思いますが、ここで今、補足をさしていただいてますが、こうした手法を持つことが私は大事だと思いますが、部長、見解をお願いいたします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 議員仰せのように、これからの多様な土地利用あるいはまちづくりを進めていく上におきましては、現在のいろいろな法制度の中の仕組みはうまく利活用する必要があるかと思います。今のご意見等踏まえまして、今後ともより良き南長浜をはじめとしたまちづくりのための考え方をまとめながら検討してまいりたいと思います。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ありがとうございました。 道具を持つことは、別に何ら損ではないんです。いろんな道具がございますが、そのまちに合った道具をしっかり持っておくことが、いついかなる場合でもそれを使えることになりますので、しっかり部内で、産業建設部長ともご相談をしながら、前へ進んで検討いただきたいというふうに思っております。 3点目に移らしていただきます。地域未来投資法についてお尋ね申しあげます。 地域未来投資促進法については、県内19の市で共同作成し、支援メニューを活用できるよう支援体制を整えるとの回答でございました。どのように整備し、いつその内容や方針について情報開示いただけるのか、お尋ね申しあげます。 ○議長(松本長治君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 6月定例会でお答えをいたしました地域未来投資促進法に基づく基本計画につきましては、その前身となります企業立地推進法におけます当市の基本計画が29年度末で終了すること等も受けまして、県の主導によりまして、県及び県内全市町が一括し新たに滋賀県全域計画として作成し、これが国の同意を得られたことから、現在は支援メニューを活用できるという状況になったところでございます。 なお前の長浜市独自の計画におきましては、支援対象業種が製造業に限定されておりましたけれども、新しい計画におきましては、一つの要件といたしまして、成長ものづくり分野、医療・ヘルスケア分野、環境・エネルギー分野、第4次産業革命関連分野、観光・スポーツ分野というような業種に拡大をされたところでございまして、その他の要件といたしましては、高い付加価値を創出する事業であったり、地域の事業者への相当経済効果の波及が見込まれる事業というものが要件となっております。 これによりまして、各事業者の方が地域経済けん引事業計画をそれぞれの事業ごとに作成をいただきまして、滋賀県に申請いただき、これが承認いただくことによりまして、税制による支援措置、それから特に補助金の優先採択、そのほか規制等に対する配慮というようなことがお受けいただくことができるというものでございます。 なお、この制度につきましては、広く一般市民にPRするという視点とは若干異なりまして、対象となる企業等に対しまして、事業者さん向けのパンフレットでございますとか、商工会議所、商工会の会員企業あるいは事業者が集まるような各種会合の都度、パンフレット等で情報提供しておりますほか、県のホームページ等に掲載されておるというものでございます。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 部長、ありがとうございます。 確かにそのとおりなんですが、先ほどの、いろんな新しい事業を展開していこうと思いますと勇気も必要です。しかも後ろ盾も必要です。先ほど、後ろ盾については副市長が、わしが責任取るとおっしゃっておられます。こんないいお話があります。一生懸命やれば報いられる成果は得られると思います。私、これから一番大事なのは、選ばれるまち長浜に、きらりと光る長浜にするためには、やっぱり企業誘致や、こうした手法を持っていつでも企業がお迎えできるという体制を取ることが大事だと思いますし、そうした企業誘致をすることで人も集まってまいりますし、またここに新たなまちが展開してまいるというふうに思っております。 期待を持って、勇気を持って挑戦することが大事だというふうに、今日、副市長から教えていただきましたので、私も市民の期待に負けないように頑張ってまいりたいと思っておりますので、どうかそうした期待を裏切られない、いわゆる支援を私もしていきたいと思いますし、行政側も整えていただきたいというふうに思いますので、どうか一つずつ前へ向いて、長浜を良くするために、ここに26人が立っているわけです。どうか、一つ一つ丁寧な回答と、それから一つ一つ前へ向いた、前進して長浜市を良くするために、みんなが一丸となってまいりたいと思いますので、どうぞ今後ともよろしくお願いしまして、私の質問を終わらしていただきたいと思います。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) それでは、ただ今から、15時25分まで休憩をいたします。    (午後3時13分 休憩)    (午後3時25分 再開) ○議長(松本長治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 議員個人による一般質問を続行いたします。 西尾孝之議員、登壇願います。 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) (登壇)それじゃあ質問さしていただきます。 前森田議長が亡くなって、本当にさみしい思いをしています。これは私だけじゃないと思います。 今日、初めて皆さん方にしゃべりますけども、森田前議長が亡くなる前、前の日に1時間、私に電話をくださって、その電話を借りて1時間、話をさしていただきました。当然、市長のことを森田議長に話をさしていただきました。森田議長は、西尾君、あんたの言いたいことはよく分かってる。どうしたいかも、よく分かっている。このまま、本当なら放っとくわけにはいかない。それなら森田さん、次の9月議会では、私は思い切ってやるから、じっと議長席で私の話を聞いてくれ。でもな、西尾君、ほどほどにしてくれよ。こういう言葉でした。最後に私に残した言葉が、市長は、市民のことを本当にどう思っているんだろうな。将来ある子どもたちのことを考えると、あの市長は、特別職というその職を、どういうふうに認識しているんだろうな。という言葉が、前森田議長から私に返ってきたのが、最後の私とのやり取りでございました。 そこで市長、あなたにお伺いします。市長というこの特別職について、藤井勇治個人の意見をお伺いしたい。長浜市民に対して市長はどういうふうな人材であるべきか、あなたはどういうふうに考えているのか。議員は、私は、まず市会議員は市民に軸足を置いて、何が何でも市民の立場になって答弁をする、意見を言う、代弁をする、それが本来私は、議員の仕事だと思っておりますよ。二元制代表の中で、あなたも市民に選ばれた。その固い意志があってあんたは市長職という、市民に選ばれてこの場に座っている。どういうふうに市民のことを考えているのか、お尋ねしたい。お願いします。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 冒頭、森田議長のことをお振りいただきましたが、私も、一緒に森田さん、長浜市を盛り上げていこうね。と、頑張っていこうね。とお話ししたことを思い出します。謹んで哀悼の意を表したいと思います。 私は、政治は夢と希望の実現であるといふうに常々思っております。市を発展させて、そして市民生活を向上させる施策を打ち出して、それをしっかり実行していく。粉骨砕身、市政の推進に全力を尽くすというのが私の使命でございます。そして市民が抱く将来の夢や長浜市への希望、期待、この思いを実現していくのが市長であると思っております。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 藤井さん、ほれは本心で、あなた言っているんですか。再度、聞きます。それはあなたの本心ですか。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 私の本心そのものでございます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) じゃあ2点目に入らさしていただきます。 あなたは、今回、新入職員に対して、市民に信頼される職員を目指してほしい、市民のために一生懸命尽くしてほしいという訓示をしたそうですが、本来、今回あなたの事件が、それが本当ならば、恥ずかしくなかったですか。職員に対してあなたは、市長はどうあるべきか、お教えいただきたい。まねをしてもらえるような、そういう市長であるべきだと私は思いますが、職員に対してあなたはどういう市長であるべきか、お伺いしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 私は、政治は夢の希望と実現であると申しあげましたが、そのために職員の先頭に立って、そして汗をかいて、職員とともにこの夢と希望を一歩一歩実現していくということが一番大切であります。 私は、職員には戦国の大名の武田信玄のことわざを引用しまして、仕事は本気でするから大抵のことはできると、そして本気でするから何でも面白いと、そして本気でしているから誰かが助けてくれると。機会あるごとにこの言葉を皆さんに説明申しあげて奮起を促す一方、職員の能力を信じて困難なことも任せて、何かあったときには私が責任を取ると、こういうことを信条に職員に接しておりまして、職員とともに歩んでまいりたい、そのように思っております。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 今、武田信玄のことを出しましたけども、武田信玄は私も大好きですよ。武田信玄は、部下に任すより自分が率先してやった人物だと私も聞いております。 あなたはこの8年間、この議会、建設常任委員会、総務常任委員会、健康福祉常任委員会、予算常任委員会、1回もあなたは出てこない。本来、この委員会というのは、この本会議より大事な場なんですよ。職員が汗水流して議案を作る、職員が議員の前で一つ一つ丁寧に説明をする。そこで議員がそれを精査して、市民のためにならないというのであれば、いろんな意見を議員が言う。この議員の意見は、市民の声なんですよ。そこにあなたが、この8年間1回も出てこない。本来、本会議より、先ほど言いましたけども、委員会というのは大事。その場で市民の声をはっきり聞いて、その委員会の中で、ともに職員と汗を流して意見を述べるのが本当は市長の姿じゃないですか。 あなたは、私はその質問もしましたけども、いつも市長室で待機をしている。待機をするんであれば、市民の声を身近に聞きなさいよ、議員の声を身近に聞きなさいよ。それが長浜市の、いい方向に導いていく唯一の近道じゃないですか。でもあなたは、この委員会に一つも出てこない、職員任せで。その間どうですか、あっち行ったりこっち行ったり座ぶとん会議やったり。それで市民の声が聞けますか。武田信玄は自ら、部下を差し置いてでも、自分から行った人物でございますよ。今ごろ武田信玄がもし聞いてたら、私の名前を出すなて、あんたに言うでしょう。 次に、もう時間もありませんから、3点目に、議長、入らさしていただきます。 将来ある子どもは長浜市の宝でございます。あなたは常に、今回もこの議場で、子どもは長浜市の宝と常に言っておりますけども、本当にあなたはその思いがおありですか。市長という立場は、子どもにとってどういう存在であるべきか、あなたに聞いてみたい。お願いします。 ○議長(松本長治君) 市長。
    ◎市長(藤井勇治君) 私は、子どもは未来を担う宝であると、次の時代を担う大切な人材であると、常日頃からそのように思っております。したがって子どもたちに、自然豊かで歴史深く、文化の薫り高い長浜を受け継いでいくということが、市長に与えられた課題、使命であるというふうに思っております。 そのためにさまざまな効果のある施策を打ち出して、それを実行して、長浜の教育を充実させていきたい、その思いでございます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) ここでも、この議場でも、子ども議会というのは実はあるんですよね。前も何回か傍聴したことありますけども。市長というのは、人間、時にはうそをつく場合もあります。でも市長という特別職は、子どもが、あの市長みたいに私はなりたい。僕もなりたい。そういうふうに思わせるような、信頼を抱いてもらえるような市長でないと、私は駄目だと思っております。どうかそういう市長になっていただけるように、まああなたには・・だと思いますけども、頑張っていただきますよう、お願いします。 ほいじゃこれで、1点目の質問を終わらさしていただきます。 次に、2点目でございますが、市長の不倫問題の認識について、お伺いします。 3月、6月と、市長は私の質問に、第三者のプライバシーを侵害する恐れがあるから、それには答えられません。そして事実無根、事実誤認と言う。私は遺憾であります。いかにも自分がやっていないような答弁をしておりますが、私は今日、まさかこういう質問をあなたに説明しなければならないというのは思いませんでした。でも、この事件は、どこかで決着しなければならない。今回、私は政治生命を懸けてあなたにお話しします。私の言ってることが少しでも、うそがあるというんだったら、即座に議員を私は辞める覚悟で、今日、質問席に立っております。 1月23日、女性の旦那さんが私に相談に、来ました。そのときに旦那さんは、西尾さん、恥ずかしい話、どうしても僕の話を聞いてほしい。もう一人、私の友人が言いました。西尾君、ぜひ聞いてやれ。あの男は恥を忍んで、おまえに相談に来てるんだ。その旦那さんは、一人の女性を好きになり、子どもをつくった。自分の愛する女性が人の男とできてるといううわさが流れて、他人に相談できるか。どういう思いで私のとこに来たか。私は、本当によく来たな、よくこの西尾に相談してくれたな。 西尾さん、僕はあの市長にはどうしても今回、市長にはなってほしくない。うちの・は、市長とこういううわさがある。もしそれが本当ならば、うちの・も悪いところもあるけども、市長という職務の中で・・・するのはいいけれど、でも私らの間には・・・・・・がいている。・・・・・はこの前、西尾さん、焼肉食ったときに泣きながら、・・・・、なぜ・・がこんなつらい思いをしなければならない。・・・・・は・・に、足を蹴ったそうですよ。・・・・・は・・とけんかして、・・・・・のとこへ行った。・・・・と・・・・が悪いんやろ。なぜ・・・・は市長のとこへ行って、毎日、朝帰りをしていく。・・・ながらに分かっているんですよ。・・・・は市長のとこへ行って、毎日、行くたんびに朝帰りをしていく。西尾さん、どうしても、これをきっちりさしておきたい。どうしたらええやろ、私にそういう相談が来た。西尾さん、探偵を雇おうと思うんだけども、私にはそういう知り合いがいない。どうしたらいいだろう。 正直に言いますよ。私はあちこち弁護士に電話入れた。まさか藤井市長がそんなことやっているとは夢にも思わなかった。探偵を雇ってそれが現実になるか、私も疑いましたよ。でも旦那にまず私は意見をしたのは、そこまでしてそれが現実だったら、おまえ子どもに余計つらい思いをさすよ。ここ10年、辛抱をして、子どもが大きくなるまで。子どもには罪はないんだから、夫婦そろってもう一度頑張ったらどうだ。私は彼に言いましたよ。泣きながら、ずっと考えていた。 藤井さん、あんたにも子どもがいてるんですよ。最終的に弁護士は、西尾さん、これはきちっとした探偵事務所を、浮気調査を雇わなきゃいかん。最終的に裁判になったときに、その調査の表がきちっと裁判で生かされるような、そういうきちっとした探偵事務所を雇わなければならないということで、弁護士さんが紹介をいたしました。今日、私はその探偵の調査表を持ってきていますよ。ここに、探偵調査表って書いてあります。 市長、あなたは事実無根、事実誤認と、この議場の場で、長浜市民の代表の議員がいてるこの場で、あなたはこれだけの証拠があるにもかかわらず、前回あなたは・・をついた。これ、何てあんたは捉えるか。 そしてもう一つ。今日、CDを私は持ってきておりますよ。これはこの場で聞かすわけにはいかない。女性は、ちゃんと認めておりますよ、もう。前のえきまちテラスの役員が女性を呼び出し、なぜ、おまえは市長のとこへ行った。何て答えたか。そのテープもきっちり持っておりますよ。子どもが3人おるから行かなければならない。そこまでおまえが藤井さんのことをもし好きなら、結婚したらどうや、っつって言ったそうですよ。私かて選ぶ権利があるって、このCDの中には入っておりますよ、私が聞いた限り。 市長、あなたは、事実無根、事実誤認、誠に遺憾であります。この場で言いましたけども、この証拠を覆す、できるような、事実誤認のあんたは何か証拠があるんですか。あなたが、今、この場で見せてくれというんだったら、これ全部見せますよ。 一部だけ紹介します。2月の6日、市長は、10時8分に帰ってきております。その帰ってきた車は・・・のバスですよ。そして12時45分に女性があなたのマンションに訪れております。これでも、3人の子どもがおるというのに分かってても、あなたは自分の欲求をはらすがばっかりに呼び寄せたんでしょう。そして週刊誌に載った2月13日、あなたは、21時36分に、白い車で帰ってきておりますよ。女性は、23時17分、あなたのマンションに訪れた。帰ったのが、6日の日も14日の日も朝7時ですよ。これは調査表に全部、明細に載っております。 各議員さん、これ見てください。これはきちっとした調査した書類でございます。これはどこに出しても恥ずかしくない資料でございます。 一番大事なのは、あなた、男遊び女遊びするのは結構ですよ。でも12万市民に選ばれた市長が、いやしくもこの議場の中で、市民の代表のいるこの議員の前で、12万市民の前で、あなたは堂々と・・をついた。将来ある子どもたちに、あなたはその3人の子どもを、その奥さんに育児放棄を・・した。言われても仕方がないですよ。なぜならば、女がいくら自分のマンションに遊びに来ても、子どもが待っているんだから早く帰りなさい。子どもに何かあったらどうするんだ。それが本来、いやしくも男の姿ですよ。それをなぜ毎回のようにあなたは、この調査表に載ってる朝帰りばっかりさせなければならないんですか。いやしくもあなたは12万市民の長ですよ。これを事実無根、覆すようなあなたは何か証拠を持ってるんですか。説明してくださいよ。また法的に、ありますちゅうて、言うのか。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) まずは1点は、地方自治法132条でございます。議会の会議又は委員会において、私生活にわたる言論はしてはならないと、こううたわれております。明らかに地方自治法違反であるので、今の一連の発言を取り消してください。 答弁は続きます。それから私の相談する弁護士は、一切の法律違反、そして道義違反は犯していないという弁護士の話をいたしておりますので、これもご報告をいたしておきます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) いやしくも市長たるものが、事実無根、事実誤認、ましてやこんだけの部長職員がいてるにかかわらず、あなたは堂々と説明ができない。え、恥ずかしくないですかい。今日、Zテレビで・・・・、長浜市全域に流れておりますよ。これを見て、市民は何という判断をしているか。 再度、あなたは、ほんでいいですか。この議会で、あなたの答弁は裁判に証拠として上がりますけども、それでもあなたはそれで貫くつもりでございますか。再度聞きます。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 答弁してるとおりでございます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) ほいじゃあ次の質問に入らさしていただきます。 市民から名誉毀損で訴えられてるが、今後市長はどうするのか。 昨日、いい書類を頂いて。ヤフーニュースで、この先生、・・・・、行政事件に詳しい弁護士でございます。ここに書いてあるのが、市長の不倫問題で精神的苦痛。市民が損害賠償請求の狙いは何か。市長の逃げ切りを防止か。そのとおりですよ。あなたの逃げ切りを、私は、みんなきっちりせないかん。 そして、その人の意見がここに書いてあります。今回のケースで、市民の抱く不信感は、保護に値するものと考えられますか。ということを、本件のような事案であれば、原告の範囲も長浜市民に限られます。市長の不倫疑惑によって、他市町民から変な目で見られたり、あんたとこの市長さんは。と言われたりすることもあって、その不快感は保護に値しないと言えないと思います。こういうふうに書いてるんですよね。 やはり市長は公人ですし、市民の税金から給料をもらっているわけですから、説明責任はありますし、不倫疑惑が事実無根というのであれば、法廷で白黒決着をつけるというのも現市長の責務であるということを、ここに・・・・弁護士がこのように書いております。 まさしく市長、あなたは、市民の税金から給料をもらっている。24時間、我々議員もそうですけども、何かにつけて行動を慎まなければならない。何かあると、あの西尾議員は。藤井勇治市長は。市長という言葉が出るんですよ。だから24時間市長であり、それをあんたはプライバシーで違法性があるとか言うて、自分のことを一向に説明をしない。あなたは今後、この裁判をどのように考えているのか。 ・・・・・・・・・から、第1回目の裁判が始まりますよ。あなたのとこに通達行ってると思いますが。全部、この証拠を、CDから全部、証拠として裁判所に私は提出いたしますけども、今後あなたはどういうふうに考えているのか。市長、裁判で恥を売るより。裁判で自分の説明もできない、申し開きもできない、きちっとそういう証拠もないのに。あんまりやめましょうよ。長引けば長引くほど、長浜議会はどうなってるんや。議員はしっかりしてないから裁判になるんだ。議員がしっかりしてれば市長を追い込めるのに。と、我々の恥でもあるんですよ。市長、どういうふうにあなたは考えているんですか。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 集団で提訴されたとおっしゃって、はや3か月半経過いたしております。今においても、今の私のところに訴状すら届いておりません。したがって、果たして裁判として成り立つのかどうか、極めて疑問を呈しているところでございます。 それから2段目の、その弁護士の見解でございますが、それは一弁護士の見解に過ぎないということでございます。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) あなたのこの答弁は、開き直りですよね。そういうふうにしか取れないよ、みんな、みんな思うてますよ。 昨日、その担当の弁護士から、裁判所から、・・・・・・・・・から第1回目の裁判が始まります。市長のとこにはもうすぐ届くでしょう。ことでございました。なぜ長引いたというと、あなたは3か月間という、今、言葉出しましたけども、原告が多いんで、長浜裁判所では手に負えないから大津地裁に返したそうですよ。これは紛れもなく。 もし市長、裁判であなた負けたらどうするつもりですか。私は負けたら、私のほうが、我々原告のほうが負けたら、私はっきり言うてもいい、議員そのとき辞めますよ。あなたが負けたときには、市長辞めますか。もう一度言いますよ。3か月たっていまだに何の報告もないというのは、あなたの弁護士が頼りないからですよ。逐次、私がお願いした弁護士は、逐次、連絡があります。昨日、・・・・・・・・・・から法廷が開かれますので、西尾さん、来ますか。ほかの原告の人も来ますか。ちゃんと報告がありました。あなたの弁護士はどういうふうにやっているのか、確認してみてください。 それで私の質問、答えてください。私が負けたときには、私は即座に議員を辞めます。あなたが負けたときには市長を辞めますか。どうですか。答えてください。 ○議長(松本長治君) 西尾議員、今の質問については、質問の内容からちょっと出ましたので、逸脱しましたので、質問を変えていただくようにお願いします。 ◆26番(西尾孝之君) ほいたら裁判、・・・・・・始まるから、ほいじゃあなたはどういうふうにするつもりですか、負けた場合は。これでいいですか。 ○議長(松本長治君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 申しあげておりますが、私のところには訴状すら届いておりません。届きましたら、弁護士とも相談して、裁判でしっかりと、臨んでいきたいと思います。 ○議長(松本長治君) 西尾孝之議員。 ◆26番(西尾孝之君) 今日は、私は休憩取らなかった。なぜか。西尾の言っていることが休憩を取ると分からないから、あえて今日は取らなかった。みんなに、テレビ観ている人にも全部知ってもらいたいから、私は休憩を取らなかった。今日、言ったことは、全部真実ですよ。 最後に、私事でございますが、12人目の孫ができた。前回も私は言いましたけども、この腕で3人の我が子を私は抱いたことがない。でも、孫は、嫁より先に私は抱きます。なぜなら、自分の血を分けた、これから西尾家を継いでくれる、その子どもがこの長浜ですくすく育ってほしい。あえて思うのであれば、こんなじいちゃんになってほしくないというのが、私の孫への思いであります。 旦那さんも、同じでございますよ。その女性のお母さん、じいさん、その孫を、泣くとこを見たときに、どんだけ悔しい思いをしたか。あなたはそれすら分からないでしょう。分かれば、女性を朝まで自分のマンションに引き留めていく。あなたは、だから前回にも私は言いました。あなたは・・だと。普通、まともな男なら、女性を自分のマンションに朝まで。 市長、聞いてるか。おまえ、それが。おい、議長、ちょっと注意せえ。あの、膝をついてあぐらをかく、それが人の意見を聞く態度かよ、これ。どうよ、議長。あぐらをかいて、それが。・・・・・・・・・・・・・・。 議員というのは、私は代弁者ですよ。自分が言いにくいことでも、選挙のときにもろ旗揚げて市民の代弁者となると言った以上、私は、職員憎いこともない、あなたを憎いこともない、でも代弁しなければならない。あなたは、その態度は何よ。人間、基本がなっとらん、あんたは。市民を思う、子どもを思う、その基本をあなたは欠けてるよ。それが長浜市政を引っ張っていく、あなたにはないということを最後に言って、私の質問は終わらさしていただきます。 ・・・・・・、第1回目の公判が始まります。楽しみに、あなたはしといてください。この証拠を全部、裁判所に、CDから全部、提出しておきますので、・・洗って待っといてください。 私の質問を終わります。傍聴席、ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) 西尾議員、発言中に不穏当と思われる部分がありますので、後刻、会議録を調製した後、調査の上、適正に処置をいたします。 次に、佐金利幸議員、登壇願います。 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) 議長から発言通告の許可が出ましたので、発言をさしていただきます。 本日、私は最後の一般質問でございます。当局の皆様におかれましては大変お疲れのところでございますが、どうかよろしくご回答をお願いいたします。 今回は大項目で3点、お伺いいたします。 それではまず1点目でございます。放課後児童クラブについてお尋ねをいたします。 放課後児童クラブとは、保護者が就労等により昼間にいない小学校の児童を対象に、放課後や小学校の長期休業中に適切な遊びや生活の場を提供し、児童の健全育成を図る事業とうたっています。放課後児童クラブ運営事業費の各年度の決算額を見ますと、平成26年度1億2,400万、平成27年度1億4,400万、平成28年1億7,300万、平成29年2億2,400万と、この4年間で1.8倍となっています。この間、公設クラブ数も14か所から15か所に増え、民間委託件数も4か所から9か所に増えています。 人口減少社会にあって労働者不足が叫ばれる中、保護者が就労する機会はますます増えていくことはあっても減ることは考えにくく、今後ますます放課後児童クラブの需要が増えていくと推定されます。特に人口増加著しい神照小学校たんぽぽクラブ、南小学校すみれクラブについては、この5年間で預かる児童数は1.4倍にもなりましたが、いかんせん世話をする支援者がそれに付随していません。 年々児童一人当たりの支援者数は減っていく中で、支援の中身です。支援員は、常勤、非常勤、アルバイト、シルバー人材センターからの派遣員とあるのですが、何とか支援員の数だけはそろえるため、例えば常勤は二人から3人、あとは非常勤、アルバイト、シルバーが10人となっています。年々常勤の数は減る一方です。 そこで、今回1番目の質問でございます。常勤の方が減っていることについて、このことについて当局は理解しておられますか。お願いいたします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 放課後児童クラブの指導員の常勤の方が減っているということでございます。 現在、放課後児童クラブにつきましては、毎日勤務いただきます常勤の支援員の方、それと週2回ないし4回勤務いただく、これ非常勤のと呼んでおりますが支援員の方、それと長期の休業期間には利用者が増えますので、その期間のみ勤務いただくという期間限定型の支援員さん、それとシルバー人材センターから指導員ということで派遣をいただいてるという構成で、クラブを運営をしております。 それぞれ支援員の皆さんは、放課後児童クラブの重要性を十分理解した上で支援に入っていただいてるということでございますので、雇用の形態にかかわらず熱心に取り組んでいただいてるというのを、まずもってお話しさしていただきたいと思います。 その中で、毎日、常勤で支援いただいてる数が減少をしているということでございます。これに対しましては、過去から、賃金あるいは手当を改定いたしますとともに、もう一つは、支援員に対する支援体制を強化しまして、雇用の確保と離職防止に努めておるというのが現状でございます。 以上です。 ○議長(松本長治君) 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) ありがとうございます。 私もしっかりした数字は、ちょっと今ここでは手元にないんですけども、一つのクラブがあるとしますと支援員、支援員の方が常勤の方ですから、こういう方は1時間幾らって割と高額なほうもらってるんですけども、そういう方が4、5人いるとしまして、その方が4年前。ところが今、4年たつと今二人とか、一人ということはないんですけども、どんと減ってしまってるのが現状です。 多分、親さんらは、小学校へ、朝、学校、子どもは行きます。そして3時から6時まで同じ学校で同じ所で預かってもらってるんだから、学校の先生は当然、教育の、大学で勉強の課程を受けて教師になられた、当然、支援員の方もそれなりの方だと親は思ってると思うんですね。ところが実際は、本当の支援員の方は元幼稚園の先生であるとか小学校の教諭とかそういう方が支援員になっておられるんですが、非常勤とかアルバイトとか、ましてやシルバーの方は全くそういうことは関係ない。子どもを育てるとか、そういうことが関係なく、そういう方が働いておられて、児童からは、先生、先生とか呼ばれてるんですけども、親さんはそういうことをちょっと理解してるのかなと、ほういうことを思います。 二つ目の質問に入ります。 長期休暇のときでございますけども、教室支援員、先ほど部長のほうから、長期休暇の休みのときには支援員を増やすんだという話、聞いたんですけども、その長期休暇のところ、例えば普段平日なら1年間を通して、4月から6月、7月までは90人として、長期休暇、夏休み40人増えて130人とこうなるんですけども、そういった場合、教室の数とか支援員の数というのは増えているんでしょうか。お尋ねします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 長期休業期間におきましては、通所する児童数が増加いたします。数字的には通年の1.5倍の児童数になるということでございます。当然施設の不足が見込まれる場合には、小学校さんの多大なるご協力を頂きまして、家庭科室や図工室等を借用することでスペースの確保を行っております。 また支援員につきましても、長期の休暇中ということでございますので、将来、教育あるいは保育を志望する学生さん、あるいはリタイアされておられますが、過去、幼稚園の教諭や保育士の経験がある方を中心に雇用をさしていただきまして、人材の確保に努めさしていただいております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) ありがとうございます。 多分、今、そういう、部長がお答えされるっていうことはちょっと分かってたんですけども。ここで教育委員会のほうに質問したいと思うんです。多分、教育委員会はこちらのほうの放課後クラブについては、これは健康福祉部のほうの部長がやられると思うんですが、実際、親さんは、子どもは朝、学校へ行く、そして夕方18時に学校へ迎えに行く。当然、同じ施設で同じ学校で、同じ敷地内で子ども預かってもらってるんだから、当然それなりの延長線上だと、こう思ってるんですね。私、そう思うんです、私は。ところが実態は、先ほど、夏、長期休暇になったときに、子どもが例えばいつもなら二部屋、ところが夏休みになると一部屋どっか、図工室も、空いた部屋を預ける。その間、ものすご離れてるんですよね。いくら子どもの数が増えたとしても、その支援員はそれだけの十分な人材はいないんです。 そういった中で、私は、学校によって、神照、南郷里小学校、南小、ずっと見て歩いたんですけども、先生によって温度差があるんですね、校長によって。その辺のことを、広いスペースがあるとこもあれば、南小みたいに。南郷里みたいに狭いとこもあるんです。その辺のことを、教育委員会のほうはご存じでしょうか。お尋ねします。 ○議長(松本長治君) 佐金議員、答弁者の指定はできませんので、よろしくお願いいたします。 ◆8番(佐金利幸君) じゃあもうええ、やめます。終わります。分かりました。失礼しました。失礼しました。質問にないこと聞いちゃいかんですね、すんません。 現実に、学校によって違うということを私はちょっと見てまいりましたので、その辺のことを非常に心配しております。 3番目の質問のほうに入ります。 認定資格者の配置割合についてということで、お尋ねします。 支援員の雇用形態ですが、当局としては人員を確保しなければと努力されているのでしょうが、経験のない方や高齢者を支援員としてそろえても、かえって周りの支援員に無理をさせることになります。また保護者の方も公設の放課後クラブだから、それなりの方が先生として支援員になってもらっていると思っています。ところが実態は、支援員を募集してもなかなか集まらないので、シルバー人材センターからも応援を頼んでいるのが実態です。当然子育てや育成支援の未経験者です。支援員の認定資格を、支援員全体の何割まで配置するとは決められないか、お尋ねします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 認定資格者の配置割合ということでございます。 支援員さんにつきましては、先ほど雇用の形態としては幾つかありますが、いずれも放課後児童クラブの指導員という立場は同一の立場でございます。それぞれその経験を生かした上で接していただいてるということが前提になります。いずれも初めて勤務いただける方もいらっしゃいますし、また長年経験いただいてる方もいらっしゃいますが、初めてになられる方につきましては、しっかり市のほうの研修を年間3回受けていただくなりして知識を付けていただく、それと指導員の中のリーダーさんからの、クラブの特性とか、それぞれの子どもたちの性格とかいろんなものがありますので、そこはしっかり指導を頂くという形を日々行っていただいております。 それと、県が実施いたします講習を修了いたしますと認定資格者ということになるわけでございますが、現在、各クラブには国の基準では1名以上置くということになっておりますので、各クラブには1名以上、適正に配置してるというのが現状とあります。しかしながら、この認定資格者の増員を図るということも大切なことでございますので、現在勤務いただいてる支援員さんにつきましては、順次受講のほうをいただいてるということを進めさしていただいております。 現在、認定資格者の割合は、全支援員さんの約4割の方が認定の資格を取っていただいてるということでございます。今後支援員さんはやはり増やしていく必要があるというふうに考えております。当然新しく経験される方でございますので、資格のほうの取得、また研修等をしっかり受講いただくという取り組みを進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) ありがとうございます。 資格のある方が4割ということをお聞きしましたので。先ほども申しましたけども、児童クラブの生徒数がこの4年間で1.4倍とか、そういうふうにどんどんと年々増えていっているっていうのが現実でございます。ほれは何かといいますと、今の就労人口が少なくなってきたいうことで、お母さんが働くようになって子どもさんを預けるということ、こういう現実が極端に増えてきたということが今の現実でございます。 次、4番目ですけども、支援員の加算ということで、しょうがい児童の受け入れっていうのがあるんですけども、学校では支援学級では手厚い支援を受けられてるんですけども、比較的、しょうがい児童の方がそのまま3時から放課後児童クラブに残ってしまうんです。その場合、逆に支援員の数を増やしてるのかどうか、その辺を少しお尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 支援員の加算でございますが、支援員の増員につきましては、考え方としましては、障害手帳を持ってる持ってないに関係なく、その学校内で特に支援が必要な子どもさん、おおむね3人に対して支援員一人を増員するという考え方は持っております。また実際それになるように努めているというところでございます。またそういうしょうがいをお持ちの児童さんへの適切な対応ができるように、専門機関のコーディネーターの方をお願いしまして、対象児童が通所するクラブを巡回し、支援員さんに対して、個別具体的な支援方法のアドバイスを行ってるというのが現状でございます。 ○議長(松本長治君) 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) ありがとうございました。 支援員の方をちょっと増やしてるってことをお尋ねして、ちょっと意外だなというふうに実は思ったんですけども、分かりました。そういうふうに増やしておられることを聞きまして、安心いたしました。 次、5番目の質問に入ります。支援員の支援窓口についていうことで、お尋ねいたします。 常勤の支援員は、子育て健全育成と高い理想を持って業務に精励しております。9月、10月は来年の入所者の募集もあり、日々の事務、これは日誌を付けるとか、勤務表の作成なんですけども、これをすることでも、する時間が実はないんです。場所もないのが現状です。皆さんは本当にこの正規の指導員の方、二人、3人とおられるんですけども、大変疲弊しています。疲れています。 そこで支援員の支援窓口の相談間口、相談間口を、こういうのを作るという仕組みは考えられないでしょうか。ちょっとお尋ねいたします。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) 放課後児童クラブにつきましては、それぞれ高い理想を持って業務に精励していただいてるということでございますが、やはり日々クラブの活動で発生するさまざまなトラブルがございます。またその対応や、児童への支援方法等、さまざまな苦労があるということをお聞きしております。したがいまして、それら児童さんへの支援方法に対する助言や指導、またサポートができますように、市では市内の小学校の校長あるいは教頭等の経歴のある方で退職されたOBの方に、放課後児童クラブの全体の管理者又は副管理者としておいでいただき、配置をさしていただいてるということでございます。 特に管理者、副管理者の方は毎日、毎日でございます、各放課後児童クラブを巡回いただきまして、支援が必要な児童さんのサポートというものを早い段階から入っていただきますとともに、各種トラブル等による緊急対応が必要となった際には、何はともあれ駆け付けていただき、それぞれの支援員と共に支援に入っていただいております。 また当然ながら支援員の方が日々抱えるさまざまな悩み等につきましては、懇切丁寧に耳を傾け、先ほど議員からご提案ありました相談窓口としての役割も担っていただいております。特に平成30年度からは、管理者、副管理者につきまして、教育委員会さんの温かいご高配を頂きまして増員を図っていただいたということもございまして、支援体制は強化され、この放課後児童クラブの支援員の相談しやすい環境整備が整いつつあります。 今後とも、そういう体制を、連携は強化して、支援員さんの業務を支援バックアップする体制を整えてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(松本長治君) 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) ありがとうございました。 確か、私も先ほど教育委員会のほうにお聞きしようとして、ちょっと外れてしまったんですけど、実際、健康福祉部と教育委員会と、ちょっと温度差があるように、私、見受けましてね。実際預かってるのは、場所も子どもも同じなんですよね。ただ時間帯が8時から3時まで、3時から6時までと、この差だけなんですけど、全く子どもは同じで、親さんも同じような思いでいるんです。でも中身が、あまりにもびっくりしたもんですから、その辺は教育委員会のほうが、ちょっと見てもらいたいと思います。 6番目、校外施設の移転についていうことで、今後児童が増えて空き室が足らない場合、校外施設、例えばまちづくりセンター等への放課後児童クラブの移転の可能性があるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(且本安彦君) まず放課後児童クラブの市の設置につきましては、本市条例におきまして、放課後児童クラブは各小学校の中に設置するということで、条例で規定されております。また、8月に、公設の放課後児童クラブを利用されている方に、本年8月ですが、利用の状況につきましてアンケートを実施さしていただきました。約93.9%の利用者の方が学校内もしくは学校の敷地内で、クラブをぜひ開設を今後もしてほしいというご希望がございました。 以上のことを踏まえますと、やはり放課後児童クラブは、小学校内での運営を原則としていくということで教育委員会と協議を行ってまいりたいと考えております。とりわけ児童数の多い小学校区がございますが、一方民間の放課後児童クラブ事業の開設も認められておりますので、児童数の多い小学校区におきましては、そういった民間の放課後児童クラブの開設がやはり促進されていくという形でなければ、小学校内で行うというのはやはり無理があるのも現実ですので、ここは民間の放課後児童クラブの開設が促進されるような施策も同時に検討していきたいというふうに考えております。 また最後、ご提案いただきましたまちづくりセンターに移転して放課後児童クラブをというお話でございますが、まちづくりセンター、やはり地域の皆さんのまちづくりの拠点ということでございます。放課後児童クラブに、というよりも、地域の皆さんが地域の子どもたちの居場所づくりということで現在もさまざまな活動をいただいておりますので、ぜひそういう活動が活発に促進されるというのが、ものすごく大事なお話だと思います。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) 分かりました。まちづくりセンター、少し無理かなと私もちょっと思ったりしますけども。ありがとうございました。 児童クラブ、この健全育成というのを目指して、子どもの発達を支援しながら、親さんが働いている時間を預かるというわけですけども、これは年々数が増えてきまして、また当然共稼ぎされる夫婦の方も今後増えていくばっかりになりますので、どうかその辺のことも踏まえてもらって、教育委員会のほうも、また現地のほうを見てもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは次の質問のほうに入らせてもらいます。長浜中央公園について、お尋ねします。 昨年、市民会館の隣に中央公園が位置付けられていることを知りました。昨年7月に長浜中央公園の見直しという、都市計画課からの説明を受けたからです。この公園を長く未整備のまま図面上の形だけにしておいたのは、職務怠慢ではなかったのかと思う次第です。 さて先月、宮司東町の市民の方から私に、長浜中央公園の名称と花壇予定地の管理を、自治会っていうのはこの宮司東町の自治会ですけども、募集しているが、宮東の住民は市民球場の隣へ公園を頼んだわけでもなく、ましてその管理を地元に押し付けるとはいかがなものかという連絡がありました。自治会に確認をすると、市役所からの依頼で、公園全体の維持管理は市役所が行い、一部花壇だけ地元有志に頼めないかという説明でしたが、このことについて幾つか質問をさしていただきます。 公園の維持管理について、このような都市公園法に基づく公園等の維持管理はどのようになっているのか、お尋ねいたします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 都市公園法に基づき地方公共団体が設置いたします都市公園は、設置者が公園管理者として管理することとなっております。本市が設置いたします都市公園も同様に市が管理を行っておりますが、公園のうち街区公園あるいは近隣公園など、主に地元の皆様が利用される公園については、地元自治会と協議し、従来日常の維持管理を各自治会にお願いさしていただいてるとこでございます。 新たな長浜中央公園について、今後愛着を持って地域の皆様に公園を利用いただけるように、設計上の参考として、周辺の皆様から当該公園内の活動へ、管理方法に対するご意見などを伺っている状況でございます。ご質問にございました花壇につきましても、花を育てたいというふうなご希望ないかなど伺ったものでございまして、現時点で維持管理を地元に押し付ける趣旨のものではございませんでしたので、それについてはご了解を頂きたいと存じます。 今後とも周辺住民の皆様のご意見やご希望等お伺いしながら、より良き公園としての維持管理の方法等について、協議、検討してまいりますので、今後ともご理解とご協力をお願いするとこでございます。 ○議長(松本長治君) 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) ありがとうございます。 多分、今の市のほうで公園の維持管理をされてると私は思ってました。ただこの宮司東の方が私のほうへ来られたのは、この方、今、現に山路川と道路の間の芝生地帯とか植木植わってるとこ、その方が一手にやってるみたいで、そんで、自治会のほうが、わしにまた来たんかという感じで、わしはとてもじゃないけどほんなことよう面倒見んぞというのが、どうも腹の底にあったみたいなんですけども、当然、市のほうで、好きな人がやってもらえばいいんですけども、そういう意味でやったら結構でございます。 2番目でございます。長浜新川本川についていうことで、長浜中央公園をなぜこの地に考えたのか、お尋ねします。と言いますのは、現在、十一川では、滋賀県により環境整備事業が実施されて、今、川がきれいに工事されてるんですけども、将来長浜新川本川がここを通る際は、長浜中央公園も見直しますと聞いています。これこそもったいない話ではないかというのが私の思いなんですけども、当局の考えを少しお尋ねいたします。 ○議長(松本長治君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(山田昌宏君) 新しい長浜中央公園については、現在の公園の代替性が確保できる近隣地での移転をすることや、既存施設との複合化あるいは多機能化の確保、それと整備費用の抑制、また地元の南郷里地域におきますまちづくりへの寄与などについて検討さしていただきました。 この中で、有識者あるいは地元住民の方によります検討懇話会の意見も踏まえた上で、今回長浜球場周辺地での整備が最も適したものと集約をさしていただいたものでございます。 議員仰せの長浜新川の本川整備につきましては、平成15年に滋賀県から長浜市に概略説明がありましたが、現在その正確な川の線形などは未定でありますし、整備の具体的な内容、時期についても明らかにされていないという現状がございます。今回の長浜中央公園の移転予定地としております長浜球場周辺地に、将来的に長浜新川の本川が及ぶことも考えられるため、影響があると予想されるエリアにつきましては、暫定的あるいは仮説的な整備にとどめているとこでございます。 議員仰せのとおり、現在、滋賀県も十一川の河川環境整備事業が行われております。この整備との調整をしながら、今後地域における憩い、遊び、楽しみ、やすらぎ、集い、こういったことに利用いただける空間となる公園整備をしていきたいと考えているとこでございます。 ○議長(松本長治君) 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) ありがとうございます。 南郷里に、市民会館の横に公園があったということで、同じ南郷里の中に、野球場の中も南郷里ですので、そこへ持ってこようという話をお聞きしましたし、しかし私はもう40年近く、図面上だけの中央公園を、なぜ今、長浜新川が来るとこへわざわざ持ってくるのかなと。またやっても、手直しをすんのがもったいないなというのが実は私の本音でございます。ただこのときになぜ今、この市民会館のこの中央公園を動かさなにゃいかんのかなと。私、先ほども申しましたけど、昨年の中央公園の見直しいうことで初めてあそこに図面上だけの形ですけども公園あったんだなと知ったんですけども。 実は私。3番目の質問に入っていきます。 先ほど草野議員のほうからも質問の話があったんですけども、平成24年8月、市民会館、旧市民会館は建物解体で売却という方針がいわれてるってこと聞いたんですけども、どうしても中央公園の話が突然過ぎるため、旧市民会館の跡地を民間へ売却するという道筋が見え隠れするという、こういう気持ちがあるんです。 実は地元の4町、宮司西、東、小堀町、そして柳町、この4町が、平成26年3月、平成27年11月、市長宛てに陳情書を出しております。これは市民会館が建設されたその当時、今からもう40年も前の話なんですけども、地元のあそこ、田んぼだったもんですから、あの田んぼを売却するときに、ここの周辺は官公庁街として整備しますよと。それでこの田んぼを譲ってくださいねというのを、覚書がないんですけども、そういうことを地元の方が、皆さんが言われるんです。それで今、あそこを長浜市が売却しよう、民間へという話が出たときに、もう最初から、26年の3月から陳情書が出てまして、それは当初の話と違うぞということで話が出てるわけですけども。 地元市民の理解を得ること。得ない状態では話を前に進めないようにと、同僚議員が昨年6月の常任委員会で念を押してるんですけども、このことについて、市としては変わりがないか、考え方に変わりがないか、その辺をお尋ねしたいと思います。すいません、お願いします。 ○議長(松本長治君) 総務部長。 ◎総務部長(米澤辰雄君) 旧市民会館の跡地活用における地元の方々へのご説明のことなんですけれども、これは先ほど草野 豊議員にもご説明さしていただいたとおりでございます。 また平成29年の6月に、予算委員会、議会のほうからもご意見を頂戴しております。それに基づきまして、先ほど申しあげましたが、地元で立ち上げていただいた懇話会との会合を通じまして、市の考え方、これ先ほど申しあげました25年の解体条件付き売却ということと、29年の四つの基本的な考え方、これをやはりちゃんとご説明申しあげまして、また併せて地元の方々のご意見、思いも丁寧にお聞きする中で、この跡地活用について理解が頂けるようにしっかりと努めていきたいと思っています。 ○議長(松本長治君) 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) 部長、そうおっしゃっていただいたんですけども、29年の5月、7月、財産活用室が、宮司のゆうあい会館っていうんですかね、あそこで2回ばかり、自治会と宮司西の住民の方と話し合いしとるんですが、全く平行線でした。また29年の10月、南郷里まちづくりセンターで中央公園整備基本計画の説明会があったんですが、このときも、地元の南郷里の宮司の方がそこで全く反対をされて、この話は毎回、宮司西の方が入って、頓挫してるのは現実です。 それを無理に、今の状態ですと民間に売却するって話もあるんですけど、どうか、その辺は私も地元から選ばれて出てますので、地元がこういうふうにして頼んでますので、私もじゃあ知りませんという話にちょっとなりませんので、地元の了解の下に、やっぱり、売却なら売却ってことなってもいいんですけども、今の状態では、元の地主さんが、あそこは官庁街にするんだということで売ったんだっていうことで今でも言っておりますので、その辺のあつれきをちょっと心配するわけでございます。また話し合いのほう、ゆっくりとお願いしたいと思いますので。それでこの質問を終わります。 次に三つ目の質問です。長浜北高跡地についてでございます。 今後の取り組みについてお尋ねいたします。今年の3月の卒業生をもって北高は閉校になりました。今の活用方法は決まっているのでしょうか。今後の取り組み、考え方を当局に伺います。 市民からは、公式のグラウンドゴルフ場を希望する声もあります。この際、広く市民からアンケートを取るのも一つの方法ではないかなと思いますが、どうでしょうか。市長が常に言われるチャレンジ・アンド・クリエイションをどうマッチングするのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(松本長治君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(古田晴彦君) お答えいたします。 旧長浜北高等学校校舎につきましては、県により近く解体の入札が執行され、今年度末までに解体、整地を行い、最終的には土地の周囲を囲い、敷地内に人が侵入しないよう措置を講じる予定と聞き及んでおります。 旧校舎の跡地利用につきましては、県に対し、具体的な方針が決定されるまでの間はグラウンドやテニスコートなど、地域の児童、住民に広く開放されるよう要望を行ってまいりましたが、施設的には水道、電気、トイレなどが使用できず、市民が利用する場所としては開放できないということでございました。 また今後の利活用につきましては、地域の意見を尊重し、地域特性や地域事情等を十分に勘案される中で、県において早期に方針を示していただけるよう、幾度となく要望をしておりますが、いまだ具体的な回答は伺っておりません。 地域の方々にとって学校という施設は、地域の中で大きな存在であり愛着があったことと思います。その跡地となる場所ですので、その活用につきましては、市民の方々の意見をさまざまな機会でお伺いし、県との調整に当たってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(松本長治君) 佐金利幸議員。 ◆8番(佐金利幸君) 私も、委員会の方にちょっと聞いてみたんですが、向こうは、逆に長浜市から何も使い方が出てこないから、ということを言われまして、長浜市は何も出してないんだなと、使用方法というのを、私はそういうふうに理解してるんですけども。ただこれも交渉事ですから、県と長浜市の。こちらが使いたいと言えば、向こうもこれだけの土地だから3億円、5億円ですよと言う可能性がありますので、それは何も交渉事でどういうふうに、どうしても県は使い方がないんだと、市へ、これ何か使い道はないんかと話を持ってくればまた別でしょうと思いますが。 ただ今回、今年プールが、暑すぎたんですね。もう暑うてプールが使えなかったんですね、今年は。それでやっぱりあの跡地は、前から私、言ってるんですけども、私らの会派の中で、あそこの温水プールを作るとか、またグラウンドゴルフを作るとかいうのがあるんですけども、ああいう形で、せっかくああいう広い場所ですから、交通の便もいいです、インターにも近いです。やっぱりああいうとこを、ちょっとやっぱり総合的に考えてもらいたいなと思います。どうかお願いいたします。 これで私の質問、終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(松本長治君) それでは、これをもって本日の一般質問を終了いたします。 本日の日程は、これをもって全て終了いたしました。 なお、明14日の会議は、会議規則第9条第2項の規定により開議時間を繰り上げ、午前9時から再開することを、9月6日開催の議会運営委員会でご協議いただきました。 よって明14日の会議は、午前9時に再開いたしまして、議員個人による一般質問を続行いたします。 本日は、これにて散会いたします。 ご苦労様でした。    (午後4時41分 散会) 会 議 録 署 名 議 員   議 長   松 本 長 治   議 員   押 谷 與茂嗣   議 員   鬼 頭 明 男...